最前線の子育て論byはやし浩司(2)

子育て最前線で活躍する、お父さん、お母さんのためのBLOG

101 Mystery of Buddha's Birthplace by Hiroshi Hayashi

2012-11-19 22:33:03 | 日記
【101・釈迦の謎(釈迦の謎の生誕地)】

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http://youtu.be/uPJQUheaLUk

○釈迦の謎

 今朝は、釈迦の謎について調べた。
以前も、何度か、調べた。
が、釈迦といっても今回は、釈迦の「生まれ」の謎。
「生まれ」については、謎が多い。
場所とか、生まれ年のことではない。
そういったことは、その道のプロに任せておけばよい。
ここでいう「生まれ」というのは、だれがどのようにして、釈迦を釈迦にしたかということ。

○フィルザバード

z1

たとえば『謎の点と線』をつないでいくと、奇妙な事実にぶつかる。
たとえばフィルザバード(Firuzabad)。
真円形の美しい形をした都市である。
が、広すぎて、ごく最近まで、その住人たちは、自分たちが円形の町に住んでいることにすら気がつかなかったという。
(以下、「円形都市」とする。)
直径が約2キロ。
そのフィルザバードには、何本かの線が走っている。
道である。

道というのは、古代文明の中でも、建物よりも長くそのまま残ることが多い。
一度でき、そこを人が通るようになると、そのまま残る。……残りやすい。

その中の一本の道が、円形都市を真一文字に横切るようにし、そしてそのまま釈迦の誕生地にまっすぐつながっている。
「一分の狂いもなく」である。
(「一分」という言い方には問題があるが、別の言い方をすれば、「ズバリ」。)
つまりフィルザバードは、明らかに、釈迦の生誕地を指し示している。

○謎の交差点

a30

 もうひとつ、釈迦の生誕地を示している円形がある。
といっても、その円形は、私が発見した。
そのいきさつは、つぎのようである。

 まずモヘンジョダロと、北極を結ぶ。
つぎにギザと、敦煌を経て、殷墟(跡)を結ぶ。
その交点をクロスポイント(A)とする。
重要なクロスポイントである。
言うなれば、道しるべ。
この道しるべに従い、四方八方へ、線が走る。
が、そのクロスポイントには、何もない。
遺跡らしいものも、ない。

 そこで「何かあるはず」と思い、調べてみると、それが「あった!」。
円形の公園である。
不思議な公園である。

(どう不思議かは、ビデオを見てほしい。
このビデオは、けっしてみなさんを裏切らないはず。)

その公園にも、同じような道があり、その道を真一文字に延ばすと、やはり「一分の狂いもなく」、ルンビニにつながっている。

 それを今朝、まずビデオ化した。

○釈迦の謎

 となると、ここで大きな謎にぶつかる。
これら2つの地点は、釈迦が生まれる前から、そこにあったはず。
時代的には、ギザのピラミッドがあり、モヘンジョダロがあった時代である。
となると、その時代から、これら2つの地点は、ルンビニを指していたことになる。
もしこのとき、つまり線を延ばしてみたとき、そこに「狂い」が生ずれば、私は、この説を引っ込める。
が、何度も書くが、「一分の狂いもなく」である。
(こういうときは、逆に、ルンビニから、フィルザバード、クロスポイント(A)に、直線を引いてみるとよい。
どうつながるかは、そのとき、よくわかる。)

○もうひとつの可能性

 あるいは、もうひとつの可能性がある。
フィルザバード、クロスポイント(A)は、釈迦の活躍以後、建設されたという可能性である。
が、フィルザバードはともかくも、クロスポイント(A)は、釈迦が誕生したと思われる以前に、すでにあった。
フィルザバードにしても、ギザ→モヘンジョダロ→プレア・ビヒアを結ぶ線上にある。
「ライン」の中でも、メジャー中のメジャー。
最重要ラインである。

 ……フィルザバードが、いつ、どのようにしてできたかを知れば、同時に釈迦が生まれた年を、ある程度特定できるかもしれない。
しかし住人ですら気がつかなかった、円形都市である。
人間わざとは、とても思えない。
つまりそれほどまでに真円に近い都市を築くのは、とても人間わざとは思えない。

○計画されていた?

