最前線の子育て論byはやし浩司(2)

子育て最前線で活躍する、お父さん、お母さんのためのBLOG

●日本人としてのルーツ

2011-10-12 11:45:01 | 日記
【日本人としてのルーツを大切に!】

<script type="text/javascript" src="http://profile.ninja.co.jp/api/bizcard/tag?profile=hhayashi&amp;width=200&amp;height=300&amp;font-size="></script>


●BLOGタイトル最前線の子育て論byはやし浩司


●今どきの中学生(なぜ、今、私たちは日本人なのか?)

●錯視

 私の孫のSの写真を見て、中学生(中3女子)が、こう言った。
「まったくの白人ね」と。
そこで私は、こう言った。
「アメリカではね、だれが見ても、孫のSを見ると、アジア人(東洋人)と言うらしいよ」と。
するとその中学生は、「ウッソー!」と。

 東洋的であるか、白人的であるかは、相対的なもの。
長く一方の世界に住んでいると、ほんのわずかなちがいが、大きなちがいになる。
「錯視」と言ってもよい。
同じ円でも、より大きな円に囲まれると、小さく見える。
より小さな円に囲まれると、大きく見える。

その中学生は、日本で生まれ育っている。
だから孫のSが、白人に見えるらしい。

 念のため、孫のSの写真をここに載せておく。

img7de5bb1bvs0hgw.jpg

●「私は欧米人」

 今でも「私は欧米人」と考えている子ども(小中学生)が多いのには、驚かされる。
理由を聞くと、「肌が白いから」と。
昨夜も、中学生たちと、そんな議論になった。
発端は、AKB48。
AKB48が、今度、外国でもプロデュース(?)されることになったという。

私「それはね、日光にそれだけ当たっていないからだよ」
子「そんなことはない。アジア人は、皆、黒い」
私「黒くないよ。マレーシアなんか行くと、ぞっとするほど美しい女性に出会う」
子「どうして……?」
私「血の交流を受けているからだよ」

子「血の交流って?」
私「そのつど歴史の中で、異邦人、つまり外国人の血が混ざっている。マレーシアのばあい、イギリス人の血が混ざっている」
子「外国人の血が混ざると、どうして美しくなるの?」
私「優性遺伝といってね、双方のよい遺伝子のみが伝わるからだよ」と。

●白い肌

 そこで私は、パソコンを開いた。
孫のSが、アメリカ人と並んで写っている写真はないかと、さがした。
1枚だけ、あった。

 それがつぎの写真。
孫のSが、幼稚園に通っているときのもの。

img1f92d05fzik5zj.jpg

 私はこの写真を見せながら言った。

「この写真を見れば、孫のSは、だれだって東洋人と思う。アメリカ人なら、即座にそれがわかる」と。

 孫のSも、ハーフだから、肌は白い。
胸などは透けるように白い。
それでもアジア人は、アジア人。
「白い」といっても、その白さがちがう。

私「つまりね、こういう議論そのものが、ナンセンス」
子「……?」
私「だからといって、日本人のほうが劣っているということではない。逆に、日本人のほうが、優性とか、白人のほうが優性とか、そんなことを論じても意味はない」
子「だってエ~。日本人は、中国人や韓国人とは、ちがうわ」
私「ちがわない。むしろ中国人や韓国人は、日本人を『下』、つまり劣等民族と思っているよ」
子「そんなことはない! 日本人のほうが、かっこいい!」

私「ア~ア、今、血の交流の話をしただろ。日本人は、極東の島国で、長い間、その交流を受けてこなかった。骨相学的にも、日本人は、世界でも、もっとも貧弱と言われている」
子「私、そんな話、信じない!」
私「信じないのは、君の勝手だけど、反対に世界の人とそんなことを論じても、かえって笑われるだけだから、やめたほうがいい。つまりナンセンス」と。

●ナンセンス

 私はオーストラリアの大学にいたころ、身長では、下から2番目だった(IHカレッジ)。
日本では、ごくふつうの学生だった。
当時の私は、身長166・5センチ。
体重は、50キロ前後。

 とくに気になったのは、足の長さだった。
私の足は短く、ひざが飛び出て、O脚だった。
乳幼児期の栄養不足と、「正座する」という習慣が、そういう足にした。

 困ったのが、パンツ(ズボン)。
私に合うパンツなど、どこにもなかった。
だから私はいつも子ども用のパンツをさがし、買っていた。
だからというわけでもないが、「身長」に対するコンプレックスは、乗り越えることができた。
180~190センチもあるオーストラリア人を相手にしても、自分を小さな人間と思うようなことはない。
来週、私の家にやってくるD君にしても、195センチ。
D君にしても、私を小さな人間と思っていないはず。
私もこの40年間、一度も、それを気にしたことがない。

●ゆがんだ優位性

 「日本民族がすぐれた民族」と思うのは、その人の勝手。
どこの民族でも、自分たちが最高と思っている。
それはそれでよい。

 しかしその返す刀で、他民族を、「劣っている」と考えてはいけない。
そう思ったとたん、その民族は、外の世界にはじき飛ばされる。
とくに私たち日本人は、である。
言い換えると、どうして日本人だけが、こういう錯視をするようになってしまったかということ。

 これも教育のなせるわざなのか?
それとも伝統的意識によるものなのか?
それとも島国民族の悲しさによるものなのか?
20年ほど前のこと。
オーストラリアでこんな経験をした。

