文十郎録

日々あれこれと感じたことなど

読書○愚か者死すべし

2006-01-22 | 文芸春秋
作者:原
出版:早川書房
発行:2004年11月30日

沢崎の新シリーズ第1弾。 過去の3作とどう変わったか、全てを1回しか読んでいない私にはよくわからない。 昔の雰囲気はそのままある。
錦織警部が出てこないのが新しいのかなあ。
社会の裏側にありそうな話と警察権力とやくざを絡めた話は、昔からの世界だなあと感じるところ。
沢崎が出てくる以上は、この辺りの狭い世界の中で閉じ込めておかねばならないのは仕方がないのかもしれない。
全てが沢崎の一人称で語られるので、裏切りはない感じがする。
読んでみて損はない。

変じゃないの? 日立PCサポートさん

2006-01-20 | 経済
仕事上で日立プリウス(2001年製)をリカバリーしましたが、動作が上手く行かないので修理センターに送って等等、色々と手を掛けました。
ここまでは良いとして。
(修理対応に不満は残りましたが、まあよしとします)
最後に、アップデートプログラムを使ってドライバーをアップデートしようとしたところ事件が起きました。
キーボードドライバーをアップデートしようとアップデートプログラムを走らせている時に「ファイルがないので、WindowsのCDを入れなさい」との指示がありました。 しかし、リカバリーディスクしかありませんので再度サポートに電話して「どうすればいいのですか?」と聞いたところ「アップデート出来ません。方法はない」との回答でした。
理由は、Windowsの中身はいつも書き換えられているので(Internetに繋いでいなくても)このような現象は起こりうるそうです。
私が言いたいのは、「リカバリーした時にはインストールされていつファイルであれば、リカバリーディスクの中に入っている筈である。 だったらそれを読めないのはおかしいだろう」ということです。
話を良く聞くと、「何らかの原因でファイルが読めなくなってしまった場合は、リカバリーをしないと回復しない」ということなので、新しいプログラムをインストールする毎に今回と同様な事が起きる可能性はあるそうです。
そんな、バカな。 他の会社のPCは、メッセージがあると付属してきたCDを入れれば今までは確実にインストールを実行する事が出来ました。
今回の日立の言う事は、全く納得が行きません。
だって、必要なファイルはリカバリーCDの中に存在する訳ですから。
他社は、それを後で部分的に読めるが、日立は一括じゃないと読めないという訳でしょうか?

メーカーが「アップデート出来ない」と言っているのであれば不可能なのですから、そのようにしか返事は出来ないのですが、どうなんでしょう。
個人的には、今後決して日立のPCを買うことは無いと思いますし、仕事上でも勧める事もないでしょう。
まあ、勝手にして下さい。
これからはなるべく関係が出来ないように努めたいと思います。

コニカミノルタ カメラ事業から撤退

2006-01-19 | 経済
驚きました。 小西六と千代田光学からの看板事業ですからねえ。
それほど商売としては厳しい競争になっているのですね。
オリンパスが松下と提携したとかするとかいった記事も以前読みましたが、ニコンとキヤノン以外は一眼レフは厳しいのでしょう。 そうは言っても、ほとんどキヤノンの一人勝ちらしいですが。
戻って、コニカミノルタの一眼レフ事業は、ソニーに譲渡されるそうです。 人も付いて行くのでしょうから、ソニーはいいものを手に入れました。 一眼レフの製造技術は電気屋さんには無いものでしょうから、これから使い方によっては違う分野で花開く事がありそうです。
優秀な人が率いないといけませんが。

わしズム 天籟

2006-01-15 | 社会
耐震強度・私欲の集合は公にならず
今回の偽装問題の原因は、民間に任せたからだ。 という主旨だと思います。
色々書いてあるので、なかなか一言では書けないのですが・・・。
私は少し違うなあ、と思います。
単に法律を作る側の怠慢だろうと。
安く作れば弱い作りになることは子供でも分かる事なのですから、市場が大きな建築業界では「多少バレてもいいから、安く作ろう」という業者が出てくるのは当たり前の事です。 (多分、自動車業界でも種々の法の目をくぐる業者は居そう)
ですからそれを前提にチェックする仕組みを作ればいい話であり、それを作らないからチェックがされなかっただけの話でしょう。
法律の罰則も軽いのですから、「やらなければ損」と思っても不思議ではないと思います。
イギリスの様な「業者に保険加入を義務付ける」という案も議論されたらしいですが、「保険金に中小業者が耐えられない」という理由で見送られたそうです。
これも不思議な議論で、規模が小さくて保険に耐えられないなら企業合併等で企業規模を大きくすればいい話でしょう。
日本という村社会の中での業者に「やさしい政策」が原因だと思います。

これからも触れますが、米国からの市場開放要求に対して色々と批判されていますが日本の経済発展も米国の開放市場のお陰という側面もありますので、「お前の市場も開放しろ」と言ってくる気持ちも理解できるなあ、と思うところです。

やっぱり暖冬?

2006-01-14 | 経済
12月は近年稀に見る寒い冬でしたが数日前から急に暖かくなってきました。
原因はいろいろあって予測は難しいのでしょうが しかし極端です
地球規模で観測点は増えてスーパーコンピュータの性能も桁違いに向上していても予測出来ないという事はベースになっている考え方が悪いのでは? と疑いたくなります

東野圭吾は直木賞を取れるか

2006-01-13 | 経済
「容疑者Xの献身」がいつものように直木賞候補に挙がっています。
過去受賞してもおかしくない作品(特に白夜行)があったと思いますが
一部審査員から「人物が描けていない」などと訳の分からない事を言われて受賞を逃しているそうです。
特に渡辺惇一が反対しているとか・・・。
あんなエロ話よりはよっぽど人間が描けていると思います。
さて今回はどうなるでしょう。

アパホテルはいい

2006-01-12 | 経済
夕べ、金沢駅前店に泊まりました。
ここは良いです
ネット接続出来ますし 何より大浴場(サウナ付)が素晴らしいです バッフェの朝食も付いて6300円でした
後は東横インのように数泊まると無料宿泊券がいただけると完璧です
アパカードを作りましたので特典を調べます
東横インに較べて店舗数が少ないのが弱点かな