呉かみしばいのつどい ~紙芝居はワクワクどきどき~

子ども達と心を通わせ、共感の感性を育む
日本独自の文化、紙芝居
紙芝居の輪が広がりますように~

いちごの家 5月紙芝居会

2016年05月22日 | いちごの家 熊野 紙芝居
月に1回
放課後等デイサービスいちごの家くまの
に紙芝居を通して、コミュニケーションを取る楽しみや、共感することの喜びを体験してもらえたら良いな~と思って、伺っています

5/11(水)16:00~
生徒さん7人くらいと、先生5人くらいでした。

紙芝居がはじまるよ
①『ぷんぷんダンプと ぴかぴかショベル』
作・画 山本省三 (教育画劇)

先月、男子生徒A君が、
重機(パワーショベルやブルドーザー、クレーン車やトレーラーやらやらやら…)
を何十枚も?何十台も?画いた絵を、私に見せてくれました。
そこで「次は、重機の紙芝居を探して来るね!」と約束したんです。

はい、重機の紙芝居、見つけたゾ!と、
演じ終えて、A君に「どうだった?」
なぞと、ドヤ顔ならずドウヤ?顔で聞いたら????

A君

えっ?なにが、ご不満で?

どうやら、紙芝居の主人公のぴかぴかショベルのぴかは、
パワーショベル です!
お話は、小さいパワーショベルが奮闘して大きな仕事を成し遂げるのだけどね。

はい、マニアのA君は、
でっかい重機や、色々な重機か見たかったんじゃね。
小さいパワーショベルは、盛り上がらなかったみたいでした。

はぁ~~ぅ、了解
いちごの家の生徒さんは、こだわりがある生徒さんもいるので、応えて作品探しをすることで、私の勉強になります。

おすすめ紙芝居さんで、検索してます
いつも、お世話になっている、心強いサイトです

②『みんな おそろい』
作 八木田宜子 画 多田ヒロシ (教育画劇)

土砂降り明けの日だったので、
おそろいは 黄色いレインコート です。
いろいろな動物達が
「ねえ、ぼくの レインコートすてきでしょ」と、後ろ姿で登場します。
「わあ、ぼくと おそろいだ!」
だれかな?と続きます
歌「あめがふっても へいきだよ。レインコートが あるんだもん♫」
最後に出て来たのは、だれでしょうか?

次は、
雨つながり、黄色の長靴もつながります。
③『ぼくのおうちは?』
脚本 中川ひろたか 画 長野ヒデ子 (童心社)
B君と、一緒に演じました。
紙芝居を演じに行った時から、
「演じたい!」と言って、楽しみに待ってました。

そして、長靴役に
「えーん、どこだろう。ぼくの おうち。いったい どこなんだー。えーん」では、気持ちを込めて、悲しい声で演じました。
すご~~い
うまいね、うまいね、みんなで拍手

④『あ~んして ははは』
脚本・絵 よこみちけいこ (童心社)
C君と、一緒に演じました。
たいちゃん役になって、びっくりしたり、演じながら画面を確認したりしながら、どんどん作品世界に入って表現していこうとするその姿に、紙芝居の力を感じています。

いちごの家では、紙芝居を通じてコミュニケーションが取れたらいいし、楽しい時間と思ってもらえたらいいなぁと、思って始めました。

タブーかもしれないけど、
生徒さんと一緒に演じるのは、楽しいし、紙芝居は自由なんだなぁと、紙芝居の懐の深さを教えてもらっています。

それから、
みんな舞台の扉を丁寧に優しく、開けて閉めてくれます。
鍵は「チャイルドロック🔑」と呼ばれています










幼稚園5月の紙芝居会

2016年05月18日 | 紙芝居
5/18(水)9:30~
幼稚園にて
紙芝居を演じてきました。
3歳から6歳になったばかりの子ども達と、お母さんが3人いらしてました

最初に、紙芝居の歌を歌って~~
『あ~んして ははは』
脚本・絵 よこみち けいこ(童心社)

大人気です。
特に金魚の金ちゃんが、「あ~んしたよ」と、でてきた時は、金魚をお祭りで買ったやら、うちは買っちゃいけないやら、話がどんどん飛び出して来ます。
金魚は、子ども達にとって、身近な生き物なんだなぁ~
その、金魚、、、、
「あれ?きんちゃんは、歯が ないぞ」
おばあちゃんが
「きんぎょはね、○○に 歯があるんよ」
え~っ、びっくり
○○は、どこでしょうか?
子ども達は、物知りになったゾーの顔です。

