ぶたころの愉快コレクション

近くの国営昭和記念公園の近況、アウトドア活動を中心に愉快を探していきたいと思います。

耐震チェックをしよう!:建売全盛時代の住宅( & 老人とニャン )の巻

2024年02月01日 05時05分00秒 | 日記
( 写真は昔のものです )

私が設計事務所として独立した50年ほど前は当時は建売全盛時代でした。

今ブランド化している住宅メーカーもプレファブ住宅として現場のプレファブに毛が生えた程度の認識、まだ社会的な地位は獲得していない頃です。

住宅の基礎にしても設計と違って厚さの無い捨てコン程度だったり、工場で生産される部分以外は適当な時代でした。

その頃のプレファブ住宅はおそらく建て替えられていると思います。

住宅でなくても鉄筋を組んでも床の鉄筋はコンクリート打ちで踏んで乱したりは当たり前、建設現場はけっこういい加減でした。

今やその頃できたプレファブ住宅玄関メーカーはブランド化しています。
そんな住宅メーカーの住宅性能評価の検査をしてきましたが各性能項目に対して良くできています。

私がかかわった建売全盛時代の住宅に関して、ですけどプランは誰でも適応できるもの、1階に玄関、居間、台所、洗面、浴室を配置し、2階に幾つかの個室を配置する設計です。
平面形状は長方形、開口は6尺の掃き出し、ひじ掛け、腰高 などです。

屋根は瓦、スレートですけど、谷部分は無く切妻か寄棟の単純なもの。

これ、耐震的にすごく有利な平面プランなのです。

今、木造は水平力に対して面で対抗するもの、あるいは鉄鋼や鉄筋などのようにラーメン構造になっているものがほとんど。

あの頃は斜めの材料 筋交い でした。
外回りの壁で開口の無い壁には斜め材の筋交いが入っているはずです。

ですから無駄に大きな開口部が無くて壁部分が多かったらそれだけ横方向の力に対抗する事が出来ると言う事です。

屋根面に関しては寄棟、切妻とも水平面にはねじれないように 火打ち と言う角を固める斜め材が入っているはずでこれは今も同じ。

あの頃の建売では平面形状は長方形に近い。
居間など広い部屋でもせいぜい大きくても8畳程度、個室は3.5畳から6畳、壁は多いはず。

駐車場に壁の無い空間ピロティとか吹き抜けが無ければ構造的に安定していると言えます。

ただ立地条件ですけど無理な切り土盛り土の敷地で擁壁にブロックなどが使ってあり無理がありそう、海に近く津波の恐れがある、液状化の可能性がある、山が崩れてくる可能性がある場合は建物以外に危険度が増すと思います。

地方では古い住宅も多く、土壁の住宅、増改築をして不安定なプランになっているなどの物も多いと被害は増えます。

今、木造3階建ても増えていますが1階、2階より3階は揺れが大きくなるので家具の固定にも注意しましょう。

今回の災害を受けて自宅の耐震性能をチェックしておくのは良いと思います。
日本中、どこでも、明日は我が身 と言う想像力は大事です。




今朝は下に降りてニャンさんに猫サプリとチュールをあげたのですけど、サプリは食べない、チュールは食べました。
でもすぐ吐いてしまいました。
下半身とお腹のグルーミングが激しく薄毛になっているので毛が溜まっているのではと心配していたので吐くのは良いのかな???????。
ブランケットに吐いたので玄関に出して水で流し、その後洗濯は明日で良いかなと思っていたのですけどついでなので洗濯、散髪、シャワーの1セットをしました。

ニャンさんの下半身の薄毛、舌の届く範囲なので過剰なグルーミングであることは確か、おとなしく病院に連れて行けたら良いのにと思うのですけど・・・・・・。

今朝の朝食はうな丼。
メスティンで1合炊いて半分は保温容器に入れ半分で食べます。





コメント
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