闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

第5回県型大会

2009年03月29日 | 道場日記

 3月29日(日)県立武道館にて第5回神奈川県型大会が行われました。

 結果はシニア黄帯5級の部で小林正樹さんが優勝。少年黄帯5級の部で新井雄貴くんが優勝。シニア緑帯の部(入賞者部門)で酒巻さんが、少年黄帯5級の部で池田佳希君がそれぞれ決勝に進出しました。優勝されたコバヤシさん、ユウキくん本当におめでとうございました。

 型の試合に出場した選手の皆さん本当にお疲れ様でした。春休み中のこの日行楽地に出かけられている方も多いと思いますが、そんな中出場を決めてここまでそれぞれに稽古を頑張ってきました。思うように出来た人、なかなか上手くいかなかった人色々だと思いますが、試合の為に費やしてきた時間、今日試合場に立てたことは決して無駄にはならないのではないでしょうか。

 試合に出場するということには覚悟がいります。決めた以上はこの日に向けて、言い訳することなく、精一杯努力しなくてはならないでしょう。

 師範が最初の挨拶で「正々堂々と戦って下さい」とおっしゃいましたが、まさに恥じることなく稽古を積んでこられたことでしょう。

 前回の型大会で息子が、決勝で同門のジョウジと戦うこととなりました。十二分にジョウジの良さを知っている息子に私が言えたことは

 「敵はジョウジではなく、型の中の自分の前にいる相手だから、その人を本気で倒せるよう頑張って」のひと言だけでした。

 試合が終わると息子が「黒い人が僕の前にいたよ」と言いました。(ちょっと恐いですが・・・笑)

 その黒い人は、眠たいとき、疲れているとき、しんどいとき、うまくいかないとき・・・ごまかしたり、逃げようとしたとき出てきた自分の気持ちかもしれませんね。

 私が型の試合をいいなと思う理由のひとつは、申込をされてからの選手の皆さんの変化です。見ているこちらも嬉しくなるほど見違えてしまいます。
 その中でもどちらかといえば不器用だった方の上達振りと頑張りは特に感動です。型はちょっと苦手かな~と言う方もぜひ挑戦して欲しいと思います。

 今日出場した選手の皆さん、それぞれの黒い人(?)と戦って「正々堂々と」頑張った自分に自信を持って欲しいです。今回の試合までにセンセーから指摘された修正点が直せなかった方は、これからの稽古で直していきましょう。
 稽古にご協力いただいたご父兄の皆様ありがとうございました。

 また本日もこのような素晴らしい場を与えて下さいました師範ならびに指導員、黒帯の審判の皆様、スタッフをして下さった神奈川道場の皆様、事務局の皆様本当にありがとうございました。
 応援に来て下さったミカミ先輩、フジイ先輩、ありがとうございました。

 来週はいよいよ全関東大会です。みんなみんな頑張れ~!!