最前線の子育て論byはやし浩司(2)

子育て最前線で活躍する、お父さん、お母さんのためのBLOG

●湯谷温泉・夜祭り+和太鼓ショー

2011-08-09 09:33:00 | 日記
●湯谷温泉・「湯の風HAZU」(愛知県湯谷温泉郷)

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愛知県の東端に、湯谷温泉という温泉郷がある。
その温泉郷で、一押しの旅館といえば、「湯の風HAZU」。
温泉よし、料理よし、眺望よし。
部屋もゆったりと広く、両腕を伸ばして、のんびりできる。
(実際に、両腕を伸ばすわけではないが・・・。)
料金も1人一泊、1万円~1万3000円程度(平日)。

もう何度か来たことがあるが、そのつど大満足。
渓谷の宿として、星は3つの、★★★。

(ただしそれなりにやや老朽化した旅館であることは事実。
内風呂のタイルは、何枚か剥げ落ちていた。
ベランダの柵などのペンキが随所ではがれて、サビが表に出ていた。
大浴場のコックの一つは、故障していて、湯が出なかった、などなど。)

露天風呂で知り合った男性は、愛知県の春日井(かすがい)から来ていた。
今日(日曜日)はこの宿で一泊。
明日は浜松で仕事をし、午後にまた春日井まで戻るとのこと。
そういう利用の仕方もある。

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●湯谷駅(飯田線)

 夕食後、湯谷温泉駅まで歩いた。
今夜はそこで、「湯谷・夜祭り」があるという。
時刻は薄暗くなりかけた、午後6時30分。
宿で、300円の利用券を2枚くれた。
それをもって出かけた。

 湯谷温泉といっても、半数以上の旅館が店を閉じている。
今はさみしい温泉街。
そういう温泉街でも、たくましく生き残っている宿がいくつかある。
そういった宿は、どれも本気。
「はづ別館」「泉山閣」など。
本物だから、生き残った。
清らかな渓流を楽しみたいという人には、最適。

●山・旅館

 私はもともと山育ち。
だからこういう温泉街へ来ると、スーッとその世界に入ってしまう。
安堵感を覚える。
安心感?
郷愁?
ここは遠い昔、母が生まれ育った、岐阜の山。

 一方、ワイフは、海育ち。
海の見える旅館を好む。
旅館というより、ホテル。
だからできるだけ交互に、こうした旅館へやってくる。
海・ホテルに泊まったら、つぎは、山・旅館、と。
今回は、山・旅館。

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●料金

 旅館やホテルのよさは、料金と照らし合わせて、決まる。
高級旅館もあれば、そうでないのもある。
料金の安い旅館に泊まり、「サービスが悪い」とか、「料理が悪い」とか、
そんな勝手なことを、言ってはいけない。

 そこで私なりの公式を考えてみた。

(総合評価)÷(料金)=(評価)

 今回は、ジャランの格安コースというのを利用させてもらった。
ふだんなら、1万2000円(1名1泊)のところを、1万0500円。
だから(総合評価)÷1・05で、評価が決まる。

 また総合評価は、つぎの5つで決まる。
(点数は、それぞれ、0~2点で評価)

(1)環境(眺望)
(2)温泉(風呂)
(3)料理
(4)部屋
(5)その他のサービス

 この公式で計算してみると、最近泊まったKMホテル(愛知県刈谷)は、こうなる。

★KMホテル(ビジネスホテル)

(1)環境(眺望)……0
(2)温泉(風呂)……0(なし)
(3)料理……0(簡単な朝食のみ)
(4)部屋……1・5
(5)その他のサービス……0(なし)

1・5÷0・6=2・5
つまり星は、2つか3つの、★★

★国民宿舎OK

(1)環境(眺望)……1・5
(2)温泉(風呂)……1
(3)料理……1
(4)部屋……1
(5)その他のサービス……1

5・5÷0・9=6・1
つまり星は、5つの、★★★★★

では、湯の風HAZUはどうか

 ……やはり評価はやめておく。
ブラックリストに載ったら、次回、宿泊できなくなる。

●渋川温泉

 で、若いころは、浜松の奥にある、渋川温泉というところへ、よく行った。
山の中の一軒宿。
オーストラリアから友人が来ると、いつもそこへ案内した。
で、その旅館に、イチロー、つまりあのプロ野球選手のイチローがやってきたという。
イチローが絶頂期のころのことだった。

 その直後、私たちも泊まった。
が、うわさは本当だった。
ただ宿の主人も気がつかないほど、こっそりとやってきて、こっそりと帰っていったという。
その話しを聞いて、「なるほどな」と、私は思った。
「ああいう人だから、こういう旅館に泊まるんだ」と。

 が、今はその渋川温泉も、名前を残すだけとなった。

●Aさん親子

 湯谷温泉で、Aさん親子と会った。
偶然中の偶然。
「よく似た子どもがいるなあ」と思ってながめていたら、A君だった。
その横に、Aさん(母親)が立っていた。

 しばらく話す。
「ここへはよく来ます」とAさん。
が、ときどきこういうことがある。
人口80万人。
そんな都会だが、思わぬところで、思わぬ知人に会う。
最近は、そういうことが多くなった。