 つまり釈迦の誕生は、釈迦が誕生する前から、すでに計画されていた。
ビデオの中では、「arrange(計画)」とか、「planned(計画)」とかいう言葉を使った。
となると、またまた大きな謎が生まれる。
「だれによってか?」と。

 ……と、まあ、ここに書くまでもない。
「だれ」というのは、地球を宇宙的視野で見ることができた人。
モヘンジョダロやギザ、さらには敦煌を知っていた人。
またそういった遺跡を、(現在は遺跡だが)、作った人。
釈迦を人間の指導者にしようと、もくろんだ人。
そういう人によって、釈迦は、この世に生み出された。
釈迦は釈迦になった。

……と考えざるを得なくなる。

○釈迦の教え

 こうして考えていくと、釈迦の教えは、(イエス・キリストの教えもそうだろうが)、異星人そのものの考え方を表したものということになる。
またそう判断して、まちがいない。

 キリストについても、同じことが言えるはず。
が、キリストの生誕地であるベツレヘムにしても、エルサレムにしても、宇宙的視点で見ると、エジプトのギザと重なってしまう。
釈迦のケースように、点が見つからない。
点が見つからないから、線でつなげない。
たとえばベツレヘムとエルサレムの距離は、長くて7~8キロしかない。
1時間で歩ける距離である。

 ついでながらそれを知ったとき、私のワイフは、こう言った。
「そんな狭い世界だったの?」と。

 乗り物のない時代の話である。
当時の人たちの行動半径は、そんなものだったかもしれない。
キリストにしても、(その狭い世界)で、真理(神理?)を説いた。
それが世界に広がった。

○異星人との対話

 異星人は、人間の生活と、深くかかわってきた。
それを今朝、再確認した。
が、それだけではない。

 釈迦だけで、(恐らくキリストも)、宗教を広めたわけではない。
釈迦は宗教を開き、それを説いた。
それは事実だが、それを広めたのは釈迦自身ではない。
弟子たちが広めたということも考えられるが、弟子だけの力でも足りない。
つまり、ここで別の作戦部隊が動き出す?

 たとえば仏教にしても、アショカ王によるところが大きい。
アショカ王が、仏教を国教とした。
キリスト教は、言うまでもなく、ローマの国教となった。
それ以後、仏教にせよ、キリスト教にせよ、勢力を急拡大させる。

 つまり異星人たちは、ときの権力者を、うまく使った(?)。
改宗させるなら、まずトップから……と。
そんな構図も、こうした『謎の点と線』から、浮びあがってくる。

○真の支配者

 結論を先に言えば、地球の本当の支配者は、人間ではない。
私たちが「異星人」と呼んでいる、宇宙人である。

(これについて、オーストラリアの友人は、こう言った。
「地球上に住んでいるなら、エイリアンではないよ」と。
「Alien」というときは、「外星人」をいう。
地球に住んでいるなら、「エイリアン」、つまり「異星人」とは言わない、と。)

 ともあれ、人間は、その配下でうごめく、別生物ということになる。
少なくとも、異星人の目から見れば、そうだろう。
繰り返しになるが、異星人が「主」、人間が「従」である。

 で、その間を埋めたのが、釈迦であり、キリストであり、それにムハンマドということになる。

○一線

 で、その証拠というわけでもないが、異星人たちは、しっかりと一線を守っている。
人間と自分たちを、はっきりと区別している。
そのことは、古代遺跡と呼ばれる遺跡を見れば、よくわかる。

 ここでいう「区別」というのは、人間は人間として、明らかに下等生物として、「下」に置いていた。
こうした関係は、たとえば人間とサルの関係を知れば、わかる。

 私たちが野生のサルを飼いならすとき、餌は与えるが、決してピストルの使い方までは教えない。
教えたら、たいへんなことになる。
それがここでいう「一線」である。

 異星人たちは、人間に対してさまざまな工作を行った。
指導もした。
今の今も、それをしている。
が、その一線だけは、しっかりと守っている。
いろいろ教えてはくれるが、そこまで。
ピストルの使い方のようなことは、人間には教えない。
つまり私たち人間は、サル。
異星人にしてみれば、サル同然。

○天文学

 で、あえて一言。

 何が天文学だ!、と。

 どこの遺跡でも、学者と呼ばれる人たちの間で共通している言葉は、天文学。
天文観測所。
何かにつけ「天文」という言葉をよく使う。
あのナスカ平原にしても、その流れを受け、こんな説を唱える学者がいる。
「何本かの線は、夏至、冬至のときの太陽の昇る位置、沈む位置と一致しました」と。

 バカめ!
(はっきりと「バカ」と、私は書く。)
たかが夏至や冬至の日の、日の出、日没の方向を知るために、平原に何キロ~10キロもの長い線を引く?
しかも宇宙からでしか、それがわからない。
どこのだれが、そんな線を引くか!

