「2083―ー欧州独立宣言」日本語版

グローバル極右界の「共産党宣言」、現代世界最大の奇書

2.16 社会学の規範的用語を学術界より浄光すべき理由(p370~)

2012-11-21 23:55:52 | 左翼思想批判
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 資本主義社会の不義や破綻的影響を分析し、社会主義的解決策を提唱したマルクスこそ、社会学最大の偉人といってよいだろう。その精神は、自己責任を認めず他人の方に悪の根源を求める社会主義者や純真なる自由主義者の心を捕えた。
 近代社会学的な用語が文化マルクス主義的な「革命的な変革の道具」の根幹となっている。その代表者はマルクス、デュルケーム、ヴェーバー、カントなどだ。社会学を学ぶ学生は、操作された統計をもとにマルクス主義的な社会観を叩き込まれ、やがて公的機関へ進出していく。反資本主義的で反西洋的な。9割の社会学者は生物学を社会学の一部とすることを拒み、「環境が人間の全行動を決定する」と唱える。
 文化マルクス主義の悪影響を除去するためには、社会学的な方法論そのものを封絶しなければならない。それこそがマルクス化の根源だからだ。
 どうして、冷戦下の保守主義者たちはこうした社会学が大学に蔓延るのを無視してきたのだろうか?社会の基幹部門や国防、司法や金融にマルクス思想が影響を与えることはないと軽視していたからだろう。しかし、マルクス思想は時と共に伸張し、1968年の欧州学生叛乱となって顕現した。
 社会学系の謝罪主義者はこのような議論を用いて自己の言説を護ってきた。
 社会学は物事の真名を解説しようとはするが、それは必ずしも希望通りの真名ではない。学生は(マルクス的に)全ては誤りと教わるが、どう改造すべきかは具体的に教わらない。しかしながら、マルクス的視野で社会を改革させようと仕向けることはできる。
 ナチス系の知識人だけで勉強した学生は、ユダヤ人を討滅しようと試みるだろう。文化マルクス主義(フランクフルト学派)の場合もそれは同じだ。哲学もメディア学も心理学も腐偽したマルクス主義に冒されており、国家的で保守的で資本主義的な世界観を討滅しようとする。社会への影響力の大きさを考慮すると、こうした者の95%が悪辣なる「紅世の奸者」に分類されたのはやむを得ない。
 
 マルクス系社会学者の巣窟集(省略)
 
 社会学系用語の浄光に代わる解決策

 完全浄光が難しいのなら、マルクス系の用語や学者を以下のような保守主義者(非マルクス主義)の用語で代替するのも可能だ。

 聖書、マキャベリ、ジョージ・オーウェル、ホッブス、ミル、ロック、アダム・スミス、バーク、「肩を竦める水源」アイン・ランド、「実用なる超常」ウィリアム・ジェームズ

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