最前線の子育て論byはやし浩司(2)

子育て最前線で活躍する、お父さん、お母さんのためのBLOG

学生の学習環境と勉強机についてbyはやし浩司

2012-11-11 18:37:11 | 日記
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子育て最前線の育児論byはやし浩司   2012年 11月 11日
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【1】(子育てのこと)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

【勉強と学習環境】byはやし浩司(ひろし)

Q:受験勉強を、はやし先生は、どう考えますか。

A:勉強といっても、受験勉強というのは、基本的には、作業です。
与えられた課題をどう消化し、自分のものにしていくか。
それが受験勉強ということになります。
で、作業は作業と割り切り、より効率のよい方法、あるいはより勉強しやすい環境を考えるのは、当然のことです。
学習机を中心とした学習環境を整えることは、そのための第一歩です。


Q:学習机のポイントは、どこにありますか?

A:大きく分けて、4つあります。

(1)広い、平机が好ましい。
(2)机の前には、できるだけ広い空間をもうける。
(3)ドアは、座った位置から見えるようにする。
(4)本箱など、圧迫感のあるものが、背側に置く、です。

とくに大切にしたいのは、窓との関係です。
右利きの人であれば、できるだけ左側から光が入るようにする、など。
机を窓に向けるという方法もありますが、「かえって気が散る」と言う学生も少なくありません。
周囲の環境、つまり窓の位置、窓の外の風景を考えながら、机の位置を決めます。


Q:平机は、どうしてよいのですか?

言うまでもなく、多(用)性があるからです。
机は勉強するためだけのものではありません。
ときにはその上で、食事をすることもあるでしょう。
パソコンのメモリーと同じように考えてください。
広ければ広いほど、作業がサクサクと、はかどります。


Q:机の前の空間は、どうして広い方がよいのですか?

A:その方が落ち着くからです。
反対に壁にピッタリとくっついた机を想像してみてください。
それだけでも、ぞっとしませんか。
圧迫感があり、長く使っていると、憂うつ感が蓄積し、それが勉強嫌いの遠因となることもあります。
また机の前に空間があると、机の上に、ものを置かなくなります。
机の上が、いつもスッキリとした状態になります。


Q:本箱などは、背側においたほうがよいのでしょうか?

圧迫感のあるものは、見えない位置に置くのが原則です。
長い間使っていると、こうした圧迫感のあるものは、抑圧感、さらには抑鬱感を生む原因にもなりかねません。
受験参考書といっても、多くて10冊程度。
また問題集などは、言うなればトイレットペーパーと同じ。
一度使ったら、あとでだれかが使うということも、ありません。

ただし受験勉強も(追い込み期)に入ると、やり終えた問題集がどんどんとたまっていくということはあります。
そういう問題集は、見える位置に積むとよいでしょう。
「これだけやった」という達成感が、自信につながることもあります。

Q:先生の本などを読みますと、「机は勉強するためのものではなく、休むためのもの」とありますが、これはどういう意味ですか。

A:どんな勉強でも、しばらくしていると、疲れてきます。
問題は、その疲れたときです。
そのとき、その机に向かったまま、疲れを癒すことができれば、それでよし。
そでなければ、席を立つ。
つまり勉強がその時点で中断することになります。
勉強というのは、一度中断すると、たいへん元に戻しにくくなります。
あるいはもともと相性の悪い机であったりすると、そこで軽い拒絶反応が起きることがあります。
机に再び向かうということが、できなくなるわけです。
だから机は、休むことを考えて、配置します。


Q:机にも相性があるのですか?

A:あります。
そのためのテスト法として、こんなことを頭の中で思い浮かべてみてください。
たとえば何か好きなことをするとき、あなたはどこでしているか、です。
音楽を聴くとか、雑誌を読むとか、そういうときです。
何かのお菓子を食べるときでもよいでしょう。
そういうとき、自分の学習机の上でそれをしているようであれば、あなたとその勉強机の相性はたいへん合っていることになります。
そうでなければ、そうでない。
無意識のうちにも、勉強机を避けるような行動が見られれば、要注意です。
一度、自分の心の奥を探ってみてください。


Q:部屋の色などは、どうでしょうか?