●アボリジニー

 オーストラリアの友人とメルボルン市内の通りを歩いていたときのこと。
向こう側から日本人の女性たちが、5~6人、集団でやってきた。
ああした通りで甲高い声で、キャッキャッと騒いでいるのは、たいてい日本人だった。

 その手前に、1人のアボリジニーの男性が、道ばたの石段に座り込んでいた。
それを日本人の女性が目ざとく見つけ、まるで獣(けもの)でも見つけたかのように、さらに大声で騒ぎ始めた。
なぜ大声で騒ぎ始めたのか、私にはその理由がよくわかった。
もの珍しそうにそのアボリジニーをながめたあと、(こうした行為そのものが、たいへん失敬なことなのだが)、「ああ、気味悪い~」と。
日本語でそう言っていた。

 バカめ!
本当にバカめ!

 オーストラリアのアボリジニーは、アジア大陸から何派にわけて、移動してきた民族である。
私が学生時代に学んだ記憶によれば、大きく4つの「派」があったという。
そのひとつは、日本人とルーツをともにする。
つまりあのアボリジニーは、日本人にはるかに近い民族である。
遺伝子学的には、そうである。
そうした事実も忘れて、「ギャーッ!」はない。

●化粧

 化粧に化粧を重ね、それこそ1枚、皮がめくれるほど化粧を重ねる。
その結果、日本の若い女性は、今に見る若い女性になった。
化粧を否定する者ではないが、世界的に見ても、日本人は、化粧のしすぎ。

 オーストラリア人などは、今でも、あまり化粧をしない。
当時のオーストラリア人は、ほとんどといってよいほど、化粧をしなかった。
しても口紅程度。
アジア人の女性は、素顔のまま。
とくに中国系の女性は、そうだった。

 だから当時の日本人は、たしかに美しく(?)見えた。
が、それでもって、遺伝子が変化したわけではない。
白人になったというわけではない。
その証拠に……というわけでもないが、……ということで、最後に私はその中学生にこう話してやった。

私「もしそれがわからなければ、40代、50代の女性を見ればいい。もう化粧するのを、あきらめたような女性だ」
子「日本人は、みんな、きれいよ」
私「きれいとか、きれいでないとか……そういうことではなく、客観的に見る。そのときアボリジニーの人たちと、どこがどうちがうか、比べてみればいい」と。

 で、私はネットでアボリジニーを検索してみた。
ウィキペディア百科事典に、1枚、写真が載っていた。
10人近い、アボリジニーの子どもたちが写っていた。
それをその中学生に見せた。

私「いいか、客観的な目で、日本人と比べてみればいい。みな、日本人より、顔が整っていることがわかるはず」
子「……でも色が黒い……」
私「黒いのはしかたない。砂漠に住んでいるから。日本人でも農家の人は、みな、黒いよ」
子「でも、先生は、どうして日本人のことを、そんなに悪く言うの?」
私「言っていない。そういう議論そのものが、ナンセンスと言っている」と。

●日本人

 私がそれ以上に心配しているのは、日本人が「日本」を意識しなくなっていること。
その中学生も、話の途中で、何度もこう言った。

「ああ、私もハーフで生まれればよかった」とか、「フランスで生まれればよかった」と。

 10年ほど前だが、私にこう言った高校生がいた。
私が「ぼくたちは、戦後、ひもじい時代から、がんばってきた」と言ったときのこと。
「そんなの自業自得だ。ぼくもアメリカ人に生まれればよかった」と。

 それが最近は、国籍不明というか、「ネット人種」まで生まれてきた。
先週も、私が「ジョブズ氏(アップル社会長)」について、「時流に乗っただけ」と書いたときのこと。
「偉そうなことを言うなら、自分でやってみろ」(日本人)と。

 アップル社のホームパソコン(当時はそう呼んでいた)が、日本製のパソコンをつぎつぎと駆逐していった。
1978~9年にかけてのことだった。

 当時、アメリカは国策として、電子計算機事業に力を入れ、日本にも繰り返し圧力を加えてきた。
日本のBTRON(OS)がつぶされた背景にも、アメリカ政府の圧力があった。
結果、IBMは今に見るIBMになった。
当時の首相(田中角栄)には、それだけの知的能力はなかった。
土建業は土建業。
そういう流れを知っているから、「時流に乗っただけ」と書いた。

 行きすぎた国粋主義は危険。
しかしここまで無国籍人間がふえると、私は日本の将来を憂えずにはいられない。
今の若い人たちは、この先、平気で日本を捨てていく(?)。

●こだわり

 その中学生には言わなかったが、私が「日本」にこだわる、大きな理由がひとつある。
もし、このまま、(そんなことはありえなとしても)、日本が地球から消えてしまったら、私が今、こうして書いている文章は、どうなるかということ。

 有名人の文章は残るかもしれない。
それこそ時流に乗った人の文章は残るかもしれない。
が、私が今、こうして書いている文章など、まっさきに消えてしまうだろう。
もしそうなったら、今、ここでこうしてモノを書いていること自体、無駄になってしまう。
今の私には、それほど恐ろしい話はない。

 いつかどこかで、たとえ100年後でも、私の書いている文章を読んでくれる人がいるかもしれない。
そんな希望があるから、今、こうしてモノを書いている。

 そのためにも、私たち日本人は、しっかりと大地に、根を張らなければならない。
欧米人に「美」の基準を求め、顔をファウンデーションで白く塗りたくって、それでどうなる?
どうする?
首から下は黄色?
話が混乱してきたが、それこそまさに自ら「根」を切るような行為。

