「2083―ー欧州独立宣言」日本語版

グローバル極右界の「共産党宣言」、現代世界最大の奇書

3.95 将来の教育体制(p1198~)

2013-02-28 21:57:39 | 理想の西洋世界
 前へ

 ・性別学校
 大学を含め、全ての学校は性別にすべきだ。社会現象は善悪を問わず歴史的に流転するものだ。教育面においても、性別教育が40年振りに復古してきた。20世紀への転換期に成果を収めた性別隔離教室が復古してきたのだ。
 性別教育の利点は数多い。まず、服装や友人などの問題を異性の視線とは関係なく決められるようになり、学業により集中できるようになる。
 先生もまた、性差に配慮して授業できるようになる。米メリーランドのレオナード・サックス医師によると、女は閑静な環境の下名前で呼ばれるのを好み、男は豪胆なものと名字で呼ばれるのを好むようだ。
 メリーランド州では性別学校が過去8年で4から140に増え、全米でも最低10の性別学校が新設されるという。米国教育省も性別学校の優秀さを受けて、性差別を禁じる教育法修正第9条の改正を検討しているという。
 単性公教育国家協会の40年単位の調査によると、男女共学は弊害の方がより大きく、性役割の壁をむしろ強化している。学校の性別化は日英、豪州、ジャマイカなどでも潮流だ。
 性別学校が学業的に優秀なのなら、大学にも性別制を導入すべきだろう。性別学校への潮流を一時的流行に止めてはならない。

 ・制服
 英国、豪州、中国、イスラエル、日本、マレーシア、シンガポールなどで一般的な学校制服をすべての学校に義務として導入すべきだ

 ・中庸より俊英教育を
 ・体罰を含む規律強化

 次へ

3.94 将来の経世式(p1195~)

2013-02-28 21:40:43 | 理想の西洋世界
 前へ

 現在進行中の欧州大内戦は文化戦争(文化保守の国家主義対文化マルクス主義の国際主義)であり、決して資本主義と社会主義の階級闘争ではない。我らにとっても全球資本主義は悪だ。しかし、それは決して地域単位の資本主義を否定するものではない。持続可能な自由市場こそが望ましいのであり、計画経済は封絶されねばならない。
 政府介入の極小化を唱える純粋なる自由放任資本主義は、全球主義的な欠陥品だ。我ら文化保守の新欧州に於いては、持続経済のために多くの保護政策が採られることになる。

 公務員大削減と民業による代替
 厖獣の如き当代欧州の公務員比率を現状の50~60%から25%程度に大削減すべきだ。欧州域外への関税障壁ができれば、多くの職が数百万単位で欧州域内に生み出されるだろうから、失職分は十分吸収可能だ(公共事業も暫定策として必要だろうが)。そして、大削減された新生欧州連邦の公務員は、本来の使命通り市民に奉仕する存在となる。

 経済連帯と福祉国家
 自由市場の下の完全平等国家は妄想に過ぎないが、それでも北欧型の福祉国家を模範とすべきだ。強固な福祉体制の下、一元文化国家の形成を目指すのである。ただし、福祉予算は2割を超えてはならない。国家予算の2割は必ず長期利益を目指す科学技術開発に充てられねばならない。

 将来の経済圏
 多くのアジア諸国は知的財産権を尊重せず不正利用する。中国などをWTOに加盟させたのは60年級の誤策であり、それ故に百万単位で欧州人民の職が喪われた。
 日韓などは通貨操作を行い、貿易を有利に進めようとしている。日本に於けるコダックの不振を考えてみよう。コダックは本来日本で3~4割の占有率を誇って然るべき企業だが、日本人はコダックなどの欧米企業を愛国的な保護主義精神でもって公然と排除している。(確かに、この愛国心故に日韓は多文化主義を拒絶し、大衆民主主義を持続させているのだが)
 我らは欧州連邦という新経済圏を創らねばならない。欧州、米国、ロシア(それにカナダ、豪州、NZ、イスラエル)人民の経営する全球企業のみが特権を享受するのである。そして、欧州連邦外の企業には関税などを徴収するのだ。欧州連邦域外への業務委託はあってはならない。域外からの労働者は特定区域内で最大1年労働するだけにすべきだ。
 また、全球企業が政界に介入できないようすべきだ。多国籍企業こそ移民を盲流させ、トルコのEU加盟を進める根源だからだ。国家が全球企業を統制するようでなければならない。
 