A:人間にも、魚のような動物だった時代、ほ乳類動物だった時代、さらに森の中で生活するような時代がありました。
美しい水色、土の色、さらには緑を見ると、気分が落ち着くというのは、そのためです。
そういうときの記憶が脳のどこかに残っているためと考えられます。
またある外国の研究者の論文でしたが、健康的な大便の色を見ると落ち着くという説もあります。
人間が原始的な人間だったころは、自分の便の色を見て、安心したり、不安に思ったりしていたのかもしれませんね。
ベージュ系、もしくは濃いベージュ系が、部屋の色として広く好まれるのはそのためです。

Q:部屋の明かりはどうでしょうか?

A:部屋全体は間接証明で、やや暗めにし、机の上だけは明るくするというのが、理想的です。
欧米の大学の寮やカレッジでは、こうした照明の仕方が、一般的です。


Q:ドアを見えるようにするというのは、どういう意味ですか?

背後からいつ人が入ってくるかもしれないと思うのは、それだけでも不安ですね。
より落ち着く部屋ということであれば、ドアは、座った位置から見えるようにするというのが理想的です。
日本では壁にくつけて机を置く人が多いですが、欧米では、部屋の中央、ドアの見える位置に机を置くのがふつうです。


Q:勉強部屋について、何か、ほかに考えたらようことがありますか?

A:意外と盲点なのが、ゴミ箱です。
ゴミ箱は、大きいかなと思う程度のゴミ箱を、さらに一回り大きくしたものを置きます。
ゴミ箱が大きければ大きいほど、机の上がスッキリします。
(ジャスチャで大きさを表現する。)
計算用紙やメモ用紙が、どうしても多くなりますので、そういったものは、どんどんと捨てていきます。


Q:家では勉強できないというばあいは、どうしたらよいでしょうか?

A:それぞれが、自分の個性をもっています。
また知的レベルもちがうでしょうし、目標とする大学のレベルもちがいます。
それぞれに合った方法を、探すしかありません。
が、進学校の中でも、上位10~15%の範囲に入る学生などに意外と多いのが、家ではほとんど勉強しないというタイプの学生です。
「どこでするんだ?」と聞くと、「学校ですべてすます」と、答えたりします。
そういう学生は、家に帰ると、ただひたすら眠っています。
が、一般的には、受験勉強には、ある種の緊張感が必要です。
危機感ですね。
それを得るためには、進学塾の自習室などがよいでしょう。
ライバルを横目に見ながら、自ら危機感、つまりテンションを高めていきます。
自分の能力に見合った、そこそこの大学へ……ということであれば、ファースト・フード店の奥の隅で勉強するという方法もあります。
楽しみながら勉強するというのは、何も悪いことではありません。


Q:こんな話を聞くと、部屋の大改造をしなければなりません。どうしたらいいですか?

A:本格的な追い込み期に入ったら、大きな変化は禁物です。
受験期というのは意外に短く、失敗が許されません。
リスクが心配されるなら、大改造するよりは、多少能率が悪くても、今までの既存路線を延長した方が無難です。
改造といっても、カーテンをかえるとか、机の位置をかえるとか、その程度にしておきます。
つまりパソコンにたとえるなら、復元ポイントを決め、いつでも(復元)できるようにしておきます。


Q:誘惑に弱く、勉強がはかどらないばあいは、どうしたらよいでしょうか。

A:進学はあきらめ、ほかの道を探しなさい。


Hiroshi Hayashi+++++Nov. 2012++++はやし浩司・林浩司(はやし・ひろし)
教育評論家・子育てアドバイザー

●子ども部屋、欧米の常識VS日本の常識


 おおざっぱにみて、欧米の子ども部屋には、ベッドとクロゼットがあるのみ。勉強机はない。一方、日本の子ども部屋には、学習机が置いてあるのがふつう。

 おおざっぱにみて、欧米の子ども部屋には、カギがかかるようになっている。一方、日本の子ども部屋には、カギがない。母親が、掃除などの理由で、子ども部屋に入る姿は、日本では、日常的な光景。