 Aさん(母親)自身も、私の教え子。
Aさんは、市内の総合病院で勤務医をしている。
そのAさんの2人の子ども(姉と弟)も、今、私の教室に通ってきている。

 銃を使った商品落としをやった。
いちばん大きなピストルをねらったが、当たっても、ビクともしなかった。
倒れたら、それをA君にプレゼントするつもりだった。

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●和太鼓

 湯谷温泉駅の前で、和太鼓ショーが始まった。
太鼓のもつ迫力には、いつも驚かされる。
今回も驚いた。

 日本にも無数の伝統的文化がある。
和太鼓も、そのひとつ。
世界に誇れる、伝統的文化。
オーストラリア人が耳にしたら、ひっくり返って感動するだろう。
いつだったかニュージーランドの、マオリ族のダンスを見たことがある。
あのときもその迫力に感動したが、和太鼓とは比べ物にならない。
和太鼓1個で、マオリ族10人は、倒せる。
2個で、30人は、倒せる。

 ワシントンのホワイトハウスの前で演奏してやったらよい。
大統領も腰を抜かすにちがいない。
演奏の一部は、ビデオカメラに収めた。
家に帰ったら、YOUTUBEにUPするつもり。

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●豪雨

 書き忘れたが、浜松市を出て、愛知県の県境を越えたところで、雨が降り出した。
ものすごい雨だった。
はじめは「これで洗車しなくてすむ」とのんきに構えていたが、そのうち前も見えないほどのドシャ降りになった。
ワイフは温泉を心配した。
私は「かえって楽しみ」と答えた。

 雨の日に露天風呂に入るのは、これまた格別。
風情があって楽しい。
事実、宿へ着くと、いつもの景色とは違っていた。
山々の木々が水墨画のように、雨煙の中にかすんで見えた。
それを見て、ワイフはこう言った。
「すてきね」と。

 私もしばし、その景色に見とれた。

●温泉

 どこの温泉でもそうだが、温泉というのは、2度、3度と足を運んで、それでよさがわかる。
中には「2度とごめん」というのもある。
が、2度、3度と足を運ぶうち、体がその温泉になじんでくる。
リラックスできるようになる。

 人間関係と似ている。
初対面だと、何かと気を遣う。
何年かつきあうと、その気遣いが取れる。
温泉のばあいも、何回か通ううちに、その気遣いが取れる。
その温泉のよさがわかるようになるのは、そのあと。
まず体が慣れる。
ついで心が慣れる。
ほっとするような安堵感。
それを覚えるようになる。

●日本の文化

 日本の温泉旅館は、日本の文化。
欧米には、日本の温泉旅館と比較できるようなものは、ない。
あえて言うなら、サナトリウム(保養所)というのがある。
しかしサナトリウムにしても、治療が目的。
温泉を利用したところもあるが、日本の温泉とは、明らかに趣を異にする。

 そのため日本の温泉旅館は、日本びいきの外国人には、人気がある。
もう10年前のことだが、年に何回も日本へやってきたオーストラリアの友人がいた。
しかもどこが気にいったのが、青森県の端にあるひなびた温泉地。
日本へ来るたびに、そこまで足を運んだ。

●ファイルのコピー

 温泉の話しばかりを、書いた。
話題を変える。

 ここへ来るとき、コンビニでパソコン雑誌を1冊、買った。
今回は、「日経PC21」。
USBメモリーの使い方を特集していた。
それには理由がある。

 恩師の田丸先生から、2日前、メールを受け取った。
件名には、「困ったことになりました」とあった。
読むと、先生が使っているホームページのファイルが消えてしまったということらしい。
そのため、先生は真っ青になった(?)。
私も何度か、経験している。
ファイルが消えたときの恐ろしさは、言葉では表現できない。
まさに「真っ青!」。

(そう言えば、パソコンの世界では、致命的な故障が起こると、画面がブルーになる。
称して「ブルー画面」。
ブルー画面が出たら、そのパソコンは臨終と思ってよい。)

 で、私は先生のHPの原稿をすべて吸い出した。
コピーし、別のHPに張りつけた。
作業には、1時間ほどかかった。

 ・・・という失敗は、多い。
つまり何らかの拍子に、ファイルがどこかへ消えてしまう。
そういうことはよくある。
だから重要なファイルは、二重、三重のコピーを取っておく。
これはこの世界の常識。
が、先生は、それをしていなかった(?)。

 で、そのコピーの仕方には、いろいろある。
私のばあい、手動でそのつど、別のハードディスクにコピーを取っておく。
WINDOW7には、自動バックアップという機能もついているが、これだと不必要なファイルまでコピーしてしまう。
そのため、いらぬところで、いらぬ時間がかかってしまう。
コンピュータの動きが、突然鈍くなってしまったりする。
だから私は利用していない。

