日本にあるイタリアンレストランで、一番予約が難しいと言われている落合シェフのLa Bettola (ラ・ベットラ)
イタリア語辞書によると安酒場、簡易食堂ということになりますが、イタリア人が連想するのは、ゴキブリやネズミがチョロチョロする、ものすごく汚らしい食堂
なので、イタリアではこのレストランは、まるでベットラのようだね、なんてのは禁句なのです。
そんなことを言おものなら、シェフにフライパン持って追っかけられます。
今日は、ピッポさんが経営するパレルモの簡易食堂に行ってきました。
それは、一番庶民的なメルカート(青空市場)のど真ん中にあって、日本人観光客は、先ずやってこないだろうと思われます。
実は、このメルカートは、先日のブログでも書いていて、ピッポさんのお店の前を何度か素通りしていました。
滞在してるホテルで仲良くなったイタリア人夫婦が行きつけのお店ということで今日連れて行ってもらったのですが、まさかここだとは思いませんでした。
今日は、このご夫婦の愛犬 ビルロ君も一緒
とても賢い子で、我々が会食していた約3時間、じっとテーブルの下で大人しく待っていてくれました。
キャバリエの3カラー 3歳の男の子
常連の方と一緒に行ったからなのでしょうが、次から次に運ばれてくるお料理の数々
伝統的な技を承継していて、どこかエキゾチックな感じがするのは、シチリアの料理がアフリカの影響を受けているからだけではなさそうです。
ウリちゃんの食味センサーが敏感に反応したのは、スパイス類の使い方に特徴があって、イワシの臭い消しにはどうやらカレー粉のようなものが使われていたり、カポナータには、隠し味でココアパウダーが入ってると次々に言い当て、オーナーシェフを驚かせてしまいました。
イワシのパスタに使用していたのは、ここいらでCURCUMA (クルクマ)と呼ばれているもので、調理場からスパイスを持ってきてもらって確認したところ、カレー粉、カイエンペッパー(赤唐辛子粉)、ターメリックが適度に混ざっているもののようです。
伝統的だけど、ちょっぴりシェフの洒落っ気が入った料理の数々を堪能できた1日でした。
パレルモにいらしたら、是非行ってみたい、お勧めのレストラン
間違っても。ベットラのようだねなんて言わないでくださいね~
う~ん今日もちょっと食べ過ぎかな~
Gastronomia Tipica Siciliana Gioe'
Piazza Ballaro' 10/12 Palermo
TEL 091 5504951
Cel
347 5156 788
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そのレストラン、多分私も誰かに教わって探したのに見つけられなかった所。いいな~。
犬がPirlo? 確かに似ている。(笑)
私はオリンピック関連の仕事でテンパっています。なのに、息抜きにコメっている。さすが。
薄く切ったパンの上にのっているものはチーズじゃないですよね?
今まで私が見たことがないモノで思わずコメントを入れてしまいました!
そういえば、ロンドンオリンピックですね~
お仕事大変そうですが、時々ここで息抜きしてね~
いつも楽しみにしています。ウリちゃんの知識の深いお話や、ご飯のお話。。
パレルモは近いので、ぜひ行ってみます。
バッラローの中にあるんですね。。チェックチェックです!
美味しそう~@もうすぐお昼
チェーチの粉を練って味付けして焼いたもので、パンに挟んで食べたり、トーストしたハードブレッドの乗せて食べるのが一般的
実は、このお店とお肉屋さんの中間にスパイスと乾燥果実のお店があって、品揃えとクオリティは、なかなかでした。
お値段もお手頃で、量り売りしてくれますから、是非覗いてみてください。
そうそう!ウリとシェフの画像の所をプリントして持って行くと少しおまけがあると思います(笑)