前へ
六、透明性を欠如させ、敵対分子の浸透を許せし罪
EUには透明性も説明責任もない。そして、民心と乖離した魍魎的行政手続きからユーラビア創設という恐るべき構想が出現した。我らの代表と称するEU人材たちはイスラム諸国に買収され、欧州益に反する政策を推進している。完全無欠の制度は確かに存在しないが、EUの密室政治は敵対分子の浸透工作に大いに寄与した。
「反差別法」の中に民主主義の要素はほとんど存在しない。これはイスラム世界の圧力に屈したものだ。EU人材は自らの行動により、欧州民心から益々、敵の傀儡人形とみなされるようになった。
七、言論の自由を縮小せし罪
EUは域内で言論の自由を拡大させるどころか縮小させている。筆頭事例はイスラムに都合の良い教科書の修悪作業だ。EUにとってマスゴミや教育機関は自分の口なのだ。やがては単一意見の支配する欧州ソビエト共和国を形成し、イスラムを唯一の宗教にしようと企んでいる。
英国人ダニエル・ハンナンらは「EU官僚は本能的に自発的行動を嫌っており、無規制を違法と直結したがる」と述べた。彼らはブログなど電網空間に溢れる無政府的、個光主義(リバータリアリズム)的なEU批判を嫌っており、その安価な情報発信力を恐怖してブログ規制を狙っている。
執筆時点で具体的なネット統制案が示されている訳ではないが、マスゴミを買収するEUは与否なく何らかの検閲案を出してくるだろう。EUは汎欧州的な「人種主義、仇恨言論(ヘイトスピーチ)禁止法」を策定しようとしている。これが成立すれば、ムスリム移民を批判する言論がオンオフを問わず厳しく統制されるようになるだろう。
八、欧州市民の民心を聞き入れず、民心を侮辱せし罪
2008年6月、リスボン条約をアイルランド人が国民投票で一度拒絶した時の議論はEUの邪性を顕現させるものだった。投票直前、条約の真名が2005年仏蘭の否定した欧州憲法草案とそれほど変わっていないと欧州の領導者は発言した。フランスのジスカールデスタンやスペインのホセ・サパテロ首相(当時)、イタリアのジョルジョ・ナポリターノ大統領などだ。ジスカールデスタンは偽装性を認め、ナポリターノは「反EU論者は超欧州国の幻影を唱える心理テロリストだ」とまで述べた。[注 翌年10月、リスボン条約は再度アイルランドで国民投票にかけられ可決された]
アイルランドのブライアン・コーエン首相は「私はリスボン条約を全文読んだわけではないが、とにかく良いものだから承認しなさい」と白状した。独裁者が民心を聞かず「より効率的」な政策を追求したらどうするだろうか?明言してないが、コーエンは受容する構えらしい。EU人材にとって、民心とは自分たちの至高なる政策の速度を遅らせる凸凹に過ぎないのだろうか。
アイルランドの欧州理事チャーリー・マクリーヴィーはこう言った。「私もリスボン条約は全文読んでいない。420万の国民の内、実際に全文読んだのは250人もいないだろう。そして内容を理解できた者は25人もいないだろう。でも気にしてはいけない。私が本国の財務相だった頃に起草した金融法を誰が読んだというのだい?」
これは確信犯だ。汎欧州の国家主権を5億人が住む新生の超欧州国に譲渡する条約文を国民は読んでなくても構わぬと元閣僚が悪びれず宣言したのだ。アイルランド国民はそんな条約案を拒んだわけだが、EUは相変わらず人民の抵抗を無視して欧州の国民国家を解体する計画を続けている。
英仏独は否決に関わらず条約批准の手続きを進める意思を表明し、ハンス=ゲルト・ペテリング欧州議会議長は「市民、民主主義、透明性」のために条約批准を進めねばと演説した。アイルランド人(または前回の仏蘭人)の意見は民主主義の名の下でスルーされたのだ。マーティン・ヘルムいわく