 おおざっぱにみて、欧米のほとんどの子ども部屋には、テレビは、ない。一方、日本の子ども部屋には、テレビがある。

 ……詳しくは、北浦かほる著、「世界の子ども部屋」(井上書院発行)を、ご覧になっていただきたい。

 「子ども部屋悪玉論もあるが、子どもがひとりきりになれる世界も必要」というのが、北浦氏の意見である。まったく、同感である。

 私のばあいは、昔風の家に生まれ育ったということもあって、すべてが、母親の管理下に置かれていた。高校生になって、やっと自分の部屋らしきものを与えられたが、家族のタンスもそこにあった。人の出入りは、もちろん自由。プライバシーも、何も、あったものではなかった。

 そういう自分の経験から、つまり家庭の中に、自分の居場所がなかったという経験から、私は、「子ども部屋悪玉論」には、どうしても賛成できない。言うまでもなく、子ども部屋悪玉論を説く人たちは、「そのために、家族のコミュニケーションが希薄なる」と説く。

 しかし実際には、家族のコミュニケーションが希薄になるのは、子ども部屋の子どもが閉じこもるからではなく、もっと、ほかの要因によるものである。たとえばプライバシーが筒抜けだったの私のばあい、それだけ家族のコミュニケーションが、濃厚だったかといえば、そういうことは、決してなかった。

 なお、欧米では、(アメリカでも、EUでも)、生まれるとすぐ、自分の個室を子どもに与えるのが、全体的な習慣になっている。

 そこで私なりの子ども部屋論について。

(1)子どもが小学生になったら、子ども部屋を与える。兄弟の相部屋は、避ける。
(2)子ども部屋には、ベッド(寝具)とクロゼットを置く。あくまでも睡眠の場所と、位置づける。
(3)学習机は、置くとしても、平机。心身を休める机にする。低学年のうちは、学習は台所のテーブルなどを利用する。
(4)子ども部屋は、子どもの管理に任す。掃除などでも、子どもの許可を求めてからする。子ども部屋は、親でも足を踏み入れることができない、神聖不可侵の空間と心得ること。
(5)テレビ、ステレオなどの、娯楽機器は、置かない。娯楽機器は、家族全員が触れることができるように、居間に置く。

 基本的には、そういう考え方をしながら、あとは、それぞれの家庭の事情と、子どもの希望にそって、考えればよい。

【補記】

 私は北浦氏の本を読んで、一つ、思い当たることがあった。

 先日、知りあいの中国人が、部屋を改装した。子ども部屋を改装したと、その母親は言っていた。

 が、見ると、大きな部屋(20畳くらい)の部屋の中央に、大きなソファと、テーブル。二人の子どもの机は、部屋のまわりに、カベにつけて配置してあった。

 私はそれを見たとき、「これじゃあ、毎日、子どもが親に監視されているみたいだ」と思った。しかし北浦氏の本によれば、それが標準的な中国人の子ども部屋ということになる。

 このことをあとでワイフに話すと、ワイフは、こう言った。「中国では、子どもはその親の財産という考え方をするからではないかしら」と。「少し前の、日本もそうだったわ」とも。

 それがよいとか悪いとか言っているのではない。ただ子どもの考え方、子ども部屋の考え方というものは、国によっても、ちがうということ。

 今、日本は、急送な欧米化のもと、子ども部屋に対する考え方も、これまた急速に欧米化している。今は、その過渡期ということになるのかもしれない。

子どもを勉強に向かわせる法

子どもが学習机から離れるとき

●机は休むためにある
 学習机は、勉強するためにあるのではない。休むためにある。どんな勉強でも、しばらくすると疲れてくる。問題はその疲れたとき。そのとき子どもがその机の前に座ったまま休むことができれば、よし。そうでなければ子どもは、学習机から離れる。勉強というのは一度中断すると、なかなかもとに戻らない。
 