 ともかくも、何かにつけ、「天文」という言葉をくつける。
「天文」という言葉をつければ、それですむと考えている。
そうかもしれない。
しかし「天文」では、腹はふくれない。
生きていかれない。
何万人もの人たちが、何年もかけ、ピラミッドのような無用の長物ばかり作って、どうなる。
どうする。
あの益田岩船(明日香村)にしても、夏至・冬至説があるのには、驚いた!

 つまり一連のピラミッドにしても、本当に天文観測所なら、異星人たちはそれを、人間のために造ったのではない。
自分たちのために、人間を奴隷として使い、それを作った。
目的はわからないが、恐ろしく数学の好きな人たちである。
すべてが数字で動いている。

 言い換えると、私たち人間も、そうした一線を知った上で、逆に異星人とつきあう。
過大な期待は禁物。
それに、先日も書いたが、異星人には、人間がもっているような感情はない。
映画『スタートレック』に出てくるスポック博士のような異星人を、想像すればよい。
そういう人たちである。

○神と仏

 釈迦の生誕地は、ここに書いたように、いろいろな場所からつながっている。
フォルザバード、クロスポイント(A)は、そのうちの2か所に過ぎない。
そうした事実から、私はこう思う。
釈迦は、自分の力だけで釈迦になったのではない。
釈迦には、私たち人間の人知をはるかに超えた力が働いた。
それを「仏」というのなら、それはそれで構わない。
人間の神や仏の向こうに、さらに大きな、宇宙全体を包む神や仏がいたところで、私は驚かない。

 が、だからといって誤解しないでほしい。
私は神や仏を否定する者ではない。
むしろ逆。
それがどんな神や仏であったも、構わない。
もし私たちが知っている神や仏の向こうに、さらにそれを統括する神や仏がいるなら、その神や仏を知りたい。
そのために、こうして謎を解いている。

 私たちが広大な宇宙を見て、神や仏を感ずるように、異星人たちは、さらに広大な宇宙を見て、神や仏を感じているのかもしれない。
それを異星人は、私たち人間に伝えた。
釈迦やキリスト、ムハンマドを使って、伝えた。
そう考えると、宗教の向こうにあるものが、見えてくる。
つまり仏教も、キリスト教も、イスラム教も、本(もと)はひとつ。
それをバラバラにしてしまったのは、ほかならぬ、私たち人間ということになる。

○終わりに

 ……ということで、釈迦の生誕地にまつわる謎は、底なしに深い。
人間の歴史そのものに、深く、食いこんでいる。
そのため、もし釈迦の生誕地についての謎が解ければ、宗教の謎そのものも解けるかもしれない。

 釈迦やキリストは、だれなのか。
ムハンマドは、だれなのか。
どこから来たのか。
だれによって指導されたのか。
私たち人間に、何を教えようとしているのか。
何が目的なのか。
ついでに将来のこととして、私たちをどうしようとしているのか。
そういった一連の謎が解ける。

 つまり釈迦が生まれたとき、すでにフィルザバードの円形都市の中に、ルンビニを示す道はあったのか。
すでにクロスポイント(A)の円の中に、ルンビニを示す道はあったのか。

(もうひとつの可能性は、釈迦が生まれたあと、それぞれの地点に道を書いたという可能性もある。
が、もしそうなら、なぜ、そんなことをしたのか。
目的は何か。
そんな謎も生まれる。)

 ともかくも久しぶりに今朝は、釈迦の謎に迫ってみた。
大切なことは、問いつづけること。
答は、かならず、向こうからやってくる。
私はそれを信じている。
2012/11/19記

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Hiroshi Hayashi+++++++Nov. 2012++++++はやし浩司・林浩司

At KKR Atami, Atami, Shizuoka, Japan by Hiroshi Hayashi

2012-11-19 10:04:53 | 日記

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子育て最前線の育児論byはやし浩司   2012年 11月 21日
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【1】(子育てのこと)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

【子どもの勉強部屋を考えるfor受験生】(NHK教育テレビ用、原稿)

