ちーむ☆ものくろ

黒色ダップー犬と飼い主の日々のつぶやき。
ときどき白黒ネコと茶色の犬の話も、ね。

虐待かもしれない

2017-09-13 | 日常・つぶやき

今朝のできごと。むごたらしいその姿が目に焼き付いてしまっている。

家事の手を休めて お茶とゆうらさんと しばしほっとしていた時だった。

道路のほうで猫の鳴き声がした。なんどもなんども鳴いていた。

仲間を呼ぶような声でもなく ヒート期の声でもなく。うつろな感じというか・・・

何か気になって窓を開けて道路を見ると 登校途中の小学生女の子が 前方一点を見つめて

固まっていた。その凍り付いたような視線の先から猫の声が聞こえる。

「どうしたの?」と女の子に声をかけながら近づいていくと。

キジトラの猫。まだ成猫になっていないだろうくらいの猫がたたずんでいた。

首のあたりに赤い物が見えた。最初は赤いリボンか首輪をつけていると思った。

もしかして 迷子の子猫ちゃんか と思った。

更に近づいて見ると・・・・・・・・・・・・

私も一瞬凍り付いた。

怪我をしている。それもただの怪我には見えないほどの。

首あたりから 人でいうと肩甲骨あたりまで毛と皮膚がない。赤い肉が丸見えになっている。

それも。四角く。とても不自然な怪我の形。

猫同士のけんかで あんな風にはならないと思う。

はっきりいって。四角く皮膚をはぎ取られた と私はみた。かなりな範囲。

お向かいのママさんも ベランダで洗濯物を干していて猫に気が付いて降りてきた。

やっぱり「この怪我 どう見ても不自然すぎるよ」と。

凍り付いている女の子を「大丈夫だから。こわがらなくていいよ。わたしたちが何とかするから」

と学校に行かせ 猫をどうやって保護しようか と話した。

痛いのだろう しきりに傷をなめようとするけれど。ちょうどなめられない位置なんだ。

お隣の車庫に猫は移動して そこにしゃがみこんだ。

どうしたの? 痛いよね。大丈夫だよと 声をかけながら少しづつ近づいてみた。

かわいいまん丸な目で私をまっすぐ見て 何回か鳴いた。

そしてまた傷をなめようと必死になる。

バスタオルか何かをかけて捕まえようか 

タオルを取りに行ってこようと思った瞬間。猫はずんずんとお隣に入って行ってしまい。

姿が見えなくなってしまった。

少しくらいひっかかれても 怪我してもいいから 抱きかかえてしまえばよかった。

と 後悔している。

だって あの異常な怪我。すぐに細菌やウイルスに侵されて。感染症になって死んでしまうよ。

せっかく生まれてここまで大きくなったのに。野良猫の運命で仕方ないといえばそれまでだけど。

クーさんを思いだす。クーさんもたぶん虐待された元野良猫。

誰もたすけなければ数日で死んだだろう。きっと5歳くらいで。

我が家で保護できたから20歳まで生きられた。

今朝の子も私がもう少し頑張れば 痛いことから逃れられて 

幸せに長生きできたかもしれないのだ。

ごめんね。もういちど鳴いてきたら 必ず助けるからね。

どこかで優しい誰かが手を伸ばしてくれることも 祈ってるからね。

 

動物虐待事件はなくなりません。

最近も税理士の男が逮捕されました。

猫を捕まえては 生きたままバーナーで焼いたり 熱湯をかけて虐待し。

それを配信していた。ひどい話です。

刑を重くしてほしいと署名活動が起きてると聞きました。

動物愛護法もまだまだ内容があまいと思います。

動物虐待はニュースで聞くだけのものではありません。

知らない きづかないだけ。身近で起きていたりするのです。

 

先日はやはり近所で お散歩中に愛犬の首輪が抜けてしまい 一時行方不明になったコが。 

4本脚全部の肉球が剥がれて 血だらけで戻ってきた ということがありました。

やけど状態だったそう。

虐待の確定はありませんけど その犬を診た獣医さんも首をかしげるような

不可解な感じであったらしいです。

夜の9時ころ 車のフロントガラスを割られた家もあります。

それもピンポイントのようにその家だけ。

夜9時なんて まだほとんどの人は起きているでしょう。

音に気が付いて見つかる確率高い時間なのに 平気でやる。

少し前 犬を庭で放していたら逃亡。戻ってきたとき 頭に大きなこぶを作って帰ってきた。

という話もあった。

そして 今朝の猫。

みんな場所が近いんです。近くにある児童公園周辺で起きているんです。

偶然なのでしょうか。

心が病んでいる おかしなひとがいるのかもしれないと思うと。

恐ろしい。

 

どうかこれ以上 弱い動物たちがつらい目にあいませんように。

今朝の女の子にとって トラウマになりませんように。

警察には言っておいたほうがいいのかな。

殺人事件を起こしたひと 最初は動物だったっていうひとが多いから。

 

自分の快楽やストレス発散ではなくて。

犬や猫が直接の原因でもなくて。

飼い主の行動に腹を立てて虐待する。

という場合もあります。

私たち飼い主は 日ごろからマナーを守ること。

わすれないようにしましょう。

わが子を守るには まずはいちばん大切な気がします。