 そこであなたの子どもと学習机の相性テスト。子どもの好きそうな食べ物を、そっと学習机の上に置いてみてほしい。そのとき子どもがそのまま机の前に座ってそれを食べれば、よし。もしその食べ物を別のところに移して食べるようであれば、相性はかなり悪いとみる。反対に自分の好きなことを、何でも自分の机に持っていってするようであれば、相性は合っているということになる。相性の悪い机を長く使っていると、勉強嫌いの原因ともなりかねない。

●机は棚のない平机

 学習机というと、前に棚のある棚式の机が主流になっている。しかし棚式の机は長く使っていると圧迫感が生まれる。もう一五年ほども前になるが、小学一年生について調査したことがある。結果、棚式の机のばあい、購入後三か月で約八〇%の子どもが物置にしていることがわかった。最近の机にはいろいろな機能がついているが、子どもを一時的にひきつける効果はあるかもしれないが、あくまでも一時的。

 そんなわけで机は買うとしても、棚のない平机をすすめる。あるいは低学年児のばあい、机はまだいらない。たいていの子どもは台所のテーブルなどを利用して勉強している。この時期は勉強を意識するのではなく、「勉強は楽しい」という思いを育てる。親子のふれあいを大切にする。子どもに向かっては、「勉強しなさい」と命令するのではなく、「一緒にやろうか?」と話しかけるなど。

●学習机を置くポイント
 学習机にはいくつかのポイントがある。

①机の前には、できるだけ広い空間を用意する。 

②棚や本棚など、圧迫感のあるものは背中側に配置する。

③座った位置からドアが見えるようにする。

④光は左側からくるようにする(右利き児のばあい)。

⑤イスは広く、たいらなもの。かためのイスで、机と同じ高さのひじかけがあるとよい。

⑥窓に向けて机を置くというのが一般的だが、あまり見晴らしがよすぎると、気が散って勉強できないということもあるので注意する。

 机の前に広い空間があると、開放感が生まれる。またドアが背中側にあると、心理的に落ちつかないことがわかっている。意外と盲点なのが、イス。深々としたイスはかえって疲れる。ひじかけがあると、作業が格段と楽になる。ひじかけがないと、腕を机の上に置こうとするため、どうしても体が前かがみになり、姿勢が悪くなる。中に全体が前に倒れるようになっているイスがある。確かに勉強するときは能率があがるかもしれないが、このタイプのイスでは体を休めることができない。

 さらに学習机をどこに置くかだが、子どもが学校から帰ってきたら、どこでどのようにして体を休めるかを観察してみるとよい。好きなマンガなどを、どこで読んでいるかをみるのもよい。たいていは台所のイスとか、居間のソファの上だが、もしそうであれば、思い切って、そういうところを勉強場所にしてみるという手もある。子どもは進んで勉強するようになるかもしれない。
●相性を見極める

 ものごとには相性というものがある。子どもの勉強をみるときは、何かにつけ、その相性を大切にする。相性が合えば、子どもは進んで勉強するようになる。相性が合わなければ、子どもは何かにつけ、逃げ腰になる。無理をすれば、子どもの学習意欲そのものをつぶしてしまうこともある。

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Hiroshi Hayashi+++++++Nov. 2012++++++はやし浩司・林浩司


【2】(特集)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

休みます。

【3】(近ごろ、あれこれ)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

【雑感・あれこれ】(はやし浩司 2012-11-09)

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

このところ、つまりこの3か月ほど、
経済ニュースには、ほとんど目を通さなかった。
『古代文明をつなぐ、謎の点と線』のことで、
頭の中は満杯状態。
時間もなかった。

