ちーむ☆ものくろ

黒色ダップー犬と飼い主の日々のつぶやき。
ときどき白黒ネコと茶色の犬の話も、ね。

しっぽは気持ちを表す

2013-11-06 | 犬・猫と暮らして思うこと
今朝、テレビを流しながら家事をしていて、あるニュースに手が止まった。
コーギーが本国イギリスで来年、絶滅危惧種に認定されるかもしれないというのだ。
コーギーといえばイギリスの王室で代々かわいがられてきた犬種。
エリザベス女王は60年の間に、30頭あまりのコーギーを飼ってきたという。
そのコーギーがなぜイギリスで絶滅の恐れがあるのか。

それは動物福祉の法律の改正にあるらしい。
コーギーのしっぽを切ることを禁じたらしいのだ。
なぜしっぽを切るのか、私はその理由を今朝のニュースで初めて知った。
しっぽがおしりと触れる、足も短いから地面にもつきやすい、それで病気になる確立が高かったのか、
それを防ぐために切っていたとか。

コーギー。
ちょっと太めで、しっぽのないおしりをふりふりして歩く姿が愛らしいと、イギリス人に人気があった。
でも法律でしっぽがきれなくなって、その愛らしい姿になれなくなって、人気が落ちて、飼う人が激減。
飼う人が減り、求められる数も減ったから、繁殖をやめるブリーダーも相次いでいるため、激減しているのだという。
現在イギリス国内のコーギーの数は300頭未満しかいない。
来年はこの半分くらいになってしまう見込み。
だから絶滅危惧種に指定されるかも、なんだとか。

しっぽがあってはだめなのですか?イギリス人さん。
確かにときどきしっぽのあるコーギーを見かけると、見慣れないせいかアンバランスに感じるけど。
そのアンバランスな感じもよく見れば個性的でいいじゃない?って思うんだけど。

しっぽは喜怒哀楽、心の状態を表します。
いろんな動きを見ていると楽しいですよね。

今日のお散歩のゆうらさん。

ゆうら> ♪もったいないから ものたりないからいじわるなこともしちゃう~ ぱみゅぱみゅってかっ♪


しっぽはあがってますけど、力は抜けてます。
リラックスして楽しいときはこんな感じ。まさしく鼻歌もでちゃうよって状態。
苦手な犬が遠くに見えたりしたとき、警戒心が起きたときもしっぽはあがりますけど、
そのときは針金でも入ってるの?というくらいピンとまっすぐです。力入ってるねぇって。
緊張感が一目でわかる。

におい嗅ぎをしているゆうらさんのしっぽ。

あがってるけど、さっきの写真と比べると少し位置が低くなってる。
なんだかわからないにおいに対して好奇心もあるけど、ほんのちょっと警戒もし、不安もある。
気持ちが入り混じってることが表れている。

大好きなひとに会えばちぎれるくらいしっぽを振るし。
散歩が終わって家に入るときは「はあぁぁ、お散歩終わりかぁ」って、しっぽを垂らして残念がる。
しっぽでゆうらさんの気持ちがわかって、ついつい笑ったりしちゃって、楽しいんだけどなぁ。



イギリス国民さん。
しっぽのあるコーギーも愛してください。
しっぽの表情を楽しんで暮らしてみてください。


でもね、究極。
一緒に暮らして我が子になったら、しっぽがあろうとなかろうと。
そんなことは関係なくなるよね。
見た目じゃない、「その子」が愛おしいってことに気がつくから。

現在のゆうらさん。定位置に


足が短くても、胴が長くても。ときどき歯がてでますよ~、でも。

ゆうらはかわいいぞおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ

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