 日本人は日本人。
私たちのルーツはそこにある。
そのルーツを忘れて、国際化はない。

 最後にその中学生にこう言った。

私「ぼくたちは恵まれた世界に生まれたんだよ。食べ物にだって、困ったことがない」
子「……」
私「君たちはそれを当たり前と思っているかもしれないが、今、世界の3分の1の人たちは飢餓状態にある。それを思ったら、感謝しなくちゃあ」
子「……」
私「日本人でよかった、とね」と。

(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 BW はやし浩司 幼児教室 育児 教育論 Japan はやし浩司 今どきの中学生 2011/10/12記)


Hiroshi Hayashi++++++Oct. 2011++++++はやし浩司・林浩司


●電子マガジン(10-12日号)愛と憎しみ

2011-10-12 11:29:40 | 日記
*********************************
 彡彡人ミミ      彡彡彡彡彡
| ⌒ ⌒ |   MM ⌒ ⌒ MM
q 0―0 MMMMM ∩ ∩ MM m
(″ ▽ M ⌒ ⌒ M″ v ゛)/ ̄)
凸/Σ▽乃q ・ ・ p ̄Σ▽乃 ̄` /
\   /(″ ▽ ゛)\    厂 ̄偶
 ===○=======○====================
 子育て最前線の育児論byはやし浩司     10月 12日号
 ================================  
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━¬¬¬¬¬――――――――――――――
★★★★★★★★★★HTML版★★★★★★★★★★★
マガジンを、カラー版でお楽しみください。(↓)をクリック!

http://bwhayashi2.fc2web.com/page020.html
★メルマガ(6万3000誌)の中で、2008年度、メルマガ・オブ・ザ・イヤーに
選ばれました!
★2009年、2010年、連続、カテゴリー部門・人気NO.1に選ばれました。

【1】(子育てのこと)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

【指導6か月目の年中児(4~5歳児)】

●今年度も、私のねらいどおりの指導ができました。
 活発に意見を言いあう。
 その伸びやかさこそが大切ですね。
 子どもは伸ばすのは、たいへん。
 しかし抑えつけるのは、簡単。
 ですからこの時期は、伸ばすことだけを考え、指導します。
 年長(6歳)の後半になったら、少しずつ、抑えにかかります。
 それまでは、思う存分、羽を伸ばさせる。
 そういった指導+子どもの様子を、このビデオの中に見てくだされば、うれしいです。

(1)
<iframe width="425" height="349" src="http://www.youtube.com/embed/bDqoBeVRXnE?hl=ja&amp;fs=1" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>


(2)
<iframe width="425" height="349" src="http://www.youtube.com/embed/4y49wmjKrYU?hl=ja&amp;fs=1" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>


(3)
<iframe width="425" height="349" src="http://www.youtube.com/embed/F-WOS53VBm4?hl=ja&amp;fs=1" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>



(4)
<iframe width="425" height="349" src="http://www.youtube.com/embed/FuzNulbR-NU?hl=ja&amp;fs=1" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>



【小3児に、方程式の概念を教えてみました】

●小2児用に使っている教材を、小3クラスで使ってみました。
 小3児には、やや簡単すぎたようです。
 で、次回、年長児(6歳児)クラスでも、実験的にこの教材を使い、指導してみようと  
思っています。
どんな反応を示すか、楽しみです。

(1)
<iframe width="425" height="349" src="http://www.youtube.com/embed/bDqoBeVRXnE?hl=ja&amp;fs=1" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>


(2)
<iframe width="425" height="349" src="http://www.youtube.com/embed/8QOwMH0R-Mk?hl=ja&amp;fs=1" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>



Hiroshi Hayashi++++++Sep. 2011++++++はやし浩司・林浩司

【OBたちに支えられて……】(Mさん、連絡、ありがとう!)

●BW教室

 BW教室……始めて、もう40年になる。
当初は、「林才能教室」と呼んでいた。
これといった教材もなく、仕事で香港へ行ったような折、イギリスの教材を買い集め、そ
れを翻訳して使っていた。

 「BW教室」という名前にしたのは、はじめて私の教材が、ある雑誌で紹介されること
になったときのこと。
『主婦と生活』という雑誌だった。
そこに井上清という編集長がいて、「林じゃあ、おもしろくねエ。何か、別の名前にしろ」
と。
それでBW、つまり「ブレイン・ワーク」という名前にした。
「頭を使う教室」という意味で、そうした。

 以来、40年。
早いものだが、最近では、教え子の子どもたちが多くなった。
……というか、ほとんどが、過去の生徒と関わりのある生徒ばかり。
この不況下。
生徒集めもたいへん。
しかし今、私は、そういうOBたちに支えられて仕事をしている。

●ハーバード大学

 20~30年前のこと。
私の夢は、「いつかは、生徒を東大に」だった。
「いつかは、うちの生徒を東大に送ってやろう」と。

 が、皮肉なもので、そうしてがんばっている間は、東大へ入る生徒は、1人もいなかっ
た。
で、そのうち、そういうことを口にしなくなった。
が、これまた皮肉なもので、口にしなくなったとたん、東大や京大へ入る生徒が、当たり
前のように多くなった。
名古屋大学や大阪大学となると、もっと多い。