さらに言えば、フクシマ問題。
政治問題などなど。
ほとんど目を通さなかった。

ひとりの人間がもつ(時間)には、限界がある。
……ということを、昨夜、いやというほど実感した。
真夜中過ぎまで、あちこちのニュースサイトに、
目を通した。

結果、韓国経済が、ここまで悪化しているとは、
夢にも思っていなかった。
誇張抜きに、破綻寸前。

つぎに汚染米。
自治体という(政府)は、「安全」という言葉を、
盛んに使っている。
が、実態は、かなりかけ離れている。……ようだ。
汚染米は、現在、全国にたれ流されている。
とくに警戒すべきは、ブレンド米。

農協職員の脳みそによれば、仮に汚染されていても、
非汚染米と50:50でブレンドすれば、汚染度は
半分に減るということらしい。
放射性物質と農薬とは、基本的にまったく異質。
別。
つまりこれは、農薬的発想。

農薬のばあいは、たしかに半減する。
危険度も半減する。
しかし放射性物質は、半減しない。
もともと(しきい値)などというものは存在しない。
「これ以下なら安全」という値は存在しない。
こわいのは、内部被爆。
たとえば放射性プルトニウムのばあい、
大腸菌の大きさ、たった1個でも体内へ入れば、
確実にがんを引き起こす。

ブレンドして測定値が半減したとしても、
がんになるまでの期間が、やや長くなるだけ。
現実問題として、フクシマの子どものばあい、すでに
健康被害が顕在化している。

6月に36%。
8月に43%。
直近の調査結果によれば、ある特定の年代の子どものばあい、
すでに55%前後の子ども(女子)に、甲状腺異常(健康被害)が
見つかっているという(10月)。

この数値は、今後あがることはあっても、さがることはない。
にもかかわらず、米をブレンド米として、全国にたれ流す。
この無知。
非常識。

2012年のはじめ、この静岡県でも、基準値を超える茶葉が
見つかった。
それについて、市の職員は、こう言った。
「お茶にして飲むときは、10倍に薄められますから、
問題ありません」と。

この程度の脳みそしかない(役人)が、放射性物質を
管理している。
その結果が、「55%」。
甲状腺がんは、がんの中でも、おとなしいという。
切除すれば、たいはんは治癒する。
が、その一方で、約6分の1は、肺などへ転位するとも。
さらに将来的に、DNAや染色体そのものを破壊するため、
さまざまな障害を引き起こす。
27年たった今ですら、チェルノブイリでは奇形出産が
つづいている。

ニュースサイトを読んで、暗い気分になった。
が、私には、どうすることもできない。
我が身は自分で守るしかない。
とりあえず、食物には気をつける。
消極的な方法だが、それしかない。

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

○否定派

 現在、『古代文明を結ぶ、謎の点と線』を、BLOG上で連載している。
それについて、いまのところ否定的な意見は届いていない。
(あきれている人は多いと思うが……。)

 が、個人的にあちこちの人に話してみると、(1)興味をもち、耳を傾けてくれる人と、(2)露骨な拒絶反応を示す人の、2つのタイプに分かれるのがわかる。
その中間の人というのは、あまりいない。
(積極的に肯定してくれる人も、少ないが……。)

○自己否定

 私が発表していることは、世界の歴史のみならず、古代史を根底からひっくり返す。
自分でも、それがよくわかっている。
わかっているから、否定派の人たちの気持ちも、理解できないわけではない。
もし私の意見を取り入れれば、それはそのままその人の(自己否定)につながってしまう。
「私は今まで何をしてきたのだろう」「私の研究が、すべて無駄になった」と。
そう思うことは、そういう人たちにとっては、恐怖以外のなにものでもない。

 たとえば少し前、モヘンジョダロとカッパドキアの関係について調べた。
モヘンジョダロは、明らかに核攻撃によって滅んでいる。
溶けた溶岩、ガラス化した広場など。
が、何よりも大きな証拠は、モヘンジョダロが、現代に至るまで廃墟として残っていること。
モヘンジョ・ダロは、「死の丘」という意味。
だれも近づけなかった。
だれも近づかなかった。

