ぶら~り相模の国

信州生まれの勘太郎、のんびり人生

今年(2021)のノーベル受賞者にフィリピンジャーナリストが

2021年10月13日 | Luzon島
ノルウェーのノーベル委員会は10月8日、2021年の
ノーベル平和賞受賞者として、フィリピンのマリア・レッサ氏と
ロシアのドミトリー・ムラトフ氏の2人のジャーナリストに授与すると
発表した。

レイスアンデルセン委員長は授賞理由について、両氏がフィリピンやロシアで
「表現の自由のための勇敢な闘い」に取り組んできたと説明しました。

レッサ氏はフィリピン出身で、オンライン調査報道メディアである
ラップラーの創設者である。数年かけて、ドゥテルテ政権の不正を報道した。
ノーベル委は「表現の自由を用いて母国フィリピンでの権力乱用、
暴力、権威主義の深化を暴露した」とレッサに平和賞を与えた理由を説明した。





ところで、マリア・レッサ氏は、8日に選考委員会がノーベル平和賞を
発表した際、報道の自由や独立したジャーナリズムについて議論する
オンライン討論会に参加している最中でした。





レッサ氏は、いったん討論会を退席して携帯電話で話した後、
信じられないというような表情を浮かべ、ほかの参加者たちから
祝福を受けていました。

このあと、レッサ氏は「何てことでしょう。こんにち、ジャーナリストで
あることがどれほど大変なことか、私たちが正しいことを続けることが
どれほど大変なことかを認めてくれたのだと思います。
ノーベル賞の選考委員会に感謝します」と話していました。
そして、「事実がなければ何も実現しない。たとえ事実が
つまらないものでも、それを共有することからすべてが始まる」と述べました。

(以上現地の報道等から)

(画像は現地報道から)
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