「2083―ー欧州独立宣言」日本語版

グローバル極右界の「共産党宣言」、現代世界最大の奇書

2.28 ムスリム移民が欧州に突き付ける負担 (p408~)

2012-11-30 00:48:24 | 左翼思想批判
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フョードマン同志


 出典

 不良の強姦でGDPが上がるだろうか?侮言的すぎるか?スウェーデンのパール・ヌデル財政相は福祉体制維持のためにもっと移民が必要と公言した。しかし、移民費用は既に公式で400億クローネ[1クローネ=約12円]に達し、福祉体制を破綻の方向へ追いやっている。実質2250億クローネはしているだろう。世界一重いスウェーデンの税収入の17.5%に相当する値だ。
 スウェーデンの強姦件数はここ20年で4倍になった。内、恋童的な強姦件数は6倍に増えた。犯人の85%がマグレブ諸国などからの外国人だという。これが移民が増加させたものなのだ。名誉殺人される恐怖も顕在化しており、10万人のスウェーデン娘が家族の軛の下に置かれている。
 ノルウェーでも多くの非西洋移民が福祉の方にのみ依存するようになっている。オスロ大のティラ・エホージェン教授は、「移民に依存するノルウェー経済」という通念を否定し、「福祉に依光する移民」という像を描き出した。移民はノルウェー人の10倍福祉に依存していたのだ。移民の中には勤勉な中国人やインド人も含まれていることを考慮すると、いかにムスリムが負担になっているかは明白だ。
 ノルウェー起業者連合(NHO)もまた、現在の移民政策が景気を脅かしていると警告する。世界3位の産油国ノルウェーの油貨が移民への福祉に吸引されているというのだ。経世的(マクロ経済)にみて、移民はごく短期間だけいれば良い存在だ。デンマークでも、ある賢集殿がムスリム移民のあまりの未熟練性を暴く研究を纏めている。
 オスロ大のクジェティル・ストレスレッテン教授がいうように、ノルウェーでは移民は経世的に負の影響を与えている。無学な移民があまりにも多く、熟練した移民は高い給与を受けられない。税金も高い。これは社会主義政権の充満する北欧共通の病理だ。悪いことに、ノルウェーの移民局はより柔軟になって未熟練の移民を受容せよと唱える。亡命者受入れの原理が超法規的に運用されたのだ。2005年秋、移民局は約200人のクルド系イラク人に居住許可を出そうとして法律違反に問われ、長官などが辞任した。オスロの福祉予算の半分以上が移民のために費やされている。アーリング・ラエ市会議長は人種偏見に対峙し、移民無しではオスロは「騒擾」状態になると警告し、嫌イスラム流に目を光らせる。例えば、「大部分のムスリムは夷国に出ても集住して祖国意識を保ち、夷国の文化を蔑視し、伴侶も祖国から連れてくる。夷国の原住民と接触するのは、社会保障局でのみ」のような投書を。
 左翼多文化主義新聞のダグブラデットは「無知が横行している。人権はどこに行った。公共の場にはもっと社会的叡智が必要だ」と主張し、ネット検閲の強化を訴える。ムスリム移民を一面的に称賛してきたこと、右翼進歩党のカール・ヘイゲン党首を人種主義者呼ばわりしたことは決して謝罪せぬまま。
 2005年の総選挙の時も、深刻化するムスリム移民の問題でなく、貧困問題が焦点になった。欧州一の福祉大国ノルウェーのマスゴミはPC主義の戒禁に囚われた都会主義、自由主義、ぷち急進主義の燐子だ。7割近くの記者は労働党、社会主義左派党、紅色選挙連合を支持している。