86万人のアイルランド人に4億5000万の欧州人民の意志を止める力はないという歪曲された議論がEU人材やマスゴミによって行われている。欧州で条約への意見を求められたのはアイルランド人だけだった。他国の政治家も、もし自国で国民投票を行ったら、腐れる事物に同様のことを起こしたかもしれないと認めている。アイルランド人は欧州人民に対してでなく、数千人のEUの政治組織にノーの声を挙げたのだ。
2008年4月、欧州理事会は「市民の声を聞く」ために、市民を意思決定機関により参与させると表明した。しかし、騙されてはいけない。「声を聞く」とはつまり、「侮辱する」ことなのだ。
同じ頃、国民投票なきリスボン条約批准に抗議するために、市民たちがヴィーン国立歌劇場前でデモを行った。過半数のオーストリア人が、説明責任なきEUに国内政治の実権を奪われていると懸念している。オランダでも3年前の国民の意志を無視するかのように、ヤン・ペーター・バルケネンデ首相が条約批准を推進している。オランダをユーラビア的な超欧州国の一州に落とす条約をだ。
ヘルムはこう述べる。「政府は自覚的に人民の声に反した法支配を行っている。これは革命へ結びつく道だ。良いことではないか!トーマス・ジェファーソンによれば、自由の樹木は時と共に愛郷者と暴君の鮮血で塗り替えられる。益々多くの欧州人民が革命の準備をしているようだが、政治家はどうだろうか?」
九、統治者と市民との間の政治的正統性の連関性を弱めし罪
親EU論者は「ヘイワ計画」と自称するが、実際には騒擾を煽っている。欧州の国民国家を破壊し、自己推薦で選んだ官僚たちの帝国を創ろうとしているのだ。買収された各国の政治家たちがこの計画を後押ししている。アイルランド・トリニティー大学のアンソニー・コフランが述べる如く、閣僚以外の議員や人民はEU条約の前に従来の権利を振るえなくなったのだ。
EUの閣僚は超絶権力の設計者となり、選挙制の議会に縛られることもない。そして、これにより既存の政府機関は「人民の知らぬところで機能を換柱される。統合の成果として」。
EUの真名は民主制度を溶解させる「緩慢なるクーデター機関」だ。なので、自任者の欧州オリガルヒが運営する汎欧州的独裁組織以外にはなりえない。それが当初からの黙契だからだ。
十、腐偽の文化を流布せし罪
アイルランド国民がリスボン条約を拒絶した後、デンマークのアナス・フォー・ラスムセン首相は次の欧州議会選までの8か月間に態度を決めるよう迫った。この「ノー」で、リスボン条約の批准計画を止めなかったのだ。EU人材は各国でリスボン条約案への拒否反応が強いのを熟知しているので、国民投票で条約批准の是非を問うのを避け、悪い結果が出たらこれを見事にスルーした。
ラスムセンこそEUの民主主義漸壊計画の真名を体現する格好の題材だ。首相自身は善人なのかもしれないが、彼は国民の民心よりもEUオリガルヒの意志に忠誠心を示す。ポルトガルの首相もその一例だ。
EUは複数国に向け同時に漸進的な高度の転覆工作を仕掛けている。無選挙のオリガルヒたる自分たちに権力を集中させようとしている。この漸壊計画は普通のクーデターより厄介だ。EUは国民国家の掌握どころか廃絶を企んでいる。EUこそ組織的背信だ。
EU人材は庶民からの挑戦には一致して対処する。仲間入りすれば、欧州人民からの税金で実利的な高級取りの職にあり付ける上に、年金まで保証して貰えるので、彼らは挑戦者に対し団結できるのだ。
ソ連と同じく、EUは腐偽の文化を全人民に広めている。接触したすべての者を腐敗させるEUに自浄作用が期待できないのなら、選択肢は砕粉以外存在しない。
