≪サインはＶ≫――美人は得だ！

旅さいごイタリア料理に舌鼓　サインはＶの看板娘
(in Zürich, Switzerland)　　　　　　　まさとし

美人は得だ、と、つくづく思う。旅のさいごの晩餐なので、
すこし過激な発言もしてみます。偏見もありますが、どうかご容赦を。

美人は、皆からちやほやされる。悪く思われない。そして、そして……。

だから、たいていの美人は、性格もいい。心が満たされているから。
もちろん、中にはつんけんした美人もいるけれど、それは例外的。

人は、やっぱり、自分の存在をまわりから認められたいし、
粗末には扱われたくない。そういう点で、美人はけっして損をしない。

人の美醜は、持って生まれたもので、自分では如何とも仕様がない。
美人でない人で、しかも人から好かれている人がいたら、その人は心底えらい。

よほど意志が強くないと、不美人はどうしても、性格が暗くなってしまいやすい。
まわりから無視されつづけるから。

その壁を乗り越えて、まわりから認められている不美人がいたら、それはその人の
努力の賜物。文句なしに、えらいと、思う。

――過激な発言で、失礼しました。でも、やっぱり、≪サインはＶ≫ですよ！