 北欧諸国では今世紀中に白人先住民の数が過半数を割るという。ジハーディはムスリム人口が1~2割になるとより先軍化する。タイやフィリピン、ナイジェリアのような事態を避けられるだろうか?
 問題は西欧の福祉体制にもある。スウェーデンに移民したイラン人ニーマ・サナンダジ一家の話を聞こう。「変な国だ。通訳によると、政府が毎月無労働者の郵便箱を点検して、働かなくても良いようにするという。母上が働いたのはこの16年間で1年未満だった。家計上の稼ぎにならないからだ」
 移住地の価値観を受け入れぬムスリムも問題だ。世俗法で離婚してシャリーアで婚姻し、「独身」女を創作して福祉金を戴くムスリムが続出している。デンマークの「アンデルセン童殿」オデンセでは移民経済の8割が非公式経済だという。2005年のフランス都市騒擾にも同様の構造があった。マーク・スタインは賢明にもこの騒擾を「有史以来初の福祉給付金ジハード」と呼んだ。
 ノルウェーの一ムスリムは「僕はパキスタン系の店にいたけど、仕事は皆非公式なものだったよ。税金なんか納めたことないね。福祉はみんな貰ってるけど」と証言した。これをみるまでもなく、ムスリムにとって福祉給付金は夷教徒から受け取るジズヤなのだ。英国でも、あるイスラム団体が「夷教徒の制度に貢献する気か」と就労を渋らせていることを語った。
 ムスリム男子児童の多くが西洋式学校を中退するのも高失業率の問題だ。ムスリムは建前上「統合への取組が足りない」というが、実は子供が西洋化されてしまうのを防ぐのが真の目的だ。児童たちは代わりにパキスタン等のコーラン学校へ送られる。ノルウェーの人権奉仕団が糾弾するように、北欧諸国の税金で建てられた学校へ。
 デンマークでは、始業式の日に2割の子供が失踪する学校も存在するという。リッケ・フヴィルショー移民相をして、「学校に来させなければ、子供がデンマークで活躍できなくなるのに」と懸念するほどだ。ラッシー・ランシド女史は、「子供の頃は長期休暇願を出してパキスタンへ行ったものです。高価な航空券を買って、宗教や伝統、家族の雰囲気を服用したものです」と語る。
 西洋の学校に行っても一件落着ではない。どこでも同世代の暴力が蔓延しているからだ。例えばスウェーデン第三の都市マルムーでは、貧民街から流入する余りの暴力振りを受け、校内に警備員や凝望鏡(監視カメラ)を入れるよう要請がなされた。
 ベルリンのリュトリ学校に2006年春、警察が踏み込んだ。アラブ系の児童がドイツ人やトルコ系移民等の児童を苛光したからだ。校内は青年犯が英雄視されるバトロワと化していたのだ。沖木の如き内部ではイスラム系がドイツ系を鴨にした。校外ではアラビア語が事実上の公用語と化していた。
 校内へ突入した報道陣は児童から投石された。アラブの男子生徒は女性教師を蔑視してやまない。校外のムスリム同士の不良対立まで内部に持ち込まれる。彼ら2・3世の移民はドイツ語も習得できず、学校を中退する。絶望した白人たちは郊外のノイケルンへ脱出した。
 ムスリムの犯罪は深刻だ。5%以下の人口比率で福祉予算の半分近くを喰光する。デンマークでは4%のムスリムが過半数の強姦事件に関与している。被害者は皆現地の夷嬢分子だ。
 2005年の犯罪の8割は移民によるものだ。コペンハーゲンの門番は銃装して不逞移民の襲撃に備える。その残虐さは「死天使」バンディドス原付窃光団をも超す。北欧一帯で移民の組織犯罪網が形成されているのだ。
 スウェーデンでも事態は同じだ。犯罪と移民急増の連関性は滅多に注目されない。しかし、あのアフトンブラデット紙でさえ民族系凶悪犯罪の9割がムスリムのものと認めた。フランスでもムスリム人口は1割だが、収監犯の7割程度はムスリムだろう。