○学問と勉強

 学問と勉強は、基本的に異質的なもの。
同じではない。

学問は、真理の探究をいう。
勉強というと、知識の吸収をいう。
そういうニュアンスが強い。
もっともわかりやすいのが、受験勉強。

一定の課題を与えられ、それを消化し、点数へとつなげていく。
平たく言えば、「作業」。
作業が悪いといのではない。
そもそも人間というのは、怠け者。
適度の緊張感と、絶壁感、つまり追い詰められた状況がないと、勉強をしない。
また受験勉強は、運動と同じで、ある種の苦痛がともなう。
その苦痛を乗り越えるのが、緊張感と絶壁感ということになる。

○割り切り

 受験勉強の基本は、「勝てば官軍」。
点数をつけるときも、「みなが100点では困る。差がつかない。
が、みなが0点だともっと困る。差がわからない」。

 学問というときの、ビューティフルな達成感がともなわないのは、そのため。
が、そこに「選抜」があるなら、選抜は選抜として割り切って準備する。
より能率のよい方向、より効率の高い方法をさがす。
そのために学習環境があり、学習部屋があり、間取りがあり、机があるということになる。

○受動性

 ここにも書いたように、受験勉強の基本は、(1)与えられた課題をいかに消化し、(2)点数に結びつけていくかということ。
この基本は、50年前も、今も、変わっていない。
つまり基本は、「従順性」。
学生自身の問題としては、「受動性」。
昔から言い古された言葉だが、「詰め込み」。
この図式は変わっていない。

 受験勉強の世界では、「私はこう考える」「私はこう思う」というのは、通用しない。
だからというわけでもないが、それに耐えられる学生もいれば、そうでない学生もいる。
耐える学生にしても、耐えられない学生にしても、苦痛、つまりストレスとの闘いということになる。

 が、人間というのは、ストレスに対して、それほど強い抵抗力をもっていない。
持続的、慢性的につづくなら、なおさら。
誘惑というが、脳内にたまった悪玉ホルモンを、音楽などを聞くことによって、たとえばエンケファリンとかエインドロフィン系のホルモンによって調整することもできる。

 誘惑イコール「悪」と決めつけて考えることはできない。
心がそれを無意識のうちにも求めるというケースも、ある。

 ○部屋を作る4つのポイント

 勉強部屋には4つのポイントがある。

(1) 目の前の空間を、最大限、広くする。
このことは反対に、机を壁に向けて置いてみたばあいを考えてみればよい。
慢性的な抑圧感が、憂うつ感に変わるということは、容易に想像できる。
人間も、太古の昔、マムスター(ネズミ)のような存在だった。
その習性が今でも残っているらしく、不要なものを、隅へ隅へと置く習性がある。
が、机が部屋の中央にあると、それができない。
いったん、リズムが乱れると、反対に壁についた机は、そのまま物置になるケースが多い。
ほとんどがそうではないか。

(2) 机は広く、開放的な平机。
机は多(用)性があればあるほど、よい。
一方から使えるものではなく、2方、3方から使えるものがよい。
またパソコンのメモリーと同じで、広ければ広いほど、作業はしやすい。
また部屋の中央に置けば、物置になる可能性は、ぐんと低くなる。
私の調査でも、小学1年生のばあい、3か月目には、70%の子どもが物置として使っていることがわかっている。
言うまでもなく、目の前の空間を広くするためには、平机が好ましい。

(3) ドアの位置
座った位置から、ドアが見えるようにする。
背後から人が入ってくる……というのは、不安。
意識しない世界で、その不安感が蓄積する。

(4) 本箱など、圧迫感あるものは背側に置く
心理的に圧迫感のあるものは、背側に置く。
心というのは、表の心と奥の心がある。
表の心はともかくも、裏の心がいかに造られていくか。
それを自分で把握する。
(これをメタ認知能力という。)

……たとえば幼児を教えるときも、教えたことがどう子どもの心の中に入っていくかということよりも、どのような印象が造られていくかに注意を払う。
表の心は、つねに裏の心に操られている。

(5) 窓の位置
昔は、採光を考えて、子ども部屋を考えた。
光熱費が、バカにならなかった。
しかし今は、あまり気にしない?