 将来の下僕階級
 非西洋の労働者は、特に建築部門などで最大1年「集中契約」(12時間労働)し、母国より高い賃金を受け取り、契約完了後は速やかに帰国するのが望ましい。
 移民推進の大義の一つは「白人先住民のやりたくない仕事をやってもらう」ことだった。なら、移民がいなくなった後誰がそうしたことをするのだろう?現行制度では7年間の移民労働で市民権を取得できるわけだが、欧州で生まれた移民の子息は親の汚い仕事をやろうとしない。そのため、また移民が導入され、白人先住民が少数化するという悪循環が生まれている。
 ならば、洗濯業、建築業、庭園業、的士(タクシー)、農業収穫という5分野を下僕階級として解決策を考えてみたい。
 上の職務に従事する下僕階級として、例えば南アジアの非ムスリム移民と「集中契約」し、1年か半年の間一日12時間労働してもらう。母国に帰還した後行われる再契約時には少なくても半年間の検疫期間を置くべきだろう。下僕階級は隔離された空間に住む代わりに、各種の助成措置を受け、母国の3倍の賃金を受けられるようにする。
 これを奴隷的と非難する向きもあるだろう。しかし、この制度はアラブ諸国のそれよりは遥かに恵まれたものだ。例えばUAEの労働者の9割は南アジアやフィリピンからの外籍労工だが、彼らは皆1年契約の低賃金だ。米国の南部諸州も同様の政策を南米人に適用している。この制度はまた、景気の波に合わせて自在に調整できるものでもある。
 この制度を活用すれば、我らの新西洋文明の競争力は大いに昂進し、科技振興の2割国家予算との相乗効果もつき、人類史上未曽有の強盛経世が顕現することだろう。イスラムより光復されしアナトリアやアルバニアの保護領でも同様の政策を採用すべきだ。

 次へ

3.93 将来の生殖遺伝学(p1192~)

2013-02-28 21:30:21 | 理想の西洋世界
 前へ

 生殖遺伝学とは生殖学と遺伝子工学を融合させ、遺伝子選択などを行おうとする技術だ。『複製されるヒト』などを著したプリンストン大学のリー・M・シルヴァー教授がこの語をつくった。この学問はDNAの発現作用研究や胚芽胎児の嫡出数増、病原遺伝子の継承防止などで成果を挙げている。
 ナチスの優生学は国家の残虐なる強制計画だったが、この生殖遺伝学は遺伝病を子孫に残さず、より栄達させたい親の個人願望により衝き動かされている。優生学には「適者」が「不適者」を自然淘汰する作用があったが、生殖遺伝学では「不適者」の遺伝子が福祉国家によってより正常化されることが期待されている。しかし、生殖遺伝学のために要する多額の費用が、宇宙映画「ガタカ」のような「遺富者」と「遺貧者」の階層社会を作り出す懸念もある。
 優生学では遺伝子の純化が目指されたが、これは今日では逆効果になることが立証されている。これも遺伝病の減少と高IQ化を目指す生殖遺伝学との大きな違いだ。

 紛争防止のために生殖遺伝学を積極活用せよ
 紛争防止を防ぎ、反人種主義で連帯するために、遺伝子セカイ銀行を創設することを提言する。今後2世紀で遺伝的に衰滅しかねない北方人種、欧州人種、ユダヤ系セム族など(その他非西洋人も)の遺伝形質を保護するためだ。俺が文化マルクス主義者だったら、世界に例をみない恒久平和Projectとして生殖遺伝学の商業化と遺伝子銀行の設置を唱道する。こうすれば、絶滅を危惧する民族主義者も「革命先住民集団」も大きな大義を失うので、多くの内乱を防げるはずだ。遺伝子銀行の利用者は全セカイ市民である。ただ、初期段階では経費上富裕国しか用いられないかもしれないが。この銀行には全先住民が参与できる。
 
 関連情報:人ゲノム機構(HUGO)
 HUGOとは人ゲノムの解読を主導した大組織である。中核機関は遺伝子の命名などを行う遺伝子ノーメンクラトゥーラ委員会(HGNC)だ。

 次へ

3.92 衰滅する北方人種の遺伝形質(p1188~)

