ラジオを聞いていたら 低山ほど危険、ベテランでも と言っていました。
まさに道迷いに関してはその通り。
作業道が多いし、高い山より道標がしっかりしているとは言えません。
あまり人の入っていない山の場合はよほど注意が必要です。
地形も小さな尾根がたくさんあり複雑な場合も多いです。
国土地理院の地図に登山道は入っていない場合もあり、ガイドブックも正確とは言えないものもあります。
また、里道に入ると分岐も多く、まあ、里道だと迷っても何とかなるでしょうけど、最低限でもコンパス、なるべく解かりやすい地図 は必要。
スマホを使っている人は現在地の解かるアプリは入れて置きましょう。
コンパス、地図を併用すれば現在地は確保できると思います。
また、スリップ事故などはもうすぐ道路に出るところなどで注意です。
油断ですね。
私は下りにかかるとき、里道が近くなったあたりで声をかけるようにしています。
いかにも危険なところでは注意しますが、そういうところでは油断しがちなのです。
夏休みで山に行かれる人も多いでしょう。
事故はいつもすぐ隣にいると思って安全な夏休みを。
車でも自分は事故にあうと思っている人はいないでしょう。
みんな自分は大丈夫と思っています。
でも、すぐ隣にいるのです。
上と重複しますが、高い山に登っていた高齢者も体力の衰えを自覚するにしたがって低山に移行していくと思います。
低山でやっかいなのが道迷い。
メジャーな高い山より道は作業道、獣道など分岐も多くまた地形も複雑なのでベテランでも迷いやすいのが低山です。
昔は地図で現在地を同定するしかなかったのですが今は便利なものがたくさんあります。
コンパスは必携です。
出来るだけ詳細な地図。
私は国土地理院の地図に磁北線を追加して出力しています。
でも等高線でここにも一本と言うのはあるしこの建物は記載されていても・・・・と言うのもあります。
等高線が読みにくいものもありますが、付近の道路で特徴的な物を見つけたり、高圧線とか人工的な特徴物は読めると思います。
それと頼りになるのが現在地を示すアプリ。
前回現在地を見失いそうになった時仲間のアプリで近くの林道で特徴的な部分があったのでリカバリーできました。
出来れば地図院地図で現在地を示してくれるものがおすすめ。
そしてこれは原則ですが迷ったら下りたくなるのは本能、これは駄目です。
崖に出たり滝に出たりする可能性があるのです。
迷ったら登る これが基本です。
出かける前に地図を把握しておくのは基本ですけど行動中はコンパスで方向を確認、おかしいと思ったところでアプリで現在地を確認します。
私は今回 山岳、市街地の地図が入ったGPSを追加しました。
ガーミンの20xに日本の山岳、市街地の地図が入ったものです。
里道ではもっと分岐が多くてやっかいです。
まあ、人家のある里道で迷っても危険は無いのですけど、私は住宅地図をコピーして持ちます。
里道だとストリートビューでも見られる場所が多いので要所要所は確認していきます。
昔の技術にとらわれることはありません。
今利用できるものは最大限利用する。
これから高齢者の低山での道迷い事故は増えます。
道が複雑、近いも複雑な低山での道迷いを少なくできたら良いですね。
ちなみに私は非常用にアマチュア無線機も小さなものを持って行きます。
これは今携帯電話で大丈夫でしょう。
ただ、谷筋で電波の入らないところもあるでしょうからそのためにも下っては駄目です。
尾根筋だと電波の入る可能性は高くなります。
( 追記 )
「 ニャンの飼い猫暮らし 」
今朝、ニャンな早朝帰ってきました。
今はエアコンをつけた部屋でエアロバイクのペダル下でスヤスヤ寝ています。
これも小さな幸せだなと思います。
今日は仕事は入っていないのでずっと家です。
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