「政治を国民の手に」国民会議

政治を国民の手に取り戻すために、腐りきった菅政権や検察、裁判所などの実態、権力と癒着したマスコミの横暴を暴きます。

日本の21世紀は戦争の時代?

2007年01月20日 | Weblog
明治維新から先の終戦までの80年間、日本は日清、日露、第1次世界大戦、第二次世界大戦という大戦争を4回も経験している。ところが戦後60年間は全く戦争をしないできた。これは平和憲法で戦争放棄を謳ってきたことや第二次世界大戦での敗戦の痛手、原爆の悲惨さが影響しているだろう。

しかし60年も経つと戦争アレルギーも少なくなり、またイラク、アフガンなど中東での戦争や北朝鮮の核開発、テロリストの跋扈や中国の軍事拡大などで国民も何時までも平和ボケしていられなくなっている。そこで小泉政権や「戦後レジュームからの脱却」を目指す安倍政権は、戦争もできる国内体制を徐々に整備しつつある。

例えばイラクへの自衛隊派遣、憲法改正や「核武装論議」の自由化、防衛庁の省への昇格、さらに格差社会到来で貧乏な若者が増えれば消耗品である兵士の供給にも事欠かなくなるだろう。勿論、戦争は外交の最終手段ではあるが、独裁者や覇権国家を相手に交渉するときには相手に負けない武力を保有する必要はあるだろう。

ひょっとすると日本も20年以内には北朝鮮(統一朝鮮かもしれない)や中国、ロシアと領土やエネルギーを巡って大戦争を始めるかもしれない。そこで今後の課題は「若者が国家のために命を捧げる」気持ちになれるような「美しい国」作りと「教育基本法」で愛国者教育の徹底を図ることであり、これが安倍総理の描くビジョンではなかろうか。