 西欧の刑務所は余りに緩すぎる。オランダのエッセルヘーム凶悪犯収容所は正にネ申だ。殺人で14年の刑に服す受刑者によると、「週末は署内の酒房で社交会だったよ。美味しい菓子も氷菓も麦酒もトランプも撞球もやり放題だった。庭球もしたよ。あ、署内で売ってるお寿司や日本酒も至高だったなあ」とのこと。オランダの移民政策は経済成長を齎さなかった。反多文化主義の筆頭パウル・シェファーによると、第一世代のモロッコ・トルコ移民の6割が失業中らしい。
 アンドリュー・ボストムの『ジハード伝』には、米国の穏健派ムクテダール・ハーンの「ベルギーでは、ムスリム家庭の収入の7~8割が国からの祉給で生計を立てる」と述べる箇所がある。ブルース・バウアーの『欧州お昼寝中』には、夷教徒の店からジズヤの如き窃盗で満足するムスリムの声が出ている。ボストムは、どうして聖地マッカとマディーナへの夷教徒立ち入りを厳禁する宗教のために欧米諸国が妥協せねばならぬのかと問いかける。
 テロ支援容疑で国際手配されている難民ムッラー・クレカルの事例を挙げよう。ムッラーはノルウェーの祉給で14年間生計を立てており、無賃乗車させてくれるムスリムの運転手もいる。アルカイダのビン・ラディンやザワヒリを賛美してやまない。容疑に対してムッラーはこう弁明する。「法廷では西洋人と同じように我が権利を守る。儂は忍耐人だが、キレた時は東洋人として行動する。どうするかはヒ・ミ・ツだがな」
 2005年の倫敦7・7テロを捜査している英国警察は、容疑者4人が偽名などあらゆる戸籍操作を行って50万ポンドの祉給を詐取したと看做している。国籍まで偽作していたのだ。しかし、英国ではこのテロ事件の背景には、ムスリムを隔離してやまない世上の姿勢がムスリム移民をカミカゼなどの行為に走らせるという論理に持って行かれる。160万人の移民の過半数が非活動的という統計を示しながら。
 英国人の電声士DP111の名言を引こう。「ムスリムは大家族だ。故に祉給金も多くなる。それがジハードの資金源になる。8割が受給対象だからだ。我らは今、西洋を劫火に処す集団を養成している。ムスリムはずっと好戦的だったが、今は移民、請願、犯罪で以てジハードを行っている。ムスリムに渡した援助金は決して還元されない。どうして我らは民主体制を破壊する怠惰天翼なる侵略の先兵を扶助し続けねばいけないのだろうか?なんと愚かなことだろう。福祉以外への影響も深刻だ。治安維持にかかる費用の分だけイスラムの力に侵蝕されていない日韓台などの国に遅れをとっている。我らは援助をムスリムに与えて彼らから恐怖と自粛を購入しているのだ」
 棄教者アリー・シーナーも語る。「米国には200万人のムスリムがいるが、彼らへの費用はあまりに高額だ。福祉費用だけで年2000億ドルが掛かる。有権者の税金10万ドルをかけて。これがムスリムが米国に行った貢献事項だ。それに、誰がムスリムのテロ事件の犠牲者にお金を払っているのか?」
 フランスを筆頭とする欧州ユーラビア化戦略(バット・イェオル女史)の詳細については、2.1の項を見て欲しい。特にこれを先頭に立って進める「欧州ソビエト共和国のオリーブ」ことロマーノ・プロディさん、ムバラクやカダフィと一緒に「欧喰協力計画」なるものをぶち上げ、ユーラビア構想の「欧州イスラム化計画」という真名を確信犯的に顕現させたことに感謝します。EU人材を組織ごと砕粉する大義を与えてくれて、本当にありがとうございました!