理想としては、間接照明で、部屋全体はやや暗くし、デスクの周辺は明るくする。
が、そのためだけに経済的な負担が大きくのしかかるようでは、困る。
今ある状況の中で、ベターな方法を考える。

○盲点

 意外と盲点なのが、(1)ゴミ箱と(2)椅子。

 勉強部屋はもちろん、子どもの部屋には、一回り、二回りも大きい、ゴミ箱を置く。
机の上も片づく。

 つぎに椅子。
机は、ベニアのボードのようなもので、じゅうぶんこと足りる。
が、椅子だけは、自分好みのものをじっくりと店で見て、選ぶ。
どこかの会長室にあるような椅子にすると、思わず座りたくなる。
そういう椅子が好ましい。
椅子選びは、慎重に!

○机は休む場所

 どんな勉強でも、しばらくしていると、緊張がゆるむ。
そのゆるんだとき、そのまま机に向かって休めればよし。
そうでなければ、机から離れる。
つまりそこで勉強が中断する。

 が、一度中断した勉強は、なかなかもとに戻らない。
潜在意識の世界で、軽い拒絶反応が起きることもある。
(もともと受動的な勉強には、ある種の苦痛がともなう。)
だから机は、休む場所、そのまま休める場所であること。
そういうふうに考え、配置する。

○場所

 意外と多いのが、「リビング」。
が、それには個人差が大きい。
トップクラスの学生が、さらにトップクラスの大学や学部を選ぶというケースもある。
が、多くは入れる大学の入れる学部……というような視点で大学を選んでいる。
これが現実。
で、本気で勉強しようと思ったら、自ら、それにふさわしい場所を選ぶようになる。
人の出入りするリビングでは、かえって落ち着かないだろう。

 さらに優秀な(?)学生のばあいは、家ではほとんど勉強しないこともわかっている。
家に帰ると、夕食後、しばらく好き勝手なことをしたあと、あとはひたすら眠っている。
「どこで勉強しているんだ?」と聞くと、「学校ですませている」と。

 このタイプの学生は、学校というワクの中で、受験勉強をすませてしまう。
多くはないが、しかし少なくもない。
そういうタイプの学生もいる。
こと場所に関しては、「ここがいい」「ここが悪い」というところはない。

○緊張感と絶壁感

 誘惑の問題ではない。
緊張感と絶壁感(追い詰められた緊迫感)。

 ほどよい前向きな緊張感を、育てる。
予備校の自習室には、それがある。
また人間というのは、追い詰められてはじめて、力を発揮する。
イギリスの格言にも、「空の飛び方は、崖から飛び降りてから覚えろ」というのがある。

 そのためにも、夢と希望をもち、その先に目標をもつということになる。
が、これだけは10年単位の熟成期間が必要。
一朝一夕にはできない。

 で、それでも誘惑に負けるということであれば、そこそこに勉強し、そこそこの大学を目指す。
それが悪いというのではない。
中には勉強しかしない、勉強しかできないという学生もいる。
そういう学生よりは、よほど人間的だし、社会を変革していく力は、そういう学生たちから生まれる。
既存の大学感、もっと言えば、昔風の学歴第一主義だけで、受験勉強をとらえてはいけない。

○大きな変化は慎重に

 部屋の改造などを考えるにしても、大きな変化は禁物。
リスクがあるなら、今までの自分を振りかえり、その範囲でマイナーな変化にとどめる。
ほかの世代とちがい、この時期は、時間も短く、取り返しがつかない。
変化を求めるにしても、パソコンでいう、復元ポイントを定め、いつでも復元できるようにしておく。

○最後に……

 イギリスの教育格言に、こんなのがある。
『馬を水場に連れて行くことはできても、馬に水を飲ませることはできない』と。

 残念ながら、勉強を好きにさせる学習環境というのはない。
が、勉強を嫌いにする学習環境というのはある。
私たちがせいぜいできることは、自らを勉強嫌いに追いやらない。
そういう環境を用意する。
あとは、先にも書いたように、本人のやる気と、危機感。
この2つが受験勉強の成否を決定する。

 まだまだ追い込みがつづきますが、受験生のみなさん、体を大切にがんばってください。

(はやし浩司 教育 林 浩司 林浩司 Hiroshi Hayashi 幼児教育 教育評論 幼児教育評論 学習環境 受験勉強 学問 真理の探究 机 机の配置 はやし浩司 子どもと受験 勉強部屋 机 椅子 空間)


