「政治を国民の手に」国民会議

政治を国民の手に取り戻すために、腐りきった菅政権や検察、裁判所などの実態、権力と癒着したマスコミの横暴を暴きます。

政権への執着心

2007年01月18日 | Weblog
民主党大会が1月16日、17日に開催された。小沢代表は参議院選挙に向けて「政治生命をかけて戦う」との決意を述べるとともに「生活維新」をスローガンに通常国会を「格差是正国会」と位置づけ自民党と戦う姿勢を示した。一方地方の党員や他党幹部からは「民主党の支持率低迷」や「政策が定まらない」などの批判、注文も続出した。

またマスコミも相変わらず表面的なものの見方しかできず、民主党が社会保障に関連して「消費税を5%に据え置く」ことを批判したり「対決だけでは信頼は得られない」など間接的に格差拡大を奨励したり自民党を支援するような不見識な論調が多い。

ところで駿河台大の成田憲彦は7月17日の中日新聞で「組織票重視、非自公勢力なら誰とでも組む」という小沢流への党内反発について「選挙はきれい事ではないことを小沢は知り抜いている。これまで野党に欠けていたのは政権への執着心、民主党員は小沢の執着心を評価し学ばねば」と述べている。

民主党内は政治家として未熟な若手議員も多く、また自民党より右といわれる前原グループから旧社会党左派の横路グループまで抱えて参議院選挙を戦わなければならない。小沢はもともと自分の主張を通そうとする原理主義者であったが、もう彼には時間が無く参議院選挙を勝負と見て現実主義でやっていこうとしているのだろう。