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2.27 移民による経済利益は皆無(p407~)

2012-11-29 23:55:19 | 左翼思想批判
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フィリップ・ジョンストンとロバート・ウィンネット(2008年3月29日)


 出典

 
 英国貴族院が、「外国人労働者は年60億ポンドの利益を齎している」とする政府の姿勢を否定する档案を来週提出する。「経済的便益は長期的にはほぼ皆無」とする衝撃的内容だ。
 2人の元首相を擁する委員会が纏めた同档案は、大規模移民の損益を初めて算出する試みだ。移民の御蔭で英国の人口は年19万人増加している。外国人労働者の数は10年前から5%増えて12.5%になった。
 労働党の閣僚は国境統制を求める批判に対して、「移民が止まれば成長が鈍る」と反論している。政府白書では、平均2.7%成長した過去5年間で移民は15~20%経済成長に寄与したとされている。
 しかし、貴族院の档案は経済総体でなく、移民一人当たりのGDPに着目するよう提唱する。オックスフォード大のデーヴィッド・コールマン(人口学)は、政府白書が犯罪などの治安、人種、医療に関する費用を無視していると主張する。サセックス大のリチャード・ピアソン客員教授も「移民は熟練技能者不足を大きく軽減してくれたが、同時に未熟練系の労働も超のつく低賃金で行うようになった。このままでは、未熟練の白人先住民を敢えて雇おうとする雇用主は減るばかりだろう」

 電声(コメント)
 犯罪だけで移民の便益などぶっ飛んだよ。大量移民がなければ数千の白人先住民は命を落とさずに済んだろうに。移民による被害者の数は既に数十万。これが不可抗力ってなら、これからも数百万が氏ぬことだろうな。

 無差別な移民は票田にもなるからな。米国じゃあ共和党は企業つまりカネのため、民主党は票つまり権力のために移民を勧める。

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2.26 移民推進の権化たる大企業(p405~)

2012-11-28 22:42:29 | 現代欧州
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ジョン・ラフランド


 出典 (2008年4月1日)

 移民の経済的影響は軽微であり、抑制されるべきとする档案を英国貴族院が纏めた。移民の経済的恩恵を信じてきた政府の長年の観方に大打撃を与えるものだ。
 档案によると、移民による人口増の分だけ経済は成長したが、一人当たりGDPは横這いだった。更に、移民関連の社会的代償が高くついた。移民がこのままの速度で入ってくれば、2031年には平均不動産価格が平均年収の10.5倍(今は6.5倍)に達するという。このままでは家賃への負担で、一般の英国人も資産を担保にしづらくなり、寝室不足から子供を持ちにくくなるだろう。
 同档案は、移民監視隊の理事長を務めるアンドリュー・グリーン卿の義挙を正当化するものでもある。元サウジ大使の卿は、人種主義の影を微塵も覗かせず、ニュー・レーバーの推進する移民政策に枷を嵌めてきた。
 しかし、企業はどうしてここまで移民政策に拘泥してきたのだろう?これは档案もグリーン卿も指摘しなかったことだが、ここには大企業と新左翼とのありえぬ連合が存在している。
 この連合感覚はニュー・レーバー中に浸透している。反アパルトヘイト運動家だったピーター・ヘインは進歩の権化と呼ばれていたが、英国史上最大の詐欺事件を起こした大製薬会社から10万ポンドを受け取ったことを認め2008年2月辞任した。だが、新左翼と大企業を結び付けているのは、欲望的打算ではなくイデオロギーだ。大企業は賃金切り下げのためだけでなく、本質的に多文化主義を選好するために移民を推進する。
 冷戦後の全球化の過程は極めて反国家的だった。マルクスではないが、多国籍企業に国境はない。企業の董事長たちの本拠地はヒルトンか国際空港の待合室だ。彼らは税制が悪いと見るや国境を幽体離脱して他所へ拠点を遷す。彼らこそ知で以て多文化コスモ主義セカイを支える基軸だ。
 大企業が移民を好むのは安くて労組化されてないからだ。移民が税金を払わずとも、国家や世上に余計な要求をしようとも、上価(インフレ)しようとも董事長たちは気にしない。彼らの関心は翌年の収益と余恩(ボーナス)のことだけだからだ。彼らの金言は、「利益は民営化せよ、損失は世上に押し付けよ」だ。
 「個光のネ申」パット・ブキャナンが『西洋の死』で暴露したように、米国の高度成長期と移民拡大期は一致していない。日本でもそれは同じだ。移民が少ない時に景気は拡大し、多い時に景気は行き詰ったのだ。
 サッチャー以来、英国政界では自由貿易と親商事が総意となったが、この2つは全くの同義語ではない。サッチャーが労組の伽藍から国を解放したのは無論正当なことだったが、この時保守党は長年の叡智を忘れた。絶対原理と化した自由貿易という論理を懐疑すると、今の世ではラッダイト的反動の燐子と看做されてしまう。
 欧州諸国は今、労組の伽藍から大企業の軛に繋がれてしまった。移民問題への禁忌を打破し、均衡ある方向へと少しでも振り子を振り戻そう。