金魚もネコも、赤ちゃんも、おばあちゃんも、みんな歯があるんだね。
歯磨きは、優しく優しくシュシュシュ
「あ~いいきもち」
何だか歯磨きしたくなったな~
そう、子どもの心が、
歯磨きを「してもらう」から「したくなる」
そんな紙芝居です、おすすめです

よこみちけいこ先生のブログから、創作秘話をこちらから

『おなかがすいた』
文 わしおとしこ 写真 内山晟 (教育画劇)

まだまだ、おっぱい飲みたい カバの子ププがキリン、パンダ、ラッコなど、
みんなは何を食べてるのか、見に行く話。
観ている子ども達も、一緒に~~
みんな色んな物、食べるんだね~~
ヘェ~ヘェ~、
だけど、やっぱりおっぱいが好きなんだ。
それは、みんな一緒かな?


『ぼくのおうちは?』
脚本 中川ひろたか 絵 長野ひでこ(童心社)


『おとうふさんと そらまめさん』
脚本 松谷みよ子 絵 長野ヒデ子 (童心社)

みんなで、また観てね
ありがとう~~








せせらぎの会in伊豆

2016年05月16日 | 紙芝居
5/15(日)
東京の紙芝居仲間「せせらぎの会」のメンバーと、伊豆でおはなしや絵本や紙芝居を語る活動されている素敵な方々と
「平和紙芝居リレー」をご一緒させていただきました。
紙芝居文化の会 の企画です。

場所は「わかった会館・はたおりカフェ」
大きな大きな窓の外は、美しい緑。
何だか、雲の上にふわりと浮かんだよう。
川のせせらぎと、鳥のさえずりのBGMに、心が解放されていきます。



順不同ですが、実演をご紹介します。


『おおきく おおきく おおきくなあれ』
脚本・絵 まつい のりこ


『でんしゃがくるよ』
脚本・絵 とよた かずひろ

『こねこのしろちゃん』
脚本 堀尾 正史 絵 和歌山 静子


『ひ~らいた ひ~らいた』
脚本・絵 まつい のりこ


『二度と』
脚本・絵 松井 エイコ


『太陽はどこからどこからでるの?』
脚本・絵 チョン・ヒエウ


『ひよこちゃん』
原作 チュコフスキー 脚本 小林 純一
画 二俣英五郎

『みんなでぽん!』
脚本・絵 まつい のりこ


平和をたくす紙芝居(創作)
『ふうちゃんのそら』
原案 中峠 房江 脚本・絵 よこみち けいこ
監修 呉かみしばいのつどい


平和紙芝居リレーが広がると、いいなぁと心から思いました。
平和への願いが一つになり、一体感に包まれました。

伊豆での素敵な出会いと、
共に過ごした皆さんに、感謝しています。
特に、主宰の上原佐恵子先生には、隅々までご配慮いただきました。
至れり尽くせりのおもてなし、その上仕事ぶりがカッコいい!

本当に、ありがとうございました。
幸せで言葉が見当たりません。



あっ~こちらの美味しい報告も!
料理は、どれもこれも絶品でした
特に瀬戸内海では食べられない、
金目鯛のお刺身✨✨✨
脂がのって甘みがあって、う〜ん、美味しい~~
伊豆牛はキャー!!
山菜も~~ めちゃめちゃ美味しかったです

人も自然も食べ物も、温泉も凄く良かった
体が元気ピンピンになって帰りました。
(実は、行く前に体調が悪かったのです)

