ぶたころの愉快コレクション

近くの国営昭和記念公園の近況、アウトドア活動を中心に愉快を探していきたいと思います。

最近の住宅は電気に頼りすぎている ( & 老人とニャン )の巻

2020年09月13日 05時05分00秒 | 日記
( 写真は昔のものです )

最近の住宅を見ていて設備に頼りすぎていると思います。

照明設備、空調設備 その他。

学生時代、昔の宿場町の建築とか武家屋敷とかを研究するゼミでした。
今のうちに図面に残そうと言う デザインサーヴェイ です。

街並みを測量し、それぞれの家屋に入れていただき平面の収集、色々勉強になりました。

江戸時代の建物でも住むと言う事では今も問題なく住めるのです。
ただ、改築されている部分、それは台所です。
 
通り庭 と言うのをご存知でしょうか、水道の無い時代は表から裏へ抜ける土間がありました。
隣と接しているウナギの寝床のような宿場町の町家とか、農村の民家でも表から裏に抜ける土間はあります。

土間は必須の空間でしたが水道、ガスが出来て台所は土間の必要が無くなり、床が張られてすべての住宅で改築されています。

住む 事だけを考えると昔の家でも充分、それどころか風通しや採光は今よりずっと考えられていました。

外壁や開口部の性能が良くなり、また敷地に余裕がない現代の住宅とは条件が違いますが、深い軒で雨の日でも解放でき、外にも内にもなる縁側の空間は快適です。


設備の寿命は建物より短いです。
今の住宅は採光や風通しも機械に頼っている、機械の進歩は早いので数年すると改築しなければなりません。


今思うのですけど居室の自然光と風通しは考えて良いように思います。


災害で電気が止まったら今の住宅ではたいへんなのです。

住宅に関して日本家屋は風土にあった快適なものだったと思います。
建具を開けると広い空間になりました。

家を新築しようと思う人は昔の住宅を研究してみるのも良いと思います。

もうこの年齢なので建て替えても数年使えるかどうかですが、もしこの家を建て替えるとしたら風通しの良い、そして美術関係の息子なら北側からの安定した採光、トップライトも良いかもしれない、無駄に仕切らない、水回りは1階に集める、無駄に広くしない、高齢になった時に段差が無く、寝室と洗面、浴室の位置関係を考え、台所は買い物から帰ってすぐ整理でき、ゴミ出しも便利な1階。
駐車場は乗らくなったら無駄なスペースになるので借りる。

よって 1階は寝室、台所、トイレ、洗面所、浴室。
この規模の住宅で2階にトイレはいらない、よって水回りは1階のみ。
仕事で水を使う必要があれば今はヘッダー式で水漏れなども無いし交換も楽なので流しの1か所は良いかも。

2階は仕事スペースと作品の収蔵用。

3階も出来るがあまり大きくしないで(必要なら予備の部屋)屋上が利用出来たらプランター菜園などにも利用できるので良いかも、

狭い敷地ですが駅まで7分、3分でスーパー、2分でコンビニ、30秒で病院、4分で郵便局と近く、便利さにおいては理想的なロケーションなので老後に住むには良いところです。

間取りは風通しと採光(自然光)を考える事。

代々使う家なら駐車場も良いかも知れませんが使いやすい1階を広く使う為にいずれ使わなくなる駐車場はいりません。





コメント
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