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2.25 資本主義は常に自由の味方か?(p403~)

2012-11-28 22:32:40 | 現代欧州
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 全球資本主義――欧州崩壊のもう一つの根源

20世紀に存在の力を大きく拡大した思想が3つある。民主主義の力、企業の力、そして民主主義を冒す企業の謀宣なる力――豪州人アレックス・カレー

 
フョードマン同志


 出典

 
 企業もまた、オランダのヘルト・ウィルダースによるイスラム批判映画「フィトナ」へのムスリムの圧力に屈している。マルクス主義が西洋を弱体化させた悪影響については書いても書き足りないが、問題はマルクス主義者だけでない。中東と西洋との商業関係もまたスルーする訳にはいかないのだ。金は天下の廻り物だが、大企業の短期利益のために長期的な国益が蔑ろにされることが多いことは、社会主義者でなくとも移民問題をみれば自明だろう。国家への無忠誠を本質とする多国籍企業に移民問題を語らせてはならない。
 資本主義は常に自由の味方なのか?保守派なら即座に首肯したい処だが、常にそうなのだろうか?
 EU理解には様々なものがある。共産主義桃源郷に結び付ける者もいれば、ソ連の魍魎なる官僚機構を連想する者もいる。しかし、EUはマルクス主義者だけでなく、大企業の利益も叶えている。国境なき大市場を希求する企業にとって、国家主権の維持を通して自由を護ることに興味はない。
 デンマーク風刺画騒擾やウィルダース問題で大企業が市場確保のために、シャリーアの検閲に屈する例が多発していることを僕は大いに憂慮する。彼らは安価な労働者を求めてムスリムを含む移民導入を訴え、結果的に国のイスラム化に貢献する。資本主義は常に自由の味方だろうか?恐らく違う。トーマス・ジェファーソンが言ったように、「商人に国籍無し。ただ金になるゲンバに憑依するのみ」なのだ。エクスパティカ紙を引こう。

 蘭企業、ヨルダンの不買に屈し、フィトナを糾弾する広告を新聞に掲載

 オランダ企業がヨルダンの不買運動に屈服している。ズワネンバーグ食品とフリースラント食品はウィルダースの映画フィトナを糾弾する広告をヨルダン各紙に掲載した。先週、団体「偉大なる預言者様が我らを結ぶ会」がヨルダンの法廷にウィルダースを人種主義と「嫌イスラム流」思想を流布した罪で国際手配するよう訴訟を起こしたことが発端だ。同団体はヨルダン内の旅行代理店に対してKLMオランダ航空を利用しないよう呼びかけた。ザカリア・シェイク団長は、不買を求める広告を数百万部アラブ諸国に送ると声明し、対象から外して欲しければ新聞でフィトナを糾弾するよう要請した。
 ズワネンバーグ食品は糾弾広告の中で、「フィトナの内容は嫌イスラム流的な侮教を目的としたものでしかなく、強く非難する。我が社は“偉大なる預言者様が我らを結ぶ会”と連帯し、イスラムや偉大なる預言者様等を侮教する行為を厳禁する国際司法体制の構築に貢献していく」と書いた。