2013-02-28 21:17:22 | 理想の西洋世界
 前へ

 米国で北方人種の比率が急減している。ロヨラ大学のマーク・グラント教授が行った2002年の調査によると、その比率は1899~1905年生まれで57.4%、1936~51年生まれで33.8%だったが、今日の比率は16.6%、4980万人になった。1世紀前には8割の人口が自民族内で通婚し、劣性形質たる北方人種の蒼眼を継承してきたものだ。
 しかし、世紀が進むと民族よりも教養が重視されるようになり、超民族の婚姻が一般化した。そこに非白人の流入(非白人と白人の比率は100年間で1:10から1:3に)が相俟って、蒼眼が茶色化していった。男の方が3~5%ほど蒼眼が残りやすいという議論は関係ない意見だ。
 美容史を描くヘマ・サンダラムの『顔価』によれば、欧州での白肌蒼眼選好は最低でも中世まで遡れる。特に女性にとって、この気質は美と豊潤の象徴だった。
 米国のハリウッドもこうした偏見を大いに活用した。金髪蒼眼のマリリン・モンローはその実例だ。1930年代には蒼眼喪失の危機を優生学者が扇動した。しかし、1970~80年代も米国美人の標準は北方系だった。最も良く売れている鏡眼(コンタクト)は今も青色だ。
 大日本帝国などの枢軸国が第二次大戦中、中国人などに対して行った人体実験は確かに繰り返してはならない残虐行為だ。しかし、遺伝学への禁忌ゆえに悪性遺伝病を治療するための生殖遺伝学までもが阻害されたのも事実だ。一方では、ダウン症と判断された障害胎児の多くが中絶されている。
 優生学関係の話題は人種主義に直結する。悪性人種主義者の跋扈する当代、この話題を取り上げることは政治的なハラキリ行為ともなる。しかし、PC主義の戒禁に囚われるあまり、議論まで忌避してはならない。
 ナチは強制不妊や人体実験で、確かに悪性優生学を実施した。1972年までは各国で「亜人」扱いされてきたロマ人に対する強制不妊計画も行われてきた。これは確かに悪い優生学だ。
 しかし今、北方人種が多文化主義の人種混血政策によって「間接根絶」の200年計画の標的にされているのだ。ノルウェーでは全土の小村や小都市に亡命者収容所が作られ、無策のまま人種混血が推進されようとしている。
 これを解決するには3つの方策しかない。1つ目は第三帝国のような人種隔離政策だが、どれだけ軍力があっても実現は難しいだろう。2つ目は移民盲流を規制し、衰滅工程を遅らせることだ。
 しかし、最も確実なのは良性の優生学を生殖遺伝学として政府単位で推奨することだ、この政策はPC主義の文化マルクス体制ではナチ扱いされて決して実現しないだろうから、文化保守の新政権が実施すべき政策となる。
 PC主義者は「金髪蒼眼が絶滅してもええじゃないか?みんな黒肌化していくんだから」と言うだろう。しかし、これは白人先住民の絶滅を許す原理だ。このPC主義者は大概、絶滅危惧種を護れと唱える偽善者だ。なぜ白い北極熊を保護しなければならないのだろう?彼らの論理では、金髪蒼眼人種は動物より劣っているのだ。
 彼ら多文化主義者は例えば漢民族の人口攻勢を受けるチベット人は保護せよと唱えるが、欧州の白人先住民には同様の論理を適用しない。これでまた多文化主義が嫌西洋流を真名としていることが証明された。

 北方人種の遺伝子衰滅問題への解決策

 2つの解決策があり、それぞれ後述する。
 1、北方人種のための生殖遺伝学を国ぐるみで賞揚する。詳細は次節へ。
 2、代理母制度の大々的な活用。詳細は90節へ。

 次へ

ムスリムとの対話

2013-02-27 23:08:02 | 訳者による総論
 (意見文)

 ジャスティシア・ナイトの次はムスリムとの仮想対話を試みてみたい。ムスリムの名はヒズマスとする。

 ヒズマス「君が欧州独立宣言の翻訳に関与しているというテ・ジョジョン嬢か。今日は不細工極まりない顔の君にムスリム団体の声を代表してこのヒズマス様が意見してやろう」
 テ「何かしら。翻訳活動を糾弾するの?」
 ヒ「それは違う。俺はアジアの全ムスリムの声を代表して君に感謝しに来たんだ!」
 テ「何故?この訳文には侮教表現が大量に含まれている筈よ。預言者は勿論のこと、貴方たちへの放逐まで説かれているじゃない」
 ヒ「勘違いして貰っては困る。俺は国境なき記者団とかが伝えるより遥かに寛容な団体ヌールダーワの会員だ。俺たちは欧州独立宣言の内容については君たちより遥かに熟知している。俺たちは協議の結果、欧州独立宣言については侮教の一部に含めず、徹底活用することにしたからだ。つまり、欧州独立宣言に書いてあるから間違いという論法を立てて、西洋社会での批判を封絶するために、この独立宣言の宣伝に全面協力することにしたんだ。君たちは極東社会に於いてその過程に大いに貢献してくれた。欧州独立宣言とは俺たちにとって差し詰め“都合良き敵”だ。だから、その存在力が上がるのは俺たちにとって寧ろ好都合なんだ」
 テ「翻訳活動を肯定してくれて有難う。ムスリムの側にもちゃんと散布を支持する人間がいてくれるのね。だけど、少し立場が異なるかもしれない。私は棄教者の問題やイスラム史上の虐殺については一定の理があると思っている。だけど、宣言文がそんな風に利用されるのなら、宣言文も研究するだけの学問価値が大いに上がるでしょうね」
 ヒ「俺は大人だ。君のような不細工娘が言う限り、そうした問題が糾弾されたとしても黙認してやれる度量を持っている。尤も、屈強な心技体を備えた模範的な全球(グローバル)人材なら、その限りでないかも知れんがな。とはいえ、学問的価値の高さについては君の言う通りだ。君はこの問題での専門学者になれるぞ。このヒズマス様がお墨付きを与えてやる」
 