 で、今は、そういう話をしない。
たまたま昨夜も、中学生たちがそんな話をし始めたので、私はこう言った。
「そんなことを売り物にする塾や予備校へ、行ってはだめだよ」と。

 しかし、である。
昨日、OBのMさんから、電話があった。
Mさんには2人の娘さんがいた。
娘さんは、2人とも、女医さんになった。
姉のほうは、現在、父親の医院を引き継いでいる。
妹のほうは、現在、何と、あのハーバード大学で研究室をもっているという。

 東大までは考えたが、ハーバード大学までは考えなかった。
ガツンとハンマーで叩かれたような衝撃を受けた。
驚きは、すぐ喜びに変わった。

 妹さんのほうは、よく覚えている。
みなで、キャンプに行ったときのこと。
道の途中でお漏らしをしてしまい、Mさん(母親)に、道ばたで下着を替えてもらってい
た。
あの女の子が、ハーバード大学!

●アメリカの大学

 アメリカでは、大学といっても、それこそピンからキリまである。
町のビルを借りて運営している大学もあれば、IU(インディアナ大学)のように、端か
ら端まで、車で1時間以上という大学まである。
私の息子夫婦は、現在、そのIUに在籍している。

 ハーバード大学については知らないが、規模はともかく、現在、世界の最高峰にある大
学であることには、ちがいない。
私は、自分の夢がそのとき、かなったうように感じた。
幼児教室をつづけて、40年。

 Mさんは、こう言った。
「でね、先生、こんどうちの孫が、その年齢になりました。
ついては先生のところで教えてもらえないでしょうか」と。

 もちろん、大歓迎!
若いころは、「生徒というのは、去っていくもの」とばかり、思っていた。
当時の私は、幼稚園の年中児から高校3年生まで教えていた。
多くは、14年間、私の教室に通ってくれた。
それでもみな、去っていく。

 が、ここ10年は、その雰囲気が変わった。
OBたちが、自分の子どもを連れて、戻ってきた。
30~40年という年月を経て、戻ってきた。
が、うれしいというより、本当のところ、さみしい。

 この仕事ができるのも、あと10年?
5年?
今の生徒がおとなになるころには、私は確実に、もうこの世にはいない。
生徒の子どもを教えるということは、もう、ない。
それを思うと、さみしい。

●教え方

 私ができることと言えば、ともかく、毎日、懸命に教えること。
「頭を使うということは、こういうことだよ」と教えること。
たまたま今週は、小学1~2年生に、方程式を教えている。
来週は、正負の数。
一見、とんでもないレッスンに思う人もいるかもしれないが、教え方さえ工夫すれば、い
くらでも教えられる。
生徒たちも笑っている間に、覚えてしまう。

で、今週は、同じ教材を使って、幼児を指導してみる。
子どもたちがどんな反応を示すか、楽しみ。
「幼児だから、幼稚ぽいことを教える」というのは、まちがっている。
またそんなことをしてはいけない。
幼児の頭脳は、私たちおとなが考えるより、はるかに広く、柔軟性に富んでいる。
ウソだと思うなら、一度、「BW公開教室」をのぞいてみてほしい。
子どもたちの笑い声に、その答がある。

 ……ということで、今朝は、久々に気分は最高!
Mさん、来週、待っています。
楽しみにしています。
ぜひ、おいでください。

(注:「BW公開教室」へは、「はやし浩司のメインHP」より。
「はやし浩司」で検索をかけてくだされば、たいていTOPに、HPが並んでいます。)

●さて10月

 9月も残り数日。
10月は、講演の季節。
あちこちで講演が待っている。
が、本当の楽しみは、講演を利用して、ワイフと旅をすること。
講演先で、旅館やホテルに泊まること。

 それと自動車工業界の雑誌に、6Pの巻頭言を書かせてもらうことになった。
全国誌である。
2012年中は、たぶんみなさんが、自動車の販売会社へ行ったら、その雑誌が目にとま
るはず。

 また11月からは、中日ショッパー紙で連載が始まる。
タイトルは、『子どもの世界・こんな問題』。
小さなコラムだが、これもOBのようなもの。
10年ほど前、新聞本紙のほうで、原稿を書かせてもらっていた。
そのときのタイトルも、『子どもの世界・こんな問題』だった。

 ……ということで、人は、それがどんなに小さいものであれ、前に希望をかかげて生き
ていくもの。
希望があれば、生きていかれる。
希望が道を示してくれる。
とくに私の年齢になると、そうだ。

 道なき道に迷いこみ、立ち往生したとたん、孤独という悪魔が襲ってくる。
何としても、それだけは避けなければならない。
……とういうような暗い話は、やめ。

 がんばって、残りの数日を、有意義に過ごしたい。
2011/09/27朝記


Hiroshi Hayashi++++++Sep. 2011++++++はやし浩司・林浩司


【2】(特集)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

●愛と憎しみ(人間のもつ愛憎劇)

