またもしつこく節電のお話
何故節電が必要なのか?
それは、電力需要が供給を上回ると突然停電になってしまうから
理由は、これだけなんです
突然停電というのが、非常に危険なわけです
どうすれば防げるのか
電力のピークカットをすること
ピーク:1日24時間の間で、一番電気の使用量が多い時間帯
それは、16時~18時の間
カット:この間にできるだけ電気を使わないようにする
たったこれだけなんです
電気はためられませんから、夜間だけネオンを消したりしても、昼間の使用には回せません。
家庭でできる節電のポイントは
家庭の電力需要は全体の約4割に上ります。
資源エネルギー庁の資料では、エアコンなどの暖房がそのうち約25%、冷蔵庫と照明器具がともに約16%で、この三つで5割以上を占めます。
なので、早朝や深夜に寒いのを我慢して電気器具の使用を控える等は、実は、残念ながらあまり意味がないのです。
もちろん資源有限ですから節電は大切 お財布や環境にも優しいですしね
でも、今回の大規模災害における節電の呼びかけの意味を知った上で、協力できるところは協力するというのが重要なのです
夕食のためのご飯を早めに炊いておくとか、保温機能は使用しない
ガスが使用できれば、電力ピーク時間帯は、電気ポット(保温も含む)の使用を避ける
電力ピーク時間帯にテレビやエアコンは、使用せず、家族は一カ所に集まって、照明も最低限家族の集う部屋だけにする。
オーブントースターや掃除機、洗濯乾燥機などは、使用時間が短くても消費電力は大きいので、休日にまとめて家事を済ませたり、使用時間を日中にずらすことで停電のリスクが軽減できます(ピークカットです)
そして、節電が必要なのは、関東・東北地方で東京電力と東北電力から電気の供給を受けている50Hz地区にお住まいの方や、事務所、事業所等をお持ちの方です。
ヤシマ作戦とは?
TVアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」に登場する作戦名。
攻撃兵器の電力を集めるために日本中を停電状態にする。
作戦名は、屋島の戦いに由来する。
2011年3月11日、東北地方太平洋沖地震で、福島県の原発など東京電力および東北電力の発電設備にも大きな打撃を受けたため、政府と電力会社が停電を避けるために広範囲な節電を呼びかけたことが、上記の「エヴァ」作品上の作戦と類似していたことから、twitterなどを中心に「ヤシマ作戦」と呼ぶようになった
作戦名の由来は、狙撃戦と言う事から屋島の戦いにおいて那須与一が平家の揚げた扇の要を射落とした故事から
屋島(やしま)は香川県高松市屋島地区に位置する平らな山