 簡単にコピーを考えるなら、USBメモリーを使うのがよい。
その方法が、「日経PC21」に、載っていた。

●景気

 が、やはり気になるのは、明日からの国際経済。
今や、日本の景気は、どん底中のどん底。
今回(先週)も、日銀は、10兆円~15兆円近い、お金をバラまいた。
しかし笛吹けども、踊らず。
結局、そういうお金は銀行を経由し、国債購入という形で、再び日銀に還流される。
が、これでは景気はよくならない。

 内需・・・つまり、お金というのは、使ってこそ、生きる。
例をあげて、説明してみよう。

●内需

 ある客が100万円の電気製品を買ったとする。
その100万円は電気店に支払われる。

(1) 電気店は、そのうちの20万円(1)を取り分として、80万円を卸業者に渡す。
(2) 卸業者は、そのうちの20万円(2)を取り分として、60万円を製造会社に渡す。
(3) 製造業者は、そのうちの20万円(3)を取り分として、40万円を、原材料会社に渡す。
(4) 原材料会社は、そのうちの20万円(4)を取り分として、20万円を、鉱山会社(商社)に渡す。
(5) それぞれの段階で、それぞれの20万円(5)は、社員の給料として、社員に支払われる。
(6) 社員は、そのお金で、食料を買ったり、衣服を買ったりする。

 つまり直接的に動いたのは、100万円だけかもしれない。
しかしその100万円は、連鎖的に(買い手)→(鉱山会社)へと、段階的につながり、(1)~(5)と、合計すると、100万円分、移動することになる。
電気製品を購入した最初の客と合わせると、計200万円が動いたことになる。
実際には、それぞれの段階で、社員が給料として受け取り、それを使うので、3~4倍のお金が市中を動くことになる。

 これが内需である。
言い換えると、タンス預金が、いかに積み深いものであるか、これでわかるはず。
銀行にしても、本来なら、そのお金を投資してこそ、お金を生かすことができる。
が、それで国債を購入してしまえば、タンス預金と同じ。
死に金になる。

 今、日本中が、上(銀行)も下(庶民)も、その死に金づくりに奔走している。
「先が見えない」という不安感が、そうさせている。

●大地震

 もうひとつ気がかりなのは、大地震。
途中を飛ばして話すと、つまりこういうこと。

 東海地方から四国に及ぶ範囲で、近く大地震が起こるかもしれないという。
3・11大震災と同規模か、それ以上の規模の地震になるかもしれないという。
今朝の中日新聞にも、そんな記事が載っていた。

 が、これは予測でも、予言でもない。
過去に幾度となく繰りかえされた、地球の地殻変動。
それが何百年ごとに、繰りかえされる。
その時期が迫っているという。

●ヤラセ

 それにしても腹立たしいのは、佐賀県のF知事。
「九州電力の営業本部長」(報道)とヤユされている。
つまりヤラセにヤラセを重ね、九州電力の側に立って、原発開発を推し進めた。
いったい、この日本は、どうなっているのか?

 官僚と財界(ゼネコン)、それと政治家が三位一体となり、国の進むべき道をゆがめている。
さらに東北電力では、関係する県の県議会議員(主に自民党議員)を、取締役として迎え入れているという。
月1回程度の会合で、20万円の給料を払っているとか(「週刊文春」)。

 しかしこうした手法は、何も政治の世界だけの話しではない。
宗教団体も、同じような手法で、評論家と言われる人たちを、つぎつぎと手なづけている。

関連雑誌に、寄稿を依頼する。
目の玉が飛び出るほど高額な原稿料を払う。
あるいは講演に講師として呼ぶ。
同じく目の玉が飛び出るような高額な講演料を支払う。
そういう世界では、ワンステージ、150~300万円が相場。
(1回の講演料が、150~300万円だぞ!)

 東京では、「テレビで有名になって、地方で稼げ」が合い言葉になっている。
地方は地方で、「東京でテレビに出ている人」というだけで、惜しみなく高額の料金を払う。
もちろんその逆のこともある。

 2年前、東京から講師の依頼があった。
「交通費込みで、2万円」とか。
(交通費だけで、1万7000円もかかる。)
「これもボランティア」と、私は割り切った。
承諾した。
が、そのあとのメールが私を怒らせた。

 「了解いただいて、ありがとうございます。
これから(小学校の)クラス会にかけて、先生(=私)にするかどうか決めさせていただきます」と。
東京の人は東京の人で、地方の人間を、そのように見ている。

 この日本で、清貧を旨とし、ただ一人、こうした利権団体と無縁な世界で評論しているのは、この私だけ。
たぶん(?)。

●YOUTUBE

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(夕食風景@湯の風HAZU)

(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 BW はやし浩司 幼児教室 育児 教育論 Japan はやし浩司 湯の風HAZU 湯谷温泉 愛知県湯谷温泉郷 和太鼓 和太鼓演奏)


Hiroshi Hayashi++++++Aug. 2011++++++はやし浩司・林浩司

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