++++++++++++++++++++++++

昔から、「愛と憎しみは、紙一重」という。
深い愛が、ある日突然、深い憎しみに変化する。
そういうことはよくある。

「愛憎劇」という言葉もある。
人間が織りなすドラマの中でも、愛憎劇ほど、
すさまじいものはない。

愛にせよ、憎しみにせよ、その根底には
ものすごいエネルギーがある。
言うなれば精神のマグマ。
そのマグマが、時として、愛に向かい、
時として、憎しみに向かう。

++++++++++++++++++++++

●同じもの

 「愛するが故に、殺したいほど憎い」と。
一見、相反する感情だが、それほど強烈でなくても、似たような感情的動揺は、日常生活
の中でも、よく経験する。
が、「愛」と「憎」を、2つに分けて考えてはいけない。
たとえば「愛は良性感情」、「憎は悪性感情」というように、別のものとして分けて考えて
はいけない。
(フロイトは、「憎」を、「陰性感情」と位置づけたが……。)
両者は、その原点は同じ。
言うなればその地下にあるマグマと、直接、結びついている。
つまり根は同じ。

 わかりやすく言えば、時と状況に応じて、マグマは、愛にもなり、憎しみにもなる。
こんなことがあった。

 もう20年近くも前のこと。
1人の女子高校生が、いた。
私をたいへん嫌っていた。
態度にもそれがよく現れた。
何かにつけ、私に向かって暴言を吐いたり、反抗したりした。
で、私はある日、その女子高校生にこう言った。
「あのね、そんなに先生(=私)のことが嫌いなら、この教室をやめてもいいよ」と。

 その日を境に、その女子高校生は別人のように、静かでおとなしくなった。
が、「?」と思ったのは、そのあとのことだった。
やがて進学大学も決まった。
ふつうなら、そこでみな、私の教室を去っていく。
が、その女子高校生は、3月の終わりまで、私の教室に来てくれた。
理由を聞くと、「習慣になっているから……」と。

 で、その女子高校生には、弟(中3)がいた。
その弟も、私の教室に来ていた。
が、その弟が、私にこう言った。
「ぼくの姉ちゃんねエ、先生の写真を机の前に飾っているよ」と。

 これには驚いた。
いつだったか、みなでプリクラへ行き、3~4人の生徒といっしょに、写真を撮った。
その写真を、自分の部屋に飾っているという。
私はその女子高生には、すっかり嫌われていると思っていた。
が、事実は、どうやら逆だったようだ。

●正反対の感情

 同じエネルギーなのに、そのエネルギーがまったく別方向に向かうということは、よく
ある。
よく知られているのが、無神論と有神論。
徹底した無神論者が、ある日突然、熱心な有神論者になるということは、よくある。
(本物の有神論者は、静かで穏やか。)

 私も、スピリチュアルとか、オカルトという言葉は、それを聞いただけで、即座に拒絶
反応を示す。
そういう話になると、その入り口で、私は逃げてしまう。

そういう私だが、ビデオショップへ行くと、反対の反応を示す。
そういう映画を、好んで、よく借りる。
またそういうビデオのほうが、おもしろい。

映画「シクス・センス」にしても、「ミラーズ」にしても、私にはたいへんおもしろかった。
現実の世界では嫌いながら、映画の世界では、それを求める?
これはどういう心理的反応によるものなのか?

●フリップ・フロップ理論

 心理学の世界に、「フリップ・フロップ理論」というのがある。
(日本では、ほとんど紹介されていないが……。)
私は「フラフラ理論」とか、「コロリ理論」とか呼んでいる。
フラフラしていると、突然コロリと変化する。

つまり人間というのは、中途半端な精神状態には、たいへんもろい。
たとえば有神論者が無神論者になったり、反対に無神論者が有神論者になったりするよう
なときが、それ。
どっちつかずの状態のときというのは、その人は精神の状態がたいへん不安定になる。
またそういう状態は、長つづきしない。
精神の消耗もたいへんはげしい。

 そこでどちらか一方に、転んでしまおうとする。
転んでしまえば、気が楽になる。
安定する。
精神の状態も落ち着く。

 だから一般論として、有神論者であるにせよ、無神論者であるにせよ、ワーワーと騒い
でいる人は、それだけどっちつかずの人とみる。
先にも書いたように、本物の有神論者は、静かで穏やか。
どっしりとしている。

 反対に本物の無神論者は、静かで穏やか。
どっしりとしている。

●たとえば離婚劇

 愛と憎しみについても、このフリップ・フロップ理論を当てはめることができる。
「私はあなたを愛している」「私を信じて」と言う人ほど、本当は、相手を愛していない。
本当に愛していたら、どっしりとしている。
 
 反対に、「私はあなたを憎んでいる」「嫌いだ」と言う人ほど、本当は、相手を憎んでい
ない。
本当に憎んでいたら、どっしりとしている。

 愛にせよ、憎にせよ、中途半端な状態のとき、その人ははげしく動き回る。
ワーワーと騒ぐ。
このことは離婚劇を見れば、よくわかる。

 本当に離婚する夫婦は、静か。
会話もしない。
喧嘩もしない。
冷めきった状態で、どっしりとしている。

 が、たがいに相手をののしり、非難しあう夫婦のばあいは、離婚などしない。
離婚したくないから、相手をののしり、非難する。
「お前はなあ……」「あなただって……」と。
憎しみあっているということは、裏を返せば、愛しあっているということ。
だから昔からこう言う。
『夫婦喧嘩は犬も食わぬ』と。 

●愛と憎しみ

 話が脱線したが、マグマがあれば、……残っていれば、愛は憎しみにもなり、憎しみは
愛にもなる。
表面的な様子にだまされてはいけない。
言い換えると、愛にせよ、憎しみにせよ、表面的に静かになってしまったら、おしまい。
人間関係は、すでに終焉している。
夫婦でも、親子でも、友人でも……。

