黄金バットというアニメがありました(ありますかな)
正義の味方の黄金バットは、骸骨が黒マントを羽織って悪を懲らしめるというストーリーでしたね。
その主題歌の最後に、「♪こうもりだけが知っている~」ってフレーズがあったのを皆さん覚えてますか?
普通は、骸骨もコウモリもあまりいいイメージで語られることがないのですが、黄金バットだけは、どうやら別のようです。
あ!そういえば、バットマンも正義の味方かぁ
イソップ童話「卑怯なコウモリ」は、獣と鳥が争う中、コウモリはどっちにもいい顔をし、結果どちらからも嫌われてしまう童話でしたね。
現在でもどっちつかず、八方美人的な人や行動を比喩する表現として「コウモリ」を使用することがあります。
最近イタリアでテレビを見ていて「あ!こいつは、コウモリだ!」って思うジャーナリストがいます。(もちろんミラノでね)
メディア王とも呼ばれる首相のベルルスコーニは、イタリア最大のTVネットワーク「メディア・セット」のオーナーでもあり、国営テレビ「RAI」にも首相としての影響力を遺憾なく発揮しています。
そんな独裁者のような首相に可愛がられるジャーナリストは、メディアへの露出度も相当高く、出演料だって、えぇ!!っていうほど高い
ま、今は高かったという過去形で言うべきなのでしょうが、過去数十年に渡って、高額の出演料を得て、恐らく子供の代までの生活が安定する程の資産を形成しつくしたら、今度は首相批判派
いや~凄いとしか言いようがないですね
ジャーナリストとしての矜持ってないんでしょうかね?
せめてペンを折るとか
そう言えば、日本にも政治家としての矜持を持ってない文豪の孫がいるようですね
おまえ!ばあちゃんが言ってるだろ!「君 恥かきたもうことなかれ」
いやはや、日本もイタリアも政治は混迷し、こうもりがハタハタはためいてどうなることやら
現在、ベルルスコーニ首相は未成年買春の共犯と職権乱用容疑で取り調べを受けているとされています。
やっぱり、本当のことは「こうもりだけが知っている」なんでしょうかね。
言っといきますけどウリちゃん「コウモリ」(生き物としての哺乳類のコウモリ)は、嫌いじゃないですよ
別にウリちゃんの血を吸いにくる訳でもなし、別名「蚊食鳥(カクイドリ)」とも呼ばれて、かわほりの呼称とともに夏の季語でもありますし、ミラノでは番(つがい)を巣と一緒に売ってます。
ミラノ郊外のお友達の家では、この番をいくつか買ってきて庭に置いて、蚊を食べてもらってます。
本物のコウモリは、ちゃんと我々の役に立つ生き物なんですね~
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