無聊さんの日々是好日

見て、感じて、経験して・・・のんき、気ままな雑記

ポタリング(同行二輪) ㉔ 長良川自転車道 その2

2013-11-01 15:38:42 | ポタリング


昨日とは打って変わっての快晴
気持ちの良い走りが楽しめそうです。
コース
※このコース記録は「My Tracks」で記録しています。


長良川自転車道の起点となる「忠節橋南」より
走り始めます。


土手の真ん中にあるのが自転車道のようです。
標識には「長良川左岸サイクリングロード」
とあります。


右手が土手の法面で、上は自動車が走っています。
ずうっとこの状態では、景色は楽しめないな


左岸を「河渡橋(ごうどばし)」を渡り
今度は「長良川右岸サイクリングロード」を走ります。


やっと、土手の上のサイクリングロードに出ました。
ここからはいい景色を見ながら走れそうです。


長良川右岸サイクリングロードと
河口方向の風景です。


東海道本線の鉄橋が見えます。


ここから河口まで44キロの表示。


景色を楽しみながら走ると
今回の目的地の一つ
「墨俣一夜城が見えてきました。


木下藤吉郎が一夜にして築いたとされる
「墨俣(すのまた)一夜城」
当時はこんな立派なものではなかったはずですよね。
今は、資料館になっています。


一夜城を見学してから
墨俣の街中に入ってぶらぶらしていると
喫茶店を見つけました。
BROMPTONはお座りして
賢く待っています。


さあ、一服も終わり目的地へ。
ゴールの「木曽三川公園」へは23キロとありますね。


では、出発
しばらくは長良川と並行する川沿いに進みます。


あれこの建物見覚えが…
確かサンヨーの
今は、パナソニックとなっています。
ということは、手前の線路は新幹線だ


墨俣から自転車道は
土手の法面の中ほどばかりを走っています。
やっと開けた場所に出たと思ったら
道の駅でした。
「クレール平田」とありました。


延々と続く、土手の中ほどの自転車道。
川など全く見えない
誰がこんなものを設計し、造ったのだ
「長良川自転車道」と名付けているのが腹立たしい
「自転車道」とあれば気持ちよく川を見ながら
走れると思うでしょうが・・・。
自動車優先の道路づくりのついでに
申し訳仕事のように造ったのではないかと
勘繰りたくなるような自転車道でした。

歩行者、自転車と自動車の通行空間の分離だけに
重点が置かれたというのであれば確かに「自転車道」ですが、
全国的に有名な「長良川」を冠した自転車道という点では
設計・イメージの貧困を感じずにはいられませんでしたね。
残念至極


その上、ご覧のように行く手を草が遮ります。
ここなどはまだよい方です。ブッシュのような中を
自転車を押して進んだ箇所もあり、
途中から、法面の一番下の地道を走りましたよ。
これでも「長良川自転車道」


三段構えの道の様子。
一番上の景色のいいところは自動車が走っています。
地図では「渓流サルスベリ街道」となっています。
中ほどの白い柵が見えるところが自転車道。
そして、一番下は堤防に沿っての地道となっています。

また、この自転車道の構造上、
上の自動車道からの車が下の地道に出入りするため、
頻繁に自転車道と交差しています。
その度に車が来ていないかの安全確認が必要です。
要するに「自転車道」が優先されていないのです。
最悪の自転車道でした。
いっそのこと「長良川自転車道」ではなく、
「法面を見ながら自転車道」と名づけては・・・。


気分的にもすっきりせずに
目的地の「国営木曽三川公園」に到着。


久々にみる「長良川」です


気を取り戻して、養老線の「多度駅」へ
「揖斐川」に架かる「油島大橋」の真ん中が
県境、三重県に入ります。


養老線、「多度駅」。
ここがゴールです。


ローカルな電車です。
ちょっぴり癒されます。


大垣駅までゆっくり、のんびり電車は走ります。
前の車両には自転車をそのまま積み込んだお客さんがいます。
そういえば、この線は「サイクルトレイン」を走らせていますね。
自転車をそのまま車内に持ち込めます。とても、珍しい光景です。

こうして
BROMPTONとの初長距離輪行は終わりました。
BROMPTONには文句なしですが、
「長良川自転車道」はお勧めできませんね。