Hiroshi Hayashi+++++++Nov. 2011++++++はやし浩司・林浩司


【2】(特集)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

休みます。

【3】(近ごろ、あれこれ)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

【熱海で一泊】

○熱海へ

 NHK教育での収録は、7時半ごろ終わった。
当初の予定より、ずっと早かった。
そのままタクシーで、渋谷まで。
渋谷から品川、そして新幹線。

すでに熱海のホテルは予約済み。
で、今は、熱海へ。
その新幹線の中。

 ……久々に渋谷の街を歩いた。
が、人ごみの多さに、唖然。
驚く。
若いころは、渋谷駅の周辺をよく歩いた。
そのころとそれほど様子は変わっていない。
が、こう思った。
「さすが、東京!」と。

○空腹感

 講演のときもそうだ。
今日も、そうだ。
私は胃袋に食物がはいると、すぐ眠くなってしまう。
だからいつも、食事抜き。
今日も、朝食のみ。

 新幹線の中でほっと一息をつく。
折り返し、空腹感が襲ってきた。
が、今日は、朝食のみのコース。
熱海のホテルには、チェックインは、午後9時ごろと伝えてある。
が、この分だと、8時前には、チェックインできそう。

 熱海駅の周辺で、夕食をすますつもり。

○人生は芸術

 タクシーの中から、こんな標語を見た。
『人生は芸術』と。
どこかの美術学校の標語だった。
それを読んで、「?」と。

 芸術家にとっては、そうだろう。
しかし私にとっては、人生は現実の連続。
あえて言うなら、『Life is full of dramas(人生はドラマの連続)』。
そのほうが、ピンとくる。

○電光ニュース

 新幹線の電光ニュースを読む。
選挙、円安、イスラエル……。
株価は9000円を回復したという。

 世の中は、相変わらず、クルクル動いている。
目まぐるしく動いている。
が、これだけ目まぐるしいと、まさに情報の洪水。
自分を見失ってしまう。
だいたい、その時間がない。
じっくりと考え、自分の判断をくだす時間がない。

 ……東京の人たちを見て、そう思った。
「この人たちは、どこでものを考えているのだろう」と。
言い換えると、ほとんどの人は、何も考えていない。
そのつど、テレビの早押しゲームのように、判断をくださねばならない。
またそうでもしないと、ついていけない。
さらに言い換えると、これでは、正しい判断ができない。
今度の総選挙も、そうだ。
政党選びも、感覚(フィーリング)。
感覚で選ぶ。

○ニュージーランド

 やりたいことがある。
そのイチ。
早く家に帰って、ニュージーランドについて、調べたい。

 酒船石は、明らかにニュージーランドの位置を示している。
今朝、北極から酒船石、酒船石から南極まで、直線を引いてみた。
その直線が、ちょうど酒船石のように、ニュージーランドの東端をかすめる。
それでニュージーランドが気になった。
ニュージーランドには、何かがある。

 ……が、何もない。
実際には、何もない。
あるのは10個ほどの火山だけ(観光局の案内パンフレット)。
が、火山。

 こういうケースのばあい、別の場所が、その火山を示しているはず。
酒船石だけでは、弱い。
つまりビデオにするには、おもしろくない。
で、あちこちから、ニュージーランドに向かって線を引いてみた。
が、どれも当てはまらなかった。

 ……こういうケースのばあい、けっしてあきらめてはいけない。
酒船石の謎を解くときも、そうだった。
「もうだめかな?」とあきらめかけていたら、突然、謎が解けた。
そういうことは、よくある。

 ニュージーランドには、何かがある!

○KKR熱海

 今、新幹線は、小田原を出た。
つぎは、熱海。
KKR熱海(ホテル)。

 一度、ここでパソコンを閉じる。

○KKR熱海

 部屋は広くて、設備、備品ともに、文句なし。
建物も、一流。
「KKR」というのは、「国家公務員用宿泊施設」という意味。
「道理で……」と思うと同時に、疑問もいくつか。
しかし泊めてもらって、文句を言うのもおかしい。
だから今日は、ここまで。

 熱海にホテルや旅館、数あれど、KKR熱海は、安心して泊まれる数少ない旅館のひとつ。
ホテルや旅館に迷ったら、KKR熱海がよい。
料金も、たいへんリーズナブル。

○収録

 NHK教育での収録は、無事すんだ(?)。
正直言って、楽しかった。
私の年齢になると(?)、こうした刺激が楽しい。
マンネリは、禁物。
つまらない。
加えて、ボケを加速させる。

