文十郎録

日々あれこれと感じたことなど

生まれ変わりを信じれば

2006-05-08 | 生まれ変わり
最初は「生まれ変わりを信じる」から。
福島大学の飯田史彦先生の著作物を読んで、最近は魂の存在を信じるようになりました。
ただし、神(願いを叶えてくれるという意味での)の存在は信じていません。
誰にも未来を知ることは出来ない、という前提です。
世の中には種々の歪があり、生まれながらに不幸な事に会われる人はやはり存在するのです。
自分が幸いにして生きながらえている時に創造主(この世を作った人の事、ただし未来は分からない)に感謝する事はありますが、その思う対象を万能の神とは思っていません。
創造主は、大きく俯瞰する事が出来るでしょうから我々よりは未来の予測が容易で当たる可能性も高いと思いますが未来をコントロール出来ない事に関しては同じだと思っています。
結局、我々個人は混沌の中の一構成要素に過ぎない訳ですから、出来る事にも限界があるし基本的には思いが叶う確率は低い。
しかし、それでは投げやりな人生を過ごせばいいか、というとそうでもない。
何かをやり遂げると達成感というご褒美が与えられてこれが魂に快楽をもたらすのです。
そして魂は、より高みに行きたいという基本的な性質を持っています。
その魂はずーっと存在する訳ですから、たとえ不治の病に冒されたということが分かったとしても
次に生まれかわって肉体を持った時に備えて何時でも全力を尽くすという訓練を積む事により、より高みへと行くことが出来るわけです。

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