闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

稽古納め

2011年12月27日 | 道場日記

2011少年部稽古納め

 今日は、道場稽古納めの日でした。昨日は、少年部の稽古納めでした。沢山の方が稽古にきてくださいました。稽古に来れないけど顔を出してくれた方、「どうしても行けなくて」とお電話をいただいた方も。沢山のご父兄の方からも年末のご挨拶をいただきました。(わずかな時間でもと稽古に出てくれたジュクチョー・マサト本当にありがとう)

 ブログをやっててなんですが(汗)。インターネットもメールも便利でいいです。ときには文章の方が心が通じるなんてこともあるかとも思います。でも古くからの良いものも私たちが伝えていかなければ先のものには伝わりません。道場でも新しいものでも古いものでも良いことは大切にしていきたいと思っています。

 今年は、10周年だのなんだので、皆さんにはかなり無理をさせて集まってもらったかもしれません。「正直、空手どころじゃなかった」なんて正直な言葉をポロリと吐かれた方もいて、3日ぐらい立ち直れなかったときもありました(笑)。

 本当に大変なときに来て、来て、言われて、つらいのもわかっています。稽古のしんどさと稽古に来れないしんどさが違うことも。空手や道場のことを考えたくない。空手やブログも目にしたくないなんてときもあると思います。罪悪感で責められてるように感じるときもあるかもしれません。重々承知の上、このブログでも書かせていただいています。

 道場も何とか10年。会計士さんが自営業で10年続くのは実はほんの一握りだと教えてくださいました。本当に皆様のおかげだと思いますし、昨年20周年を迎えた木元道場は本当にすごいことだと思います。また新極真会の他支部にも歴史のある道場さんも沢山あります。
 道場開始当時の楽しさや活気は、当たり前のように続いていくはずもなく、変化を受け止めながら道場を盛り上げていけるようこれからも頑張らなくてはなりません。

 10年の間には、いろいろな出会いがあり、別れもありました。稽古生の皆さんにもいろいろなことがあり、私達自身にもいろいろなことがありました。
 創設の頃のメンバーも少なくなって、少年部も大きくなって、顔ぶれもだいぶ変わっています。道場は生き物だそうで、その時その時、違った顔を持っています。

 でも・・・道場には変わらない「何か」があると思います。

 2006年の7月から始めたこの駄ブログも今年で丸5年が過ぎました。ときにはセンセーに叱られたり、ときには誰かをへこませたりしてるかもしれませんが!?なかには、「元気が出た」と言ってくださる方もいて何とか続けてこれました。

 文章も写真もへたくそで、ブログとしての完成度は高くないと思いますが・・・。へこたれず伝えていきたいと思ってきた信念は、みっつ。

 「せっかく道場に来てくれたのにお休みを知らなかったってことがないように。」ってこと。

 「道場は変わらず待っているよ~。」ってこと。

 ブログに書けること、書けないことあったけど・・・

 「大変なのは、自分だけじゃない。頑張っていこうよ。」ってこと。

 最後のは、自分自身がそれに助けられてきたから。道場にいさせてもらって、一人の人生としては、とても経験できないような喜びや悲しみを知ることなりましたが・・・空手を通じて、頑張っていこうとする皆さんの姿に元気をもらったり、励まされてきました。

 もし道場にいなければ、自分におきたことももっともっと深刻に考え、悩み苦しんでいたかもしれません。でも自分だけじゃないと思えたからこそ、前向きに生きてこれたと思います。

 空手があって、道場があって、仲間がいて、本当によかったと。自分自身がそう思っていることを伝えたくて。(不器用なので本当に自分が思ってないとうまく伝えられないのです。)

 来年も道場にしかない「何か」をつかみに来て欲しいと思います。そして、それを持ち帰り、いろいろなことに負けずに頑張って欲しいと思います。 

 稽古待っています。

 播田指導員の文庫での稽古納めに出席してくださった皆さんも本当にありがとうございました。

 播田指導員とも沢山泣いたり、笑ったりしました。

木元道場職員となる播田指導員に心からエールを贈ります。

押忍

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