 ブリュッセル・ジャーナルによると、

 オランダ経営者協会は、映画「フィトナ」が巻き起こしたオランダ企業への不買運動で受けた被害をウィルダースに対して補償してもらえるかどうか調べるよう弁護士に命じた。ロイヤルダッチシェルやフィリップス、ユニリーバが主な被害者だという。昨年11月には、ユニリーバのドークル・テルプストラ取締役が「邪悪なウィルダースを止めるよう」国民に訴えている。

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2.24 スルー主義と多文化主義を砕粉せよ(p400~)

2012-11-27 22:27:34 | 左翼思想批判
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D.L.アダムズ


 出典不明

 対イスラム政策を妨げる二つの桎梏がある。スルー主義と多文化主義(半合法の倫理相対主義)だ。この2つは解体、違法化されねばならない。
 イスラム政治主義の目的と教条を無視してきたのは多文化主義の代表的病理だ。道徳的に壊れた多文化主義の反知性幻想郷ではイスラム政治主義に対処できない。民族の文化を文化的討滅作戦から守護することは決して「不寛容」ではなく、愛郷と理性の発露だ。
 多文化主義の掲げる「寛容」と「包容」の美名の下、非難されるべき異文化の行為さえ「受容」されることになった。文化が腐邪しうるという思想は、この反知性幻想郷では否定される。多文化主義の下でイスラムが発芽しても。
 イスラム政治主義の真名を公共の場で論じる者は「偏見主義者」と一蹴される。コーランやハディースなど、イスラムの真名は明白に反寛容なのだが、無知なる多文化主義者たちは一人優越感に耽ってそれを無視し、「俺ってイケてる」と思いあがる。邪世の徒はこれを観て「西洋文化って阿呆だな」と嘲笑し、彼らをジンミー扱いする。彼らにとって多文化主義者は無知なる義体人形に過ぎない。
 米国では「こっちが善意を示しておけば、移民もやがて米国人化するさ」と寛容に振る舞っていた。この政策は南米やアジア、欧州からの移民にはうまく機能した。しかし、イスラムは同化を拒んだ。「服従」を真名とする「平和の宗教」イスラムにとって、夷世界の政治体制はあくまで唯一のウンマの下で討滅されるべきセカイでしかなかったのだ。イスラム主義者は多文化主義のテーゼが文化の防壁になりえないことを実によく理解している。
 コーランにはジハードという単語が150回以上用いられている。夷教徒とは永劫の有事状態にあるのだ。多文化主義者はこの教義を知らないのだろうか。実態に目を向けぬ多文化主義とスルー主義が西洋文化の存在力を弱める最大のミステスとなっている。
 同化は失敗した。イスラムとジハーディは決して同化不能の存在だ。異文化の中には決して相容れない価値観を真名として持つ教えが存在するのである。皆自由を求めるという思想は誤謬なる観念だ。イスラムにおける自由とは、「人間がアッラーに完全に帰依している状態」にすぎない。
 我々は寛容と包摂を全拒絶するイスラムに門戸を開け、彼らの脅威の前に立ち尽くしている。これが破綻と自壊を真名とする多文化主義の愚昧なる恐怖だ。
 それでもイスラムの真の教義を学ぶことは必須だ。敵対陣営の脚本を知らずして、どうして対処できよう。これは遊戯ではなく、夷教文明の存在力をかけた戦いだ。イスラムに無知なままでは、彼らが戦争を仕掛けていることさえ理解できないだろうから。自由と故郷を愛するのなら、敵への無知は排除されねばならない。
 我らは多文化主義を砕粉し、自壊幻想郷の思想として違法化し、「トンデモの屑籠」に入れなければならない。文化は平等ではない。優れた文化もあれば敵対する文化もあり、同胞となる文化もある。これが実態だ。無知なる多文化主義はやがて、その文明そのものを滅光させるだろう。
 ジハードの征服活動を行うことはイスラム的行為であり、[西欧マスゴミの表象通りに]ジハードを否定するムスリムは棄教者なのだ。正統なるムスリムに利用されるだけの思想と化した多文化主義は「脱構築」、解体されねばならない。多文化主義こそがイスラム批判を封絶する道具として、イスラム主義者に利用されているのだ。

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