参議院選挙で野党に過半数を与えた国民は、次期衆議院選挙で「民主党政権」か「自・民による連立政権」かを問われることになる。現在の「ねじれ国会」に対し多くの評論家やマスコミは「与野党が話し合いをすべき」と主張しているが、衆議院選挙を目前に控え、自民、民主がそれぞれの政策を譲り合うということは難しい。
特に民主党にとって自民党に譲れば、その成果は政権党である自民党のものになる。それでも話し合うべきとなれば「大連立」によって政権の一方を民主党が担うしかないだろう。しかし「大連立」=「巨大政党」=「民意に反する」と感じる人が多すぎるため「大連立」もなかなか難しい。
結局、政治が落ち着くためには早々に解散・総選挙を行い衆議院でも民主党など野党に過半数を与えるしかないだろう。国民はすでに民主党や野党に参議院選挙で過半数を与えた段階で政権交代を決心したことになる。幕末に大政奉還を行った徳川幕府と同じで、自民党も既に実質的な権力を失っているのだろう。
幕末の歴史によると「大政奉還後に幕府と薩長による戊辰戦争が勃発」し最終的には「江戸城の無血開城」へと進んでいく。恐らく今の政局も「衆議院選挙」「政権交代」へと進むのだろう。ちなみに戊辰戦争の前までは幕府軍の力は薩長軍を上回っていたが、戊辰戦争初期の鳥羽・伏見の戦いで形勢は逆転した。
形勢逆転の原因は、大阪城に陣取った大将の徳川慶喜が味方の将兵を置いたまま敵前逃亡したためといわれている。まるで政権を投げ出した安倍前総理の姿が重なって見えるようだ。さらに「錦の御旗」がバラバラだった薩長軍の結束力を高めたといわれているが、これも民主党が掲げる「国連主義」が「錦の御旗」のようにも見える。
ところで幕府から政権を奪った薩長は、明治新政府を樹立し様々な改革を実行していく。その基本方針が「5箇条の誓文」であるが、民主党の政権政策の基本方針である「政策マグナカルタ」がこれに相当するのだろう。また廃藩置県は小沢代表が主張する「300自治体構想」かもしれない。
しかし明治維新の三傑といわれた「西郷隆盛」「大久保利通」「木戸考允」らも維新から5年後に征韓論を巡って対立し、西郷隆盛は西南の役で自刃する。「歴史は繰り返す」ではないが民主党による新政権も数年後、「小沢」「菅」「鳩山」が朝鮮や中国政策を巡って内部分裂を起こすのだろうか。
特に民主党にとって自民党に譲れば、その成果は政権党である自民党のものになる。それでも話し合うべきとなれば「大連立」によって政権の一方を民主党が担うしかないだろう。しかし「大連立」=「巨大政党」=「民意に反する」と感じる人が多すぎるため「大連立」もなかなか難しい。
結局、政治が落ち着くためには早々に解散・総選挙を行い衆議院でも民主党など野党に過半数を与えるしかないだろう。国民はすでに民主党や野党に参議院選挙で過半数を与えた段階で政権交代を決心したことになる。幕末に大政奉還を行った徳川幕府と同じで、自民党も既に実質的な権力を失っているのだろう。
幕末の歴史によると「大政奉還後に幕府と薩長による戊辰戦争が勃発」し最終的には「江戸城の無血開城」へと進んでいく。恐らく今の政局も「衆議院選挙」「政権交代」へと進むのだろう。ちなみに戊辰戦争の前までは幕府軍の力は薩長軍を上回っていたが、戊辰戦争初期の鳥羽・伏見の戦いで形勢は逆転した。
形勢逆転の原因は、大阪城に陣取った大将の徳川慶喜が味方の将兵を置いたまま敵前逃亡したためといわれている。まるで政権を投げ出した安倍前総理の姿が重なって見えるようだ。さらに「錦の御旗」がバラバラだった薩長軍の結束力を高めたといわれているが、これも民主党が掲げる「国連主義」が「錦の御旗」のようにも見える。
ところで幕府から政権を奪った薩長は、明治新政府を樹立し様々な改革を実行していく。その基本方針が「5箇条の誓文」であるが、民主党の政権政策の基本方針である「政策マグナカルタ」がこれに相当するのだろう。また廃藩置県は小沢代表が主張する「300自治体構想」かもしれない。
しかし明治維新の三傑といわれた「西郷隆盛」「大久保利通」「木戸考允」らも維新から5年後に征韓論を巡って対立し、西郷隆盛は西南の役で自刃する。「歴史は繰り返す」ではないが民主党による新政権も数年後、「小沢」「菅」「鳩山」が朝鮮や中国政策を巡って内部分裂を起こすのだろうか。