 一方、カッパドキアは、明らかに地下・核シェルター都市。
この2つの町は、しっかりと関係している。
モヘンジョダロから正確に、北極から60度の位置に、カッパドキアがある。
しかもその線上に、モヘンジョダロとうり二つの塔が、廃墟として残っている。
あくまでも私の常識によれば、モヘンジョダロの住民が、カッパドキアへ逃げた。

○反論

 これに対して、オーストラリアの友人が、かなり詳しく調べてくれた。
大学の同僚に、古代史に詳しい人がいた。
で、その学者の意見として、もし私の仮説が正しいとするなら、(1)モヘンジョダロの衰退時期と、カッパドキアの成立時期が一致していなければならない。
(2)2つの都市の言語が、共通していなければならない。
が、実際には、(実際というのは、あくまでも考古学上の検証によるものだが)、時期が一致しない。
言語も、まったくちがう。
だから私の説は、「正しくない」と。

 私はそれを聞いたとき、学者というのは、どうしてこうまで偏屈なのかと思った。
カッパドキアは、ウィキペディア百科事典で調べるまでもなく、そののち、いろいろな民族が、入れ替わり立ち替わり、住んでいる。
成立時期など、もとからわかるはずがない。
言語もちがって、当然。

 で、そこにある事実を認めない。
認めないまま、細部に異常なまでにこだわる。
もし私の仮説を疑うなら、つぎのYOUTUBEをもう一度、見てほしい。
自分で判断してほしい。

<iframe width="560" height="315" src="http://www.youtube.com/embed/Y1lVntSCDL0?list=UU2fHPR-NxuYGd1oMOGXLwFA&amp;hl=ja_JP" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>

○フクシマ

 この話と、フクシマの話は、たいへんよく似ている。
私が冒頭に書いたようなことについて、その一方で、「流言飛語だ」と、猛烈に批判している人たちがいる。
その気持ちはよくわかる。
わかるから、私なりに慎重に調べ、それ以上に慎重にものを書いている。
が、事実は事実。
先に書いた、子どもたちの健康被害についても、正式に調査された結果である。
さらに日本循環器学会(76回)では、つぎのような報告もなされている。

いわく、『東日本大震災では発災以降、心不全をはじめ、ACS、脳卒中などの循環器疾患が有意に増加していた。
特に心不全の増加は、過去の大震災疫学調査では報告例がなく、東日本大震災の特徴の1つであることも浮かび上がった。
東北大学循環器内科学の下川宏明氏が、3月18日まで福岡で開催されていた第76回日本循環器学会(JCS2012)のLate Breaking Clinical Trialsセッションで発表した』と。

 こうした事実をふまえ、冒頭のような記事を書いた。

 それに対して、猛烈な抗議。
(私に対してではなく、BLOG上での抗議。)
が、どうして抗議?

 大切なことは、子どもの世界では、『疑わしきは、罰する』。
先手、先手で、子どもは守る。
「風評被害」という、業者側を守るための便利な言葉がある。
が、風評被害というのは、マネーの問題。
一方、子どもたちにとっては、命の問題。
現実に風評被害以上の被害が、子どもたちに出始めている。

 ここでも大切なことは、そこにある(事実)を受け入れること。
そうでない人たちにとっては、勇気のいる作業だが、その作業なしでは、かえって袋小路に入ってしまう。
被害を大きくしてしまう。

 で、私のばあい、いくら安全宣言がなされ、ゼロ結果が報告されても、外食はできるだけひかえている。
どこのレストランへ行っても、まず米の生産地を聞く。
ホテルでも旅館でも、まず聞く。
あやしいと感じたら、即、退出。
キャンセル。