 OA(放送)は、12月17日(月曜日)。
午後7:25~から。
1時間もしゃべったが、実際には、カット、カットで、かなり減らされるはず。
気がついた人は、どうか見てほしい。

○麦チョコ

 今、ワイフが温泉から戻ってきた。
私は、好物の麦チョコをほうばっている。
一度食べだしたら、止まらない。
それが麦チョコ。

 ……話は急に深刻になる。
今日、電車の中で、ふとこんなことを考えた。
「どうせ死ぬのなら、早く死んだ方がいいかな」と。

 私たちの老後は、真っ暗。
一寸先も見えない、闇。
長生きをしたところで、いいことは何もない。
みなに、迷惑をかけるだけ。
ただ心残りなことが、ひとつある。
こんなことを書くと信者の人に怒鳴られるかもしれない。
しかし私は、神や仏の正体を知りたい。
死ぬまでに、どうしてもそれを知りたい。

 ワイフにそれを伝えると、ワイフも、「そうねエ……」と。

○金目鯛
 
 今日は、そんなわけで、昼寝を抜いた。
「新幹線の中で……」と思っていたが、かなり混んでいた。
眠るヒマもなく、品川に。
そのせいか、眠い。
こうして起きているのも、つらい。

 ……ワイフは、目の前でせんべいを食べている。
何やら、あれこれと話しかけてくる。
通常料理に、1600円をプラスすると、金目鯛料理が食べられる。
そのメニューを見つけ、「金目鯛は、1600円もするんだってエ!」と。
そのつど私は、「ウン、ウン……」と。

 今気がついたが、部屋の広さは、18畳プラス、床の間。
ゆっくり眠られそう。

○今日の反省

 こうして2012年11月16日も、終わった。
忙しくはなかったが、割りと充実した日だった。
何よりもうれしかったのは、昨夜から今日にかけ、酒船石の謎を解いたこと。
それにたった今、もうひとつ別の証拠を見つけた。
それについては、明日、ビデオ化するつもり。
私の説を、「ただの偶然」と、笑う人も多いだろう。
しかし明日は、そのダメ押し。
ホームランを打ったあとに、もう一本、ホームラン。

 うれしかったのは、おとといの夜、義兄に、「謎の点と線」の話をしたときのこと。
義兄は、こう言った。
「浩司君、君の発見は、ノーベル賞ものだよ、これは!」と。

 ……実は、私もそう思い始めている。
まさに世界の歴史を、根底からひっくり返す。
それくらいの威力はある。
が、同時に、既存の考古学者たちの大反発を受けるはず。
私の説は彼らの考古学を、完全に否定している。
今日発見した、酒船石も、その一例。

 では、今日は、ここまで。
明日の朝は、この部屋から、熱海湾(?)が一望できるとか。
楽しみ。

○帰りの新幹線

 ラッシュアワーに重なるとたいへん。
ということで、新幹線に。
8時46分発の名古屋行。

 ホテルから駅までは、ゆっくりと歩いて10分ほど。
ゆるい坂。
私が先に、ワイフがあとを歩いた。
「先に歩くか?」と声をかけると、「だいしょうぶよ」と。

 ワイフは、若いころから負けず嫌い。

○みやげ

 義兄にみやげを買った。
サバの油漬け。
熱海の名物という。
金目鯛もあったが、それにした。

 『謎の点と線』。
数少ない、理解者の1人。
たいていの人は、奇想天外と、話を聞こうともしない。
……あまりにも奇想天外?
が、発想を変えれば、何でもない。

 この地球の真の支配者は、人間ではない。
ないことは、一連の『古代文明をつなぐ謎の点』を見てもらえばわかる。
私にしても、そうだ。
調べれば調べるほど、まるでジグソーパズルのように、向こう側から答がやってくる。

○選挙

 斜め前に座った男性が、せわしなく新聞紙を開いて、読んでいる。
朝日新聞。
上段見出しに、「惑う民主、酔う自民」とある。

 ……私は浮動票の王様。
浮動票党の党首。
自称、党首。
その党首、曰く、「自民党もイヤ、民主党もイヤ、しかし維新の会もイヤ……」と。
が、みんなイヤでは、投票できない。
そこで不支持感を、数字で表現してみる。

自民党……イヤ度(80点)
民主党……イヤ度(70点)
維新の会…イヤ度(50点)
みんなの党…イヤ度(80点)

 消極的な選挙だが、今度の選挙では、イヤイヤイヤということで、浮動票層の票は、維新の会に流れる。
批判票が集まって、共産党に流れる可能性も大きい。
(大勝するというわけでもないが……。)
あとは組織票。
どこまで票を集めることができるか?