次へ
六、透明性を欠如させ、敵対分子の浸透を許せし罪
EUには透明性も説明責任もない。そして、民心と乖離した魍魎的行政手続きからユーラビア創設という恐るべき構想が出現した。我らの代表と称するEU人材たちはイスラム諸国に買収され、欧州益に反する政策を推進している。完全無欠の制度は確かに存在しないが、EUの密室政治は敵対分子の浸透工作に大いに寄与した。
「反差別法」の中に民主主義の要素はほとんど存在しない。これはイスラム世界の圧力に屈したものだ。EU人材は自らの行動により、欧州民心から益々、敵の傀儡人形とみなされるようになった。
七、言論の自由を縮小せし罪
EUは域内で言論の自由を拡大させるどころか縮小させている。筆頭事例はイスラムに都合の良い教科書の修悪作業だ。EUにとってマスゴミや教育機関は自分の口なのだ。やがては単一意見の支配する欧州ソビエト共和国を形成し、イスラムを唯一の宗教にしようと企んでいる。
英国人ダニエル・ハンナンらは「EU官僚は本能的に自発的行動を嫌っており、無規制を違法と直結したがる」と述べた。彼らはブログなど電網空間に溢れる無政府的、個光主義(リバータリアリズム)的なEU批判を嫌っており、その安価な情報発信力を恐怖してブログ規制を狙っている。
執筆時点で具体的なネット統制案が示されている訳ではないが、マスゴミを買収するEUは与否なく何らかの検閲案を出してくるだろう。EUは汎欧州的な「人種主義、仇恨言論(ヘイトスピーチ)禁止法」を策定しようとしている。これが成立すれば、ムスリム移民を批判する言論がオンオフを問わず厳しく統制されるようになるだろう。
八、欧州市民の民心を聞き入れず、民心を侮辱せし罪
2008年6月、リスボン条約をアイルランド人が国民投票で一度拒絶した時の議論はEUの邪性を顕現させるものだった。投票直前、条約の真名が2005年仏蘭の否定した欧州憲法草案とそれほど変わっていないと欧州の領導者は発言した。フランスのジスカールデスタンやスペインのホセ・サパテロ首相(当時)、イタリアのジョルジョ・ナポリターノ大統領などだ。ジスカールデスタンは偽装性を認め、ナポリターノは「反EU論者は超欧州国の幻影を唱える心理テロリストだ」とまで述べた。[注 翌年10月、リスボン条約は再度アイルランドで国民投票にかけられ可決された]
アイルランドのブライアン・コーエン首相は「私はリスボン条約を全文読んだわけではないが、とにかく良いものだから承認しなさい」と白状した。独裁者が民心を聞かず「より効率的」な政策を追求したらどうするだろうか?明言してないが、コーエンは受容する構えらしい。EU人材にとって、民心とは自分たちの至高なる政策の速度を遅らせる凸凹に過ぎないのだろうか。
アイルランドの欧州理事チャーリー・マクリーヴィーはこう言った。「私もリスボン条約は全文読んでいない。420万の国民の内、実際に全文読んだのは250人もいないだろう。そして内容を理解できた者は25人もいないだろう。でも気にしてはいけない。私が本国の財務相だった頃に起草した金融法を誰が読んだというのだい?」
これは確信犯だ。汎欧州の国家主権を5億人が住む新生の超欧州国に譲渡する条約文を国民は読んでなくても構わぬと元閣僚が悪びれず宣言したのだ。アイルランド国民はそんな条約案を拒んだわけだが、EUは相変わらず人民の抵抗を無視して欧州の国民国家を解体する計画を続けている。
英仏独は否決に関わらず条約批准の手続きを進める意思を表明し、ハンス=ゲルト・ペテリング欧州議会議長は「市民、民主主義、透明性」のために条約批准を進めねばと演説した。アイルランド人(または前回の仏蘭人)の意見は民主主義の名の下でスルーされたのだ。マーティン・ヘルムいわく