また、伊豆に行きたいな。
すぐにでも、行きたいな













港町小学校6年1組

2016年05月10日 | ふうちゃんのそら
5/9(月)
港町小学校は、130年以上の歴史ある小学校です。
河原石駅の側の、円形校舎の小学校です。

6年1組の生徒さんの、
平和学習の第1弾として
紙芝居『ふうちゃんのそら』を演じに行きました。

さすが6年生
みんなの真剣な姿!
観入っています。
ふうちゃんからのメッセージも届けました。

いつもの「にじ」の歌は、アカペラで合唱しました

中峠さんが、質問を受けています。

男子
「防空壕には、何時間くらい居たのですか?」
中峠さん
「夜の11時から、朝の8時か9時くらいかな?よくわからないけど、明け方ではなかったわ」

「防空壕が、わかりますか?」と聞くと、皆んなが知ってると言うので、びっくりしました。
なんと、なんと
港町小学校の校庭の下は、大きな防空壕だったそうです。ヘェ~

男子「空襲があってから、どうやって生活していたのですか」
中峠「親戚の家で暮してましたが、お金もなく貧しかったです」などなど…

教室に入って
質問の時間をたっぷり取ったので、戦争中の話が長くなってしまいました。
すぐに感想を聞けば良かったと、反省しています。
「戦争は悲惨な目にあうから嫌だ」
「戦争は惨めで苦しい暮らしになるから嫌だ」
と話す生徒さんが多かったのですが、
「戦争のない平和な世界を作りたい」
「平和な世の中を続けていきたい」
との発表もたくさんあり、励まされました

教頭先生が、
「皆んな平和が良い。と感想を言ってくれたけど、平和って何もしなくてもずっと続くかね?考えてみようね。」
と素晴らしい問いかけをされました。

生徒さん達の、純粋な眼差しに胸が熱くなりました。
嬉しかったです。

『ふうちゃんのそら』が生まれて、たくさんの出会いがありました。
観た人から、次の人に手渡していただき、広がっていることに感謝しています。

6年生さん、ありがとう。
また、『ふうちゃんそら』を子ども達に観せて欲しいとご連絡くださった、
港町小学校の校長先生、ありがとうございます。












れんげ畑に行って来ました。

2016年05月03日 | 紙芝居
4/30(土)「れんげ畑であそぼう会」の報告で~~す
れんげ畑に突然、ミッキーと、ミニーちゃんが表れましたよ
なんと、ミニーちゃんのピアニカに合わせて、ちびっ子達がゾロゾロと
紙芝居を観に集まって来ましたぁ

素敵なログハウスは、
ちびっ子とパパママ50人くらいでいっぱいになりました。

紙芝居がはじまるよの歌を歌って
①『おおきく おおきく おおきくなあれ』
脚本 絵 まついのりこ(童心社)皆んなで声を揃えて心を一つにしたら、ブタさんが大きくなったね。 やった~

②『まんまる、ダンゴムシ』
写真 作 今森光彦(教育画劇)
れんげ畑にも、だんごむし いるかな
だんごむしの赤ちゃんは、白くて透き通ってるね。わぁ~

③『おたまじゃくしの101ちゃん』
作 かこさとし 絵 仲川道子(童心社)
ハラハラどきどき
あっ、101ちゃんがいない
おかあちゃん、おかあちゃん、目をさましてよ
楽しかった子は、
絵本の『おたまじゃくしの101ちゃん』を読んでもらってね。
作者は、かこさとしさんです。

④『あ~んして ははは』
脚本 絵 よこみちけいこ先生の紙芝居(童心社)
初お披露目です。
童心社月間紙芝居5月版です。
よこみち先生ご本人による
ハブラシの手品があって、子ども達は大喜び
金魚の歯はどこにあるか知ってる?このお婆ちゃんは、ムシ歯もないし全部自分の歯ですよ。凄いね~~歯磨きする時は、
みんな「あ~んして ははは」ダヨ

よこみち先生の娘さんが、
一生懸命に演じてくれました

お次は
⑤『ほねほねマンのさかなつり』
作 ときわひろみ 絵 やべみつのり (童心社)

歌は「おいらほねほねマン」
踊るは「ほねほねダンス」を可愛いほねほねマンと、ミッキーさんだぁ

最後に
⑥『ふうちゃんのそら』
原案 中峠房江 脚本・絵 よこみちけいこ
監修 呉かみしばいのつどい

紙芝居のエンディングに「にじ」の歌をうたいました

ちびっ子もパパママも、
真剣に観ている姿に、伝える力がある紙芝居だなと、改めて感じました。

実は、「ふうちゃんのそら」は、
麦わらぼうしさんで、よこみちけいこ先生の原画展を開催されていた時に偶然、中峠さんことふうちゃんと私が訪れたんです。
中峠さんが急に
「あっ!この女の子、私よ!
この先生に、私の呉空襲の紙芝居を描いてもらいたい」と言ったのが始まりです。

あれは、7年前でしたかね~

麦わらぼうしさんでご縁をいただきました。
ありがとうございます。
今日は、最後はしみじみしました。