日本でもお馴染みのカルボナーラ
でも、こんなに間違ったレシピが伝えられているイタリアンも珍しいのです。
先ずは、材料から違います。
本来のレシピは
グアンチャーレ(豚頬肉の塩漬け燻製)
タマネギ
白ワイン
卵(全卵と卵黄)
潰した粒黒コショウ
ペコリーノ・ロマーノ+パルミジャーノ
これだけです
塩味は、パスタを茹でているお湯に塩が入っているのと、グアンチャーレにチーズの塩分で、程よく仕上がるものですし、味見して塩が足りなければ少々加えることになりますが、足りなかったり、逆にやや塩加減がきつかったりするのは、何かしら問題(間違い)があると考えた方がいいのかも知れません。
ちなみに今日も、塩加減は程よく、後入れ等していません。
日本で入手が難しいのは、グアンチェーレとペコリーノ・ロマーノでしょうか。
ペコリーノ・ロマーノは、ローマ産羊のチーズで熟成が進んでいるタイプ
見つからない場合は、パルミジャーノ(パルメザンチーズ)で代用可能
グアンチェーレは、先ほど書いたように豚頬肉の塩漬け燻製
こちらは、いわゆる「とんとろ豚のベーコン」ですが、これも普通のベーコンで代用可能です。
最近は、プロの料理人でも本来のレシピを知らずに調理してお客さんに出していることが多く、日本で修業後にこちらイタリアに来られる方もいますが、お話してみると、かなり驚くことも少なくありません。
日本国内で、日本人向けに日本で簡単に手に入る材料で供することを悪いと言いたい訳ではなく、本来のレシピを知っていて簡略化するなりアレンジする分には、一向に構わないですし、ましてお客さんに出す場合は、原価計算も必要ですから押しつけがましいことは申しませんが、もう少しお勉強してね!と言いたいことも時々はあります。
温泉卵とか乗っかってると、ムカッと来たりしますw
カルボナーラ美味しいですけど、高カロリー・高蛋白ですので、食べ過ぎ注意!ですね(笑)
ウリちゃんは、今日もちょっと食べ過ぎたかも・・・
ちなみにカルボナーラの名前の由縁は、黒胡椒の黒いツブツブが炭(カーボン)に見えることからというのが一般的なようです。
画像2は、トロトロ卵液がパスタに上手く乗っている(絡んでる)感じ
詳しいレシピは、以前に書いた記憶もあるのですが、リクエストがあれば再掲載します。
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私は羊と山羊のチーズが苦手なので、自分で作る時はもちろん入れませんし、シチリアのお菓子カンノーロを買う時は、羊のリコッタチーズでないことを確認してから買ってます。
西麻布に行きつけのイタリアンがあるのですが、そこにはシェフが発明した「冷製カルボナーラ」があります。半熟卵の上にトリフがかけてあって、最初は「冷製」なのでびっくりしましたが、病みつきになりました。卵とトリフの相性も良いです。
卵とトリュフって、どういう訳か相性よしですね~
山羊のチーズダメなんですねぇ・・・以外です
作り手の数だけレシピがあってもいいのかなと思うけど、、本場のように作りたい!ので
レシピ教えてくださーい
いつもご覧くださりありがとうございます。