86万人のアイルランド人に4億5000万の欧州人民の意志を止める力はないという歪曲された議論がEU人材やマスゴミによって行われている。欧州で条約への意見を求められたのはアイルランド人だけだった。他国の政治家も、もし自国で国民投票を行ったら、腐れる事物に同様のことを起こしたかもしれないと認めている。アイルランド人は欧州人民に対してでなく、数千人のEUの政治組織にノーの声を挙げたのだ。
2008年4月、欧州理事会は「市民の声を聞く」ために、市民を意思決定機関により参与させると表明した。しかし、騙されてはいけない。「声を聞く」とはつまり、「侮辱する」ことなのだ。
同じ頃、国民投票なきリスボン条約批准に抗議するために、市民たちがヴィーン国立歌劇場前でデモを行った。過半数のオーストリア人が、説明責任なきEUに国内政治の実権を奪われていると懸念している。オランダでも3年前の国民の意志を無視するかのように、ヤン・ペーター・バルケネンデ首相が条約批准を推進している。オランダをユーラビア的な超欧州国の一州に落とす条約をだ。
ヘルムはこう述べる。「政府は自覚的に人民の声に反した法支配を行っている。これは革命へ結びつく道だ。良いことではないか!トーマス・ジェファーソンによれば、自由の樹木は時と共に愛郷者と暴君の鮮血で塗り替えられる。益々多くの欧州人民が革命の準備をしているようだが、政治家はどうだろうか?」
九、統治者と市民との間の政治的正統性の連関性を弱めし罪
親EU論者は「ヘイワ計画」と自称するが、実際には騒擾を煽っている。欧州の国民国家を破壊し、自己推薦で選んだ官僚たちの帝国を創ろうとしているのだ。買収された各国の政治家たちがこの計画を後押ししている。アイルランド・トリニティー大学のアンソニー・コフランが述べる如く、閣僚以外の議員や人民はEU条約の前に従来の権利を振るえなくなったのだ。
EUの閣僚は超絶権力の設計者となり、選挙制の議会に縛られることもない。そして、これにより既存の政府機関は「人民の知らぬところで機能を換柱される。統合の成果として」。
EUの真名は民主制度を溶解させる「緩慢なるクーデター機関」だ。なので、自任者の欧州オリガルヒが運営する汎欧州的独裁組織以外にはなりえない。それが当初からの黙契だからだ。
十、腐偽の文化を流布せし罪
アイルランド国民がリスボン条約を拒絶した後、デンマークのアナス・フォー・ラスムセン首相は次の欧州議会選までの8か月間に態度を決めるよう迫った。この「ノー」で、リスボン条約の批准計画を止めなかったのだ。EU人材は各国でリスボン条約案への拒否反応が強いのを熟知しているので、国民投票で条約批准の是非を問うのを避け、悪い結果が出たらこれを見事にスルーした。
ラスムセンこそEUの民主主義漸壊計画の真名を体現する格好の題材だ。首相自身は善人なのかもしれないが、彼は国民の民心よりもEUオリガルヒの意志に忠誠心を示す。ポルトガルの首相もその一例だ。
EUは複数国に向け同時に漸進的な高度の転覆工作を仕掛けている。無選挙のオリガルヒたる自分たちに権力を集中させようとしている。この漸壊計画は普通のクーデターより厄介だ。EUは国民国家の掌握どころか廃絶を企んでいる。EUこそ組織的背信だ。
EU人材は庶民からの挑戦には一致して対処する。仲間入りすれば、欧州人民からの税金で実利的な高級取りの職にあり付ける上に、年金まで保証して貰えるので、彼らは挑戦者に対し団結できるのだ。
ソ連と同じく、EUは腐偽の文化を全人民に広めている。接触したすべての者を腐敗させるEUに自浄作用が期待できないのなら、選択肢は砕粉以外存在しない。
次へ