街歩き―義経道―

今回は街歩きというより、山歩きの感があります。一の谷の合戦で有名な「逆落とし」(論争があるようですが・・・)に至る義経の進軍路を辿ります。

義経道　藍那(あいな)～鵯越(ひよどりごえ)

コース　神戸電鉄粟生線藍那駅～相談ヶ辻～高尾山～神戸電鉄鵯越駅　　距離　約8km
 
　　　　　　　　　　実歩数　14967歩　換算距離　10.6キロ

　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　

	神戸電鉄粟生線の藍那駅です。無人駅です。
	駅構内にある「義経弁慶の通過の地」の表示板。
駅を出ると県道52号線が走っています。左側へ歩いていくとすぐに信号があります。そこを左折して集落に入っていきます。
	神戸電鉄のガードを抜けると道が二手に分かれています。右は集落の細い道で、左は車が通れるやや広い道です。どちらでもよいのですが、ショートカットで車道を行きます。とても急な坂道です。
しばらく行くと「国営明石海峡公園神戸地区」という小さな標識が認められます。右へ進みます。
	また、しばらく上っていくと突き当たりに標識が現れます。右「白川」、左「星和台」というものです。星和台方面へ行きます。
ここからが山道に入ります。とはいっても道は舗装されていて歩き易いです。
	「相談ヶ辻」です。義経がここで軍議を行ったといわれています。 しかし、今回この地に行くと昔あった「相談ヶ辻の家」がなくなり、その前の広い場所にきれいな新しい「相談ヶ辻の家」(何の説明もないので多分です)が立ててありました。横にはトイレもあります。ただし、入ることができませんでした。散歩中の人に聞くと旧の相談ヶ辻の家を移築する予定であったがほとんど新築でしょうとのことでした。また、行事などのとき以外は開放していないということでした。これっていいの?
藍那駅～30分も歩けばもう「星和台」という大きな住宅地に出ます。
	星和台を出るとすぐに「しあわせの村」に入る信号です。これを左に行くと鵯越墓園の北門があります。車は入れませんが歩行者は通れます。
この墓園の外周路を歩きます。
	20分も歩けば「義経馬つなぎ松」がある高尾地蔵院に着きます。松はすでに枯れてしまい、今は根っこの部分だけが残っています。
この地蔵院から高尾山に登ってみます。標高は403メートルですからすぐのところです。 頂上からは神戸の町が一望できます。
	一路、鵯越墓園の南門を目指します。途中「蛙岩」というのがあるとのことで寄ってみました。どの方向から見たら蛙なのか分からずじまいでした。
そして、本日のゴール地点、神戸電鉄の「鵯越駅」です。

ちょっと一言
●義経道は、神戸市北区役所のHPのハイキングコースで見ることができます。