 ところで今度の選挙では、15もの政党が、名乗りをあげている。
15!、だぞ。
乱立状態。
日本の国情をそのまま表している。

○100年無駄に生きるより……

 先ほども、歩きながら、こんなことを考えた。
「100年、無駄に生きるより、1日、有意義に生きたほうがよい」と。

 どんな死に方をするにせよ、苦しんで死ぬのはいやだ。
孤独死、無縁死の覚悟はできた。
散骨葬の覚悟もできた。
が、苦しんで死ぬのは、いやだ。

 ……どうして人は、人生の最期で、こんな罰を受けなければならないのか?

○11月17日

 今日の予定は、とくになし。
とりあえず、家に帰ったら、ニュージーランドを調べる。
そのあと昼寝。
……あとは、ピッピ(ぼたんインコ)のヒーターを、もうひとつ付け足す。
今、20Wのヒーターをひとつつけているが、どうも寒そう。
この先、もっと寒くなる。

 体は小さいが、ワンパク・ボーイ。
小鳥でも、懸命に自己主張を繰り返す。
威張っている。
台所の引き出しが、ピッピの縄張り。
その縄張りに手を入れると、本気でかみついてくる。
その懸命に生きている姿が、美しい。

○静岡

 新幹線は、たった今、静岡を出た。
ぼんやりとした睡魔が、また襲ってきた。
眠ろうか……。
このままパソコンを叩きつづけようか……。

 釈迦にしてもキリストにしても、明らかに(作られている)。
古代文明を築きあげた人たちによって、その流れの中で作られている。
超自然的な、つまり霊的な「仏」や「神」ではない。
肉体をもち、思考力をもち、行動力をもつ「人」である。

 たとえば釈迦にしても、ルンビニの方向をしっかりと示す線が、世界のあちこちに残っている。
フィルザ・バードにも、クロスポイント・ヨーロッパ※にも。
(※ギザ→敦煌→殷墟と、北極→ギザを結ぶ線の交点。)
敦煌の仏像と、雲崗の仏像を真直線でつなぐと、その直線は、真一文字に、伊勢神宮の内宮へつながる。
このことは、釈迦滅後も、仏教を広めるため、「別の力」が働いたことを意味する。

 キリストについて言えば、宇宙的視点から見ると、ギザの文化圏そのもの。
点と線でつなぐ、その線すらも引けない。
が、そのあとキリスト教はローマの国教となり、急拡大する。
その背後で、ここに書く「別の力」が働いた。
そう考えても、何もおかしくない。



 こう書くからといって、釈迦やキリストを否定しているのではない。
仏教やキリスト教を否定しているのではない。
ただ、こういう推察をすることはできる。

 異星人たちは、当初、人間を直接支配しようとした。
「指導しようとした」と言い換えてもよい。
何らかの奇跡を見せ、「控えおろう!」と。
しかしそれはことごとく失敗した。

 そこで異星人たちは、人間自身に、人間を支配させようとした。
物理的にではなく、精神的に、である。
その結果として、釈迦やキリストを、この地上に送り込んだ。
が、彼らだけでは、弱い。
そこで「別の力」を使った。

○操られている人間

 今度酒船石を調べてみて、驚いたことがある。

 異星人たちは、イギリスを世界の始点、つまり経度0を、イギリスに定めていた。
ストーンヘンジが、その「点」である。
酒船石を調べていたら、それがわかった。
が、人間が、グリニッジ(Greenwich)に国立天文台を、経度0としたのは、1884年。
酒船石は、少なくともその1000年前に、すでにイギリスを経度0と定めていたことになる。

 ……というのも、私は長い間、異星人たちは、どこを世界の始点としているかで、悩んでいた。
テオティワカンかもしれない。
ギザかもしれない。
どこも視点らしくなかった。

 が、ストーンヘンジを視点にしてみると、謎が氷解した。
酒船石にしても、先端部は、明らかにストーンヘンジを示している。

 言い換えると、異星人たちは、自分たちの都合のよいように世界を動かしている。
経度を、(時間も?)、イギリスに定めていた。
(実際には、グリニッジとストーンヘンジは、1度ほど、差があるが……。)
2012/11/17記


Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

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