 暗い話がつづいたので、話題を変える。

○ナスカの地上絵

 ナスカ平原には、無数の直線のほか、謎の地上絵が描かれている。
そうした絵は、つぎのようにして描かれている。

(1) まず明るい色の土地をさがす。
固くて、乾いた土地のほうが、好ましい。
湿った土地で、草がすぐ生えるようなところでは困る。
その上に、暗い色の小石、石をまんべんなく、まく。
このとき重要なことは、「まんべんなく」。
まき方にムラがあると、あとあと線の太さに、ムラが出てくる。

(2) つぎに上空から、高圧の空気をふきかけ、描きたい線に沿って、小石や石を吹き飛ばす。
吹き飛ばしながら、絵や直線を描く。

以上が、地上絵の描き方。
単純だが、この方法は、もっとも効率がよい。
描かれた絵は、半永久的に残る。

○疑問点

 「平原」といっても、ナスカ平原には、かなりの凹凸がある。
丘のようになっている場所もある。
が、線をみるかぎり、太さは均一で、ムラがない。
ということは、高圧の空気を吹きかける高さが、均等であったことを示す。

 だれが描いたにせよ、乗り物に乗った人物は、平原の凹凸に合わせて、その乗り物を上下させた。
あるいはこまかいところまで、高度を一定に守って描いた。

 ……というのは、私が考えた仮説。
この仮説が正しいと証明するためには、線の周辺の小石がどうなっているか、それを見なければならない。
つまり私の仮説によれば、小さな小石ほど遠くへ飛ばされ、比較的大きな小石は、線の周辺に残ることになる。
はたしてそういう状態になっているか。

(もうひとつの方法としては、雪上車のような形をした機械で、小石を蹴散らしていくというのもある。
しかしこの方法では、真・直線を描くのはむずかしい。)

 ここにBlythe Intaglios(ブライスの巨人)の写真を揚げておく。

a10

 この左右の2本の線は、どのようにして描かれたのか。
見れば見るほど、謎が深まる。

○同じ手法

 が、本当の謎は、このことではない。
本当の謎は、同じ手法で描かれた絵が、アメリカにも、イギリスにもあるということ。
Blythe Intaglios(ブライスの巨人)、Cerne Abbas Giant(サーン・アッバスの巨人)など。
ほかにもあるが、今日は、この2つについて調べてみた。

 距離にして、それぞれが、1万キロと6000キロ。
So far away!
また先にも書いたように「絵」といっても、地上からは、何もわからない。

<iframe width="560" height="315" src="http://www.youtube.com/embed/hxK9sD8A0xU?list=UU2fHPR-NxuYGd1oMOGXLwFA&amp;hl=ja_JP" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>

○地域性

 が、「彼ら」が、自由に空を飛べるという前提に立つなら、謎でもなんでもない。
人間が乗っている程度の航空機を想像してはいけない。
時速数万キロ。
急発進、急停止も自由自在。
直角に方向を変えても、ビクともしない。
そういう乗り物である。

 そのこともあって、「彼ら」は、角度にには異常なまでに、こだわる。
距離については、ほとんど不問。
距離が一致するということは、ほとんどない。
が、ここでも、「彼ら」には、場所によって、あるいは時代によって、「クセ」があることがわかる。

 恐ろしく幾何学的関係にこだわる地域(メキシコ周辺)もあれば、90度という角度にこだわる地域(日本を含む東南アジア)も、ある。
驚くのは、その多様性。
実に多様性に富んでいる。

 たとえば日本のばあい、新幹線の駅というのは、全国、どこで見ても同じ。
区別できない。
このばあい、日本人は画一的で、多様性がないという。
が、「彼ら」の基地は、それぞれの地域で、かなり強い地域性をもっている。
多くは石造物だが、日本へ来ると、木造物になったりする。

○元(もと)はひとつ

 時代により変化したためか?
それとも指導者がちがうためか?
たとえば宗教にしても、すべてがテオティワカンに集約される。
言い換えると、いろいろな宗教があるが、元は、ひとつ。
日本の神教と仏教にしても、宇宙的な視点から見れば、ひとつ。
区別し、分かれているほうが、おかしい。

