文十郎録

日々あれこれと感じたことなど

感想○シリウスの道

2006-01-24 | 文芸春秋
一言でいうと、「大人しい志水辰夫」。
基本的には、企業小説と思います。
少し過去を絡ませながら(「テロリストのパラソル」も出てくるし)、ミステリーの匂いも漂っています。
読んで損は無い、です。
作者の文章との相性がいいのか、気持ちよく読むことが出来ました。