 テ「何とか触りは上手くいったようね。そうだ、アラブの春についての見解をお聞かせ願いたいわ。欧州独立宣言では一言も触れられていない」
 ヒ「アラブの春の真名を聞かせてやろう。それは、多文化主義とマルクス的なアラブ社会主義思想をイスラム世界から浄化するイスラム一元文化主義の偉大なるジハードだ。俺はあの白人先住民に言ってやりたい。イスラムに改宗しなイカ?と。欧州独立宣言の内、反マルクス主義と反多文化主義の部分については、俺は白人先住民の主張を支持する。一元文化主義こそ人類の繁栄に導く唯一の鍵だ。俺が極東にやってきたのも理想の一元社会の実態を眺めるためだ」
 テ「その感覚に従うと、ウトヤ島のテロはどうなるの?」
 ヒ「あの程度の事件、中東なら毎週のように発生している。特にシリアでは。あの白人先住民もアサドの燐子に向けて同様の行為を行っていたら、国際社会から正義のテロとして黙認してもらえただろうに。何とも惜しいことだ。イスラムに改宗して、国際報道機関に受ける大義でやれば良かったんだ」
 テ「それじゃ、欧州独立宣言の原理を理解することは、同時にアラブの春の真名を知ることでもある訳なの?」
 ヒ「そうだ。キリスト教をイスラムに読み替えながら読書すると、俺たちの論理も良く理解できることだろう。俺たちは寛容で余裕があるから助言してやろう。将来の欧州大内戦がどう進行するかを知りたければ、シリア内戦を見ろと」

 テ「次は私の考えたイスラム関係の訳語について意見を伺いたいのだけど」
 ヒ「少し読んだが、俺たちムスリムの興隆振りがよく伝わってくる名訳だ。イスラム教でなくイスラームと呼べとやかましい異教徒イスラム学者の退屈な翻訳より遥かにイスラムの宣教に貢献している。預言者ムハンマドでなく、偉大なる預言者様の方が遥かに俺たちの教勢に根差している。俺たちの敵をイスラモフォビアでなく、“嫌イスラム流”としたのも正しい選択だ。これなら、良識派の皆さんがそうした思想に直接触れようとしなくなるだろう。イスラムは最強の宗教だ」
 テ「異教徒でなく“夷教徒”としたのはどう?」
 ヒ「別に構わないぞ。俺たちは実際ヒジャーブ付けてない女に対してそうした感覚を抱き、毎日のようにやっているからな。あ、直接やる訳じゃないぞ。直接やるのは十字軍精神に冒された親西洋派のムスリムだけだ。屋外でじっくりとヒジャーブ付けてない彼女らの姿を脳裏に焼き付け、家に帰ってから一人で楽しむのが正統な作法だ。西洋社会の電視台(テレビ)も重要な視覚対象だ。極東でも最近そうしたことが流行っているようだな。これは多分、パレスチナ辺りから左翼団体が持ち帰ったんだろう。こうした行為はイスラムが起源なのだからな」
 テ「何という発想でしょう。私の選択を肯定しているようだけど」
 ヒ「歴史的にずっと展開されてきたこの夷教徒への感覚を正統派のイスラム団体はもっと公開するべきなんだ。そうすれば宣教に大いに貢献できることだろう。嫁は俺の畑なり。君たちには理解できるかな?ヒジャーブ社会から準備なく無ヒジャーブ社会にやってきたムスリムの感覚を?不細工な異教徒の君も彼らの目に掛かれば、忽ち楊貴妃に匹敵する絶世の美女になれるよ」
 テ「…なかなか面白そうな感覚ですね」
 ヒ「イスラム感覚に関心を抱いたようだな。どうだ、西洋式美女への復讐のためにもイスラムに改宗して、西洋文化を侵略しにいかなイカ?」
 テ「私はムスリムを迎えずとも、自分一人でそのようなことを行う所存です」
 ヒ「はっはっは、今日は普段話せないことを話せて大いに満足だ。アッラー・アクバル!」