文十郎録

日々あれこれと感じたことなど

文芸春秋5月号○負けたくなければ・・・(塩野七生)

2006-04-10 | 文芸春秋
現在、日本は韓国・中国を原告にして被告席に座らされていてその他の国は陪審員といった現状に対して意見を述べられています。
共感したのは、
「手はじめにまず、「終戦」ではなく「敗戦」と言おうではないか。終戦は戦争が終わったことでしかないが、敗戦となれば、この言葉を耳にする人の何人かは必ず、なぜ敗北したのかを考えるようになる。」
という終りのところです。
「終戦」という言葉自体が、「過去を見なくする」為の「言い換え」だったと実感しました。 先ずは、事実を直視する事から始まります。


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