闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

第7回県新人戦

2007年04月07日 | 道場日記

 新人戦といえば、初試合の人も多く、保護者の皆さんにも初めて試合を経験する方も多くて、試合は何分かでも大会は一日仕事。試合とひと言で言っても本当に大変なんだなとわかっていただけたと思います。
 それは、選手のみならず、審判の先生方もスタッフもです。本当に強いということは、決して空手が強いということだけでなく、人として強い心を持つことなんだなといつも思わされます。一日中集中して、審判をするということは、本当に疲れるものだそうですが、黒帯の先生というのは、皆さんそうゆう辛抱強さを兼ね備えていらっしゃいます。
 スタッフをいつもかってでて下さる方もそうです。文庫もそうですが、本部や横須賀や西口の皆さんもみな、きついのをわかった上で、引き受けてくださるのです。選手の皆がどれほど試合に向けて頑張ってきているのか理解している方ばかりです。文庫からは、審判をして下さった黒帯の三指導員と石井指導員を筆頭に体調が悪いのをおして仲村さんと小林さんが、お子さんが出場されているのにかかわらず市村さんと樋口さんが引き受けてくださいました。食事も取れない方もいました。他道場の皆さんだってみんな同じです。人間の強さとはこういうこともいうのではないでしょうか。
 試合の方は、新人戦というとおり、ニューフェイスを含め皆頑張りました。負けたときの子供達の涙は、本当にじんときました。それぞれ頑張ったからこその涙です。一つ勝つことは本当に簡単ではなくて、ほんとのところは、その本人にしかわかりません。わけもわからず試合に出て、緊張してる中、きちんと礼ができたり、沢山やった上段受けができるようになった子もいたね。うちの子でいえば、一本勝ちをしたこともそりゃ嬉しかったけど、最後に負けた試合で、ヘットギアを返すときに選手係の人にきちんとお礼が言えてて、本当に自然に出た動作が、何より空手をやらせててよかったなぁと思える出来事でした。
 念願のトロフィーを得ることができた岩本さん、酒巻さん、高橋亮太くん、賀来聖翔くん、高橋勝哉くん、本当におめでとうございました。頑張った日々が、報われて本当によかったです。
ワンマッチだった方を含めて、決勝に進めた皆さん、試合を申しこんだときには、人数のことなどわからなかったわけで、勝ったら優勝というプレッシャーなど、誰でもが経験できることではありません。試合に挑戦しようと決めた勇気が、導き出した状況なのです。今回試合に挑戦した全員が、その勇気を持っているということです。師範が最後にお話されたように悔しさを心に秘め、また頑張って下さい。
 あと、文庫魂Tシャツ、他支部の方に沢山お褒めの言葉をいただきました。でも残念なことに自分の試合が終わった少年部は、決勝も見ないでTシャツを着て走り回って遊んでいました。開放感は十分理解できます。でも文庫の稽古生を応援するのは勿論のこと、内部試合なのだから、決勝に残った全員を応援するべきだと思うし、勝ち残った選手の組手を観れることは、すごく勉強になります。悔しいうちに観ればなおの事目に焼きつきます。自分さえよいのならば武道である必要はありません。大切なことなので、ぜひお子さんに伝えてあげて欲しいと思います。
 選手、スタッフ、応援の皆様、長い時間本当にお疲れ様でした。


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