 キリスト教、イスラム教にしても、同じ。
だいたい、絶対的な「善」が、何種類もあるほうが、おかしい。

○別動隊

 ただし誤解がないように書いておきたい。

 仏教にせよ、キリスト教にせよ、はたまたイスラム教にせよ、釈迦やイエス・キリスト、ムハンマドがいたから、誕生したのではない。
「彼ら」は、明らかに、別動隊を使った。
つまりこうした宗教を、地球に根付かせるため、さまざまな工作を行った。
言い換えると、「彼ら」の助けなしに、仏教も、キリスト教も、イスラム教も、世界に広まることはなかった。

 もっとも簡便な方法は、人間があっと驚くような奇跡をしてみせること。
事実、こうした方法は、世界各地に、多くは伝説となって残っている。
またそうでもしなければ、人間がひとつの宗教に集約するなどということはありえない。
「人心」というのは、そういうもの。
「我も、我も……」と言っているようであれば、心をひとつにまとめることはできない。

○火山

 謎はつづく。
キリがない。
で、今、興味があるのが、「彼ら」の本拠地。
「彼ら」とて、どこかに住んでいる。
地球上のどこかに住んでいる。
一説によれば、ニュージーランド沖の南氷洋。
無数のUFOが、海中から飛び出してくるのを、目撃した人がいる(風説)。
また一説によれば、火山の中。
こちらのほうは、しっかりとした目撃者がいる。
証言ももらっている。

 で、私も、「火山説」にたどり着きつつある。
理由がある。

 たとえばあるところに、方向指示があったとする。
明日香村岡の酒船石もそのひとつかもしれない。
が、調べてみると、その先にあるのは、小さな島(グアム島)。
たいした遺跡も残っていない。

 で、さらにその線を延長してみると、……たいてい火山にぶつかる。
ふつうの火山ではない。
まさしく、それらしい形をしている。
雰囲気そのものが、ちがう。
少し離れているが、その近くには、ピラミッドもある(パプア・ニューギニア)。

 さらに2つの方向指示が、1点を示すこともある。
そこでも、やはり火山が出てくる。
あるいは十の字にクロスした点あたりを探してみる。
そこでも、やはり火山が出てくる。

 ……というような具合である。
「火山」と聞いて驚く人も多いかと思う。
私も驚いた。
ワイフも驚いた。
最初は驚いた。
しかし「彼ら」にしてみれば、かえって居心地のよい世界かもしれない。
「彼ら」を考えるときは、人間の常識をあてはめて考えてはいけない。

○1日1作

 これは前にも書いたが、私は1日1作に心がけている。
またそうでもしなければ、心がすぐ怠けてしまう。
仲間もいなければ、ライバルもいない。
言うなればたったひとりで、1つの会社を経営しているようなもの。
ボランティア活動でもよい。

 だから1日1作。
で、今日は、第93作目。
ナンバーをつけるようになって、93作目。
言い換えると、93日目。
それ以前にも、20作ほど作っているから、実際にはもっと多い。
8月のはじめから作り始めた。

 で、1人、2人と、近辺でも興味をもってくれる人がふえ始めた。
「話を聞きたい」という人もいる。
数は少ないが、私は今、そういう人たちに励まされている。
で、今日のテーマは、パプア・ニューギニアにある、謎のピラミッド。
こうしたピラミッドは、位置確認のためのものが多い。
線でつなげば、なぜぞれがそこにあるか、謎が解ける。
コツは、先入観なしで調べること。
無理をすれば、あとになって矛盾が生ずる。

 ……ということで、今朝はここまで。
先ほど、ワイフが「できたわよ」と声をかけてくれた。
やや遅い朝食だが、これから朝食。
時刻は、午前9時。
今日もがんばろう。
1日1作。


Hiroshi Hayashi+++++++Nov. 2012++++++はやし浩司・林浩司

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