 ……ということで、もしあなたがその相手に、強い愛を感じていたら、それはいつでも
強い憎しみに変化する可能性があるということ。
反対に、もしあなたがその相手に、強い憎しみを感じていたら、それはいつでも強い愛に
変化する可能性があるということ。
愛にせよ、憎しみにせよ、そのときの心の状態を、そのまま絶対視してはいけない。
ちょっとしたことで、たとえば憎しみを、愛に変えることもできる。

 『愛と憎しみは、紙一重』というときには、そういう意味も含まれる。
2011/09/26記

(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 
BW はやし浩司 幼児教室 育児 教育論 Japan はやし浩司 愛と憎しみ 愛憎劇 
愛と憎しみは紙一重)


Hiroshi Hayashi++++++Sep. 2011++++++はやし浩司・林浩司

【3】(近ごろ、あれこれ)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

●Black Monday+山内賢さんの訃報

++++++++++++++++++

今朝は、9時起き。
しばらく居間でお茶を飲んだ。
そのあと、おもむろに書斎へ。

パソコンを立ち上げる。
メールに目を通す。
そのあとニュース・サイトへ。

先ほどまで、日本の株価の値動きを見ていた。
現在、10:12で、169円安の8391円(日経平均)。
ジワジワとさがってはいるが、その一方で、予想したより、下げ幅が小さい(?)。
けっしてそれを望んでいるわけではないが、それもおかしい。
アメリカ、EUの流れを見ていると、もっと下げてよいはず。
何があるのだろう。
何が動いているのだろう。

さらにここへきて、中国の動きも、おかしくなってきた。
日経新聞は、つぎのように伝える。

『……欧米に加え、今後の新たな火種となりそうなのが中国だ。
英系金融大手HSBCが22日に発表した中国の9月の製造業購買担当者景気指数(PM
I)速報値が悪化し、中国景気の減速懸念も強まってきた。
欧米だけでなく中国、そしてアジアにも景気減速が波及すれば、世界景気のけん引役はも
はや見当たらなくなる』(9/26)と。

世界経済もここまでくると、おかしなことに、中国が頼もしく見えた。
が、その中国も、内部では、大きな異変が起きている?
今は、そんな感じ。

たった今(10:19)、172円安の8287円。

私ごときが心配しても、どうしようもない。
が、気になる。

++++++++++++++++++

●暗い話は、やめよう

 こういうときは、経済の話は、やめ!
先にも書いたように、「私ごときが心配しても、どうしようもない」。

 そこでニュース・サイト。
が、真っ先に飛び込んできたのは、日活スターだった山内賢さんの訃報。
2003年に肺ガンがみつかり、以後、闘病生活。
享年67歳。
私も、若いころ、山内賢さんのファンだった。
和泉雅子さんも、私のファンだった。
よく共演していた。
(……というか、もともと私は和泉雅子さんのファンだった。
で、そのうち山内賢さんも、好きになった。)

 私の年齢になると、訃報は訃報と割り切ることができる。
他人の死を、客観的に見つめることができる。
「つぎは私」という思いがあるからではないか。
それ以上に、山内賢さんという名前を呼んで、あの時代の思い出がいろいろとよみがえっ
てきた。

 当時、ゆいいつの楽しみといえば、映画館に足を運ぶこと。
歩いて数分のところに、その映画館があった。
高校時代も、また大学生になっても、郷里に帰省すると、毎週のようにそこへ足を運んだ。

 が、いちばん好きだったのは、酒井和歌子さん。
今でも、美しい人だ。
少し前、あるファーストフードの店に入ったら、酒井和歌子さんの写真が飾ってあった。
そのとき私は、しばし、その写真に見とれた。

 で、たった今、台所に行くと、ワイフがそこに立っていた。
美容院から帰ってきたところだった。
そのワイフが私のほうを振り向いたとき、私ははじめて気がついた。
「そう言えば、どこか酒井和歌子に似ている……」と。
(あくまでも雰囲気だけだが……。
酒井和歌子さんとワイフとでは、まさに月とスッポン。)

 私がワイフに一目惚れしたのも、そのせいかもしれない。
自分では、気がつかなかったが……。

 しかしそういうこともあるのかもしれない。
強く印象に残った人がいたとする。
その人に好意を抱いたとする。
が、その人とは別れた。
(あるいはその人は、手が届かないところにいる人だった。)
が、どこかでその人に似た人に出会った。
とたん、その人が好きになる……、と。

 その反対にあるのが、『坊主憎ければ、袈裟まで憎い』ということになる。
これをもじると、『坊様が好きになると、袈裟までいとおしい』となる?
心理学の世界では、すでに認知された心理反応だが、自分で経験してみると、おもしろさ
がちがう。

 で、先ほどワイフにこう言ってみた。
「今まで気がつかなかったけれど、お前って、酒井和歌子に似ているって、若いころ言わ
れなかったか?」と。

 するとあのワイフが、こう言った。
「うん、よく言われた。でも、中村晃子のほうによく似ているって……」と。
うちのワイフは、本当に、オメデタイ!
バカ臭くなって、それ以上、話をするのはやめた!


