板東しょうごの「ふるさと三木に帰れる町に!」

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本人通知制度 その7 <本会議終了「継続審議」に!!>

2011-12-23 15:22:03 | 市政報告
昨日、本会議が終了しました。


最初に「本人通知制度」の提案を訂正すること(※第三者の名前まで通知することを条例に書き込む)を認めるかどうかを審議しました。

市長からは非常に丁寧な提案説明がありました。

それに対して、日本共産党の大眉議員が質疑を行いました。
また、討論を公政会の大西議員と私が反対の立場で討論を行いました。

討論の中で

「あくまでもこの条例を訂正してでも議会で賛否をとうという当局の姿勢に幻滅せざるを得ません。」

と発言しました。

「幻滅」という言葉は当局を侮辱しているということで市長より訂正を求められました。

一旦休会となり、議会運営委員会が行われ、市長からの申出に対してどのような取り扱いをするかが話しあわれました。



そして、その場で私の発言許可を委員長より頂いたので、なぜ、「幻滅」という言葉を使ったのか。そして今回の市長の申出に対してどうしたいかをお話しました。

私としては突っぱねる事も出来ましたが、それにより議会がこれ以上混乱する事を避ける為に、2文字を削除してもらうことにしました。


詳しい内容は後日書きます。

本会議が再開され、私は議長に発言を求め以下の発言をしました。

「私は先程、「幻滅せざるを得ません」と発言しましたが、「納得できない」との思いで発言した。発言が当局の通知制度に対する取組を否定するように受けとめたのであれば、不適切な言葉であり、そこの部分を取り消しいたします。」

その後、「本人通知制度」の提案を訂正することに対して認めるかどうかの裁決がありました。その結果、

賛成が三木新党・市民クラブ、公明党
反対が公政会、日本共産党

で可決されました。

また、休会になり今度は総務文教常任委員会で「訂正された本人通知制度」について審議がなされました。事前審査ということで21日に行っていますので、基本的な審議はされており常任委員会として結論を出す事になります。ここで、もう少し深く審議する必要があるということで全会一致で「継続審議」となりました。

また、この間継続審議になっている「原発からの撤退を求める請願」については、日本共産党は議論して採択すべきだと言う立場で反対しましたが、三木新党・市民クラブ、公政会、公明党の賛成で、ほとんど議論される事なく引き続き継続審議となりました。


その後議会運営委員会でその後の議事進行の確認があり本会議が再開されました。

本会議では、「本人通知制度」(全会一致の簡易採決)と「原発からの撤退を求める請願」(共産党以外の賛成多数)は継続審議となり、それ以外の議案は全て全会一致(簡易裁決)で可決されました。 
 

この度の議会では、三木新党・市民クラブが市長提案に対して初めて、賛成以外の態度を表明した画期的な議会だと思っています。

三木新党・市民クラブ内部でも相当議論され意見も分かれたようです。しかし、この度の決断は「市長が提案する内容に何でも賛成する三木新党」が良い意味で裏切られたことだと思います。

今後市長が党首である三木新党は市長との関係でも今後、大変苦労されると思います。その上での継続審議であり、大変な英断だったと思います。

今後は議会においてこの本人通知制度を十分審議し、市民に知らせ、必要があれば修正をすることも含めて議論していく必要があります。