Hiroshi Hayashi++++++Sep. 2011++++++はやし浩司・林浩司

●ラジウム温泉とピロリ菌

 最近気になっていることが、2つある。
ひとつは、「ラジウム温泉」。
もうひとつは、「ピロリ菌」。

 ラジウム温泉というのは、簡単に言えば、放射線風呂。
WHOはたびたび日本に向け、その危険性を警告している。
が、この日本では、堂々というか、逆に放射線の高さを宣伝に使い、営業している温泉が、
50近くもある。
たとえば……。

 「ラジウム温泉やラドン温泉には通常の200倍以上の放射線を含んでおり、日本では
島根県の池田、山梨県の増富、鳥取県の三朝、兵庫県の有馬などでは、40000倍以上
の放射線が含まれています。

 ほかにも、放射線を含んだ温泉は日本各地に多数あり、特に花崗岩のある所には多いよ
うです。放射線を含んだ温泉は人体に悪影響を与えるほど強くはありませんので、安心し
て温泉を楽しんで下さい」(某・温泉郷パンフ)と。

 先日入った温泉のパンフには、こうあった。
「当、温泉郷は、N県でも有数の高い放射線量を誇っています」と。
読むと、「源泉近くで、1~15マイクロ・シーベルト」とか!
ゾーッ!

 いいのか?

 また「ピロリ菌」というのは、ピロリ菌。
どんなものかはよく知らないが、先月検査してもらったら、私の体には、そのピロリ菌が
居座っているという。
胃潰瘍や胃ガンの原因にもなるらしい。
医師は、退治したほうがいいと言う。
が、抗生物質を1週間ものまねばならない。

 いいのか?

●ユニバーサル・スタジオ

 10月の楽しみ。
ワイフとユニバーサル・スタジオに行くこと。
若いころ、一度、行ったことがある。
今度行くと、2度目。

 新幹線で行き、オフィシャルホテルに一泊するというコースがある。
団体バスで行くという方法もあるが、団体バスは、もうこりごり。
どこか別の惑星からやってきたような、オジチャン、オバチャンたちばかり。
……というのは、書き過ぎ。
それはわかっているが、しかし私たちの恨みも、大きい。
料金が2倍ほどの、プレミア何とかというコースでも、このザマ。

 自分たちは、大声でギャーギャー、ゲラゲラと騒ぎながら、私が使うパソコンの音がう
るさい、と。
「もう少し小さな声で話していただけませんか?」と、ていねいに頼んでも、こう言い返
される。
「私らア、おしゃべりが楽しみで旅行に来ているんだわサア」とか。

飛行機の中でも、電車の中でも、今ではパソコンは必携品。
どこの空港へ行っても、みな、パソコンを叩いている。
それがうるさい?
だから先月、私とワイフは、こう宣言した。

「2度と、死ぬまで、乗らない!」と。

 私たち夫婦にとっては、バスというより、拷問室。
静かに読書もできない。
だから、もう乗らない!

●放射線

 あのね、ラジウムであろうが、セシウムであろうが、問題はそこから発せられる放射線。
X線、アルファ線、ベータ線、ガンマ線、中性子線など。
セシウムだから危険、ラジウムだから安全ということは、ない。
こんな基本的なことも知らないで、「ラジウム温泉は安全」は、ない。

 たとえばこれらの放射線の中でも、アルファ線はヘリウムの原子核、ベータ線は電子、
中性子線は中性子を、それぞれ放出する。
これに対してX線やガンマ線は、電磁波の仲間。
が、これらすべては、共通して、物質を電離させる能力をもっている。
わかりやすく言えば、原子をバラバラにする。
これが人体に、深刻な影響を与える。
人体というより、細胞のDNAに、深刻な影響を与える。

 が、ある旅館のパンフには、こうある。
「GT温泉郷の温泉はラドンを含むラジウム温泉(放射能泉)です。
温泉中のラドンから放出される微量の放射線を吸収することで、身体の細胞を刺激し、免
疫力向上、血流の改善の効果があるといわれています」と。

 こういうのを、「ホルミシス効果」というらしい。
そこでホルミシス効果なるものを調べてみる。

●放射線ホルメシス効果

 ウィキペディア百科事典には、つぎのようにある。

『……放射線ホルミシス効果とは、1978年、ミズーリ大学の
トーマス・D・ラッキー生化学教授が、自らは実験や研究を行っていないが、20世紀初頭
から知られていた低線量の放射線による生物の各種刺激効果を、改めて他の多くの研究者
の研究原著論文を総説(レビュー)の中で紹介、整理することによって使用した言葉であ
り、アメリカ保健物理学会誌1982年12月号に掲載された総説によって提唱された学
説である。

この仮説では、低線量の放射線照射は、体のさまざまな活動を活性化するとされる。
ラッキー教授は小論文『原爆の健康効用』を発表し、原爆は健康を促進した面があるとし
ている。
ただし、WHOは低線量であっても天然ラドンの放射線の危険性を指摘しており、また米国
もそれに倣うなど、主流の学説ではない』(以上、ウィキペディア百科事典)と。

 が、同じくウィキペディア百科事典はこんな記事も載せている。

『……2006年、世界保健機構(WHO)は、ラドンの放射線が肺がんの重要な原因であ
ることを警告した。
アメリカもWHOに準じており、環境保護庁(EPA)は、ラドンに安全な量というものは存在
せず、少しの被曝でも癌になる危険性をもたらすものとしている。
また、米国科学アカデミーは、毎年15,000から22,000人のアメリカ人が屋内の
ラドンによる肺がんによって命を落としていると推計する。
日本政府は2011年現在、特に警告は発していない』(ウィキペディア百科事典)と。

 あとの判断は、みなさん、それぞれ。
ただし一言。

 先日、私たちが泊まった旅館は、何10室もあるような大きな旅館だったが、客は私た
ちだけ。
いくら「安全」と言われても、そう簡単には泊まれない。
しかもその根拠が、1978年の論文?
今から33年前。
「日本政府は2011年現在、特に警告は発していない」(ウィキペディア百科事典)とい
うのも気になる。

●ピロリ菌

 ピロリ菌についても、いろいろ調べてみた。
抗生物質を服用したからといって、100%、除菌できるというものでもないらしい。
それに40歳以上の人では、70%が保菌者とか(ウィキペディア百科事典)。

 で、こういう記述も見つけた。
こちらのほうが、私にとっては、わかりやすい。

いわく、

『近年、食品によるピロリ菌の抑制効果が確認されている。
発芽3日目のブロッコリーの新芽(スプラウト)を2ヶ月間継続して食べた感染者におい
て、胃の中に住むピロリ菌が減少したとの報告がされている。
ブロッコリーの新芽に含まれるスルフォラファンが有効成分の1つと考えられている。ま
た、梅に含まれるシリンガレシノールというリグナンの一種もピロリ菌の増殖抑制や胃粘
膜への感染防御に有効であることが発見された。
このほか、緑茶、緑茶カテキンやココア、ヨーグルト、コーヒー、わさび、ショウガ、
ニンニク、キムチ などでも抑制が報告されている。
さらに、ニュージーランド特産の蜂蜜であるマヌカハニーも、ピロリ菌駆除力を持つこと
が報告されている。

ただし、これら多くの食品による抑制効果は限られた調査対象や動物実験を基にしたもの
がほとんどである。また、特定の食品だけを過剰に摂取することは(たとえピロリ菌に対
しては効果があったとしても)、全身の健康にとって良くないことは容易に想像できる。

ヘリコバクター・ピロリ関連疾患の現実的かつ実践的な予防対策として、広範囲な疫学調
査に基づき広く受け入れられているのは野菜と果物の摂取、および減塩である』(以上、ウ
ィキペディア百科事典)と。

 ピロリの除菌については、もうしばらく様子をみてから、考えてみたい。


Hiroshi Hayashi++++++Sep. 2011++++++はやし浩司・林浩司

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 はやし浩司のホームページ http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
***********************************

このマガジンがお役にたてそうな人が、あなたのまわりにいませんか?
よろしかったら、どうか、このマガジンのことを、お友だちの方に
話していただけませんか?

よろしくお願いします。              はやし浩司
***********************************
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■  
まぐまぐプレミア版(有料版)のお申し込みは……
http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/page141.html
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■                      
.   *※※
.※※  ***※
.*※※…※}※**   
. **++ ※))
. {※}※※ /
. ※*… /mQQQm
.**/| |Q ⌒ ⌒ Q  Bye!
.  = | QQ ∩ ∩ QQ   
.       m\ ▽ /m~= ○
.       ○ ~~~\\//
.=================================
.みなさん、次号で、またお会いしましょう!
.=================================

分数のレッスンfor小学1年生

2011-10-12 00:07:43 | 日記
【小1児に、分数と分数の概念を教える】

●Active Learners(積極的に学ぶ子どもたち)

いつもにぎやかなクラスです。
で、今日は年間計画表に従い、分数と分数の概念を教えてみました。
で、結果は、ご覧の通りです。
ワイワイ騒いでいるうちに、何となく覚えてしまったようです。
このビデオで見ていただきたいことは、子どもたちの積極性です。
アメリカでは、「アクティブ・ラーナー(Active Learners)」という言葉をよく聞きます。
積極的に学ぶ子どもという意味です。
「1年生に分数!」と驚く人も多いかと思いますが、それこそ偏見と誤解です。
こういう教育をすると、ほとんどの人は、子どもが苦しんでいる……と誤解します。
が、そんなことはありません。
子どもたちの笑い声が、その答です。
それよりも子どもたちのもつ、可能性に注目してください。
子どもというのは、(足し算)→(引き算)→(繰り上がりのある足し算)→(繰り下がりのある引き算)→……と教えるのがよいと思っている人も多いかと思います。
が、どうしてこの日本では、教育がかくも技術的なのでしょうか。
だからおもしろくない。
子どもたちがついてこない。
みな、算数嫌いになってしまう!
……ということで、私のところでは、世界でも類のない教育を実践しています。

(1)
<iframe width="425" height="349" src="http://www.youtube.com/embed/ntUR_UaDANs?hl=ja&amp;fs=1" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>

(2)
<iframe width="425" height="349" src="http://www.youtube.com/embed/OL6CW1ozjVA?hl=ja&amp;fs=1" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>

(3)
<iframe width="425" height="349" src="http://www.youtube.com/embed/kULdPU26EkM?hl=ja&amp;fs=1" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>

(4)
<iframe width="425" height="349" src="http://www.youtube.com/embed/zT3qwtbYJmw?hl=ja&amp;fs=1" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>


(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 BW はやし浩司 幼児教室 育児 教育論 Japan はやし浩司 分数の学習 分数の概念 小学1年生に分数を教える Fractional Numbers Fraction)


Hiroshi Hayashi++++++Oct. 2011++++++はやし浩司・林浩司