呉かみしばいのつどい ~紙芝居はワクワクどきどき~

子ども達と心を通わせ、共感の感性を育む
日本独自の文化、紙芝居
紙芝居の輪が広がりますように~

楽しかった紙芝居講座 その6

2015年12月17日 | わくわく紙芝居講座2015.11.24
やっとこさ、ここまで来ました。

読んでくださっている方、ありがとうございます。

プログラムの最後を飾るのは、
手づくり紙芝居
『おくちのたいそう』は、
作・実演 保田 寿子さん
なんと
ご本人が、神戸から駆けつけての参戦です。

この作品は
今年の8月8~9日に開催された
第14回全国紙芝居まつり北海道 
けんぶち大会での
第3分科会「創る1」
で制作された作品です。
指導は、やべみつのり先生です
2日間で、紙芝居を仕上げ発表。

保田さんの『おくちのたいそう』は
閉会式で演じられたそうです。

はい、はじまり、はじまり



保田さんの「あいうえお」に合わせて
お口を動かします


絵も、はっきりとして
とってもステキです。
一緒に声を出す事で、
会場が一つになりましたよ

紙芝居の共感の世界に包まれました

ご主人の光雄さんとお2人で参加。
神戸で、ボンジュール紙芝居として、
デイサービスや児童館で活動されています。


やべみつのりさんのネットワークは、
スゴイです

今回、そのネットワークの中でのご長老
愛媛からフェリーでお越しになった
宮野先生、オン歳90歳でいらっしゃいます。
「紙芝居は3歳から作ることができる」
と力強くお話しくださいました。

紙芝居の歴史的な資料をお持ちで、
地元では大学で紙芝居の授業や
新聞にも紙芝居のもつ力を度々掲載され
テレビにも出演されて
紙芝居を広めてこられた方です。
展示もさせていただきました。


最後に、
私の東京での紙芝居の仲間
「せせらぎの会」の正司(しょうす)さんに
会を閉めてもらいました。


今年、7/25~26に埼玉大学で開催された
第20回紙芝居サミットの
副実行委員長です。
こちらから



島根からバスで3時間かけて
やべみつのりさん、ありがとうございました。
やべみつのりさんの作品は
優しい心から生まれたのが
皆んなに伝わって包まれました。

参加くださった皆さん、
演じ手の仲間、
皆さん一人ひとりのお力で
思っていた何倍もの楽しい会となりました。
ありがとうございました。

参加人数は71名(内こども6名)でした。
信じられず、何回も数え直しました。
ありがとうございました。



最後に記念撮影パチリ


番外編は販売スタッフ、
ありがとうございました

たくさん
紙芝居を買っていただきました。

受付の綺麗どころ

スムーズに運びました

サブタイトルの
紙芝居にはすごい力がある!
ありました。
終わってわかりました。

人と人とをつなぐ、すごい力がありました

書いても書いても書き足りないくらい
感謝の気持ちでいっぱいデス
ありがとうございました。


拙いブログを読んでいただき、
ありがとうございます。
一言、感想いただければ励みになります。



楽しかった紙芝居講座 その5

2015年12月16日 | わくわく紙芝居講座2015.11.24
続いて続いて、
ここからは手作り紙芝居となります。

えー
それはなぁに

やべみつのりさんが、
呉の皆さんに 紙芝居 は誰でも作ることができることを見てもらいたい
紙芝居を作る(お話や自分の思いを伝える)ことは自己表現で、
それを演じ観てもらうことは
自己を肯定することになると、お話しくださり
強い勧めと想いで
手作り紙芝居をプログラムに入れることになりました。

まずは、子どもが作った紙芝居
『富士山と天保山』
作 西村 実夏 (小5)
実演 福本 華菜 (小4)

第15回手作り紙芝居コンクール
大賞作品ですわ。
主催 紙芝居文化推進協議会



なんて可愛いんでしょ

アンケートに一番印象に残ったのはとの問いに対して
小学生が演じた紙芝居と答えた方が大半でした。
私も、こどもが紙芝居を演じる姿を初めて見た時の感動は忘れられません。

紙芝居をこどもが一生懸命に演じている姿があまりに新鮮なこと、
また、日本独自の紙芝居文化が次世代に手渡っていることを目の当たりにして、
ウルウル来たことを思い出しました

お話は、
世界遺産に登録され人気があるのはいいけれど疲れた、
日本一高い富士山と
日本一低い天保山が入れ替わるお話なんだけど、ステキな発想です

演じた華菜ちゃんが、うまいんだぁー

感想に
心が洗われるように明朗な声で、
工夫してずいぶん練習されたのが伝わったと、ありました。


やべみつのりさんは、
毎年、紙芝居作りのワークショップを小学校で開いていらっしゃいます。
また、2年に1度開催される「全国紙芝居まつり」の分科会でも、
紙芝居作りを子どもから大人までを対象に担当されています。
そして、作られた紙芝居を出品する事を勧められていて、審査員も務めていらっしゃいます。

↓は、今年11月29日に、本審査・表彰式のあった
第16回 手づくり紙芝居コンクール の冊子です。
応募総数 269点(ジュニアの部 134点 一般の部 135点)

イラストは、もちろんやべみつのりさん。




その6に、つづく








楽しかった紙芝居講座 その4

2015年12月16日 | わくわく紙芝居講座2015.11.24
その4に、突入しまぁす

お伝えしたいことがいっぱいあって
きざんでますが、すんません

ものがたり(完結型)紙芝居
『ぼくのタガメ』
原 作 杉浦 宏
脚本・絵 やべ みつのり (童心社)

呉かみしばいのつどいで表現指導にあたる、人形劇のあひる座の中峠師匠の登場でっす

「タガメだぁ」
あー、本当に紙芝居の男の子の声が聞こえて来ましたよ。
さすがデス。
臨場感が溢れるわぁ



やべみつのりさんは、取っ組み合いの兄弟ゲンカをしたことがなかったそうで、
原作者の杉浦宏さんから、
こどもの心情を色々聞かれたそうです。

こども達の心にも
昔、こどもだった私達にも
誰にも言えないような、
小さないけない気持ちがあったことを
思い出させてくれて
胸がキュッとなる紙芝居です。



またまた、ナンセンス紙芝居
『とばしっこ』
監修 遠山 昭雄
脚本 ときわ ひろみ
絵 やべ みつのり (雲母書房)



紙芝居の秀ちゃん
「この紙芝居、わし好きなんじゃ。
短いけん演るわぁ!
男の子には、これが、よう分かるんよ」

神さま達の今日の遊びは「とばしっこ」
木に登り、海や山に向って…
神さまのおしっこは優しいなぁ


その5につづく





楽しかった紙芝居講座 その3

2015年12月15日 | わくわく紙芝居講座2015.11.24
お次は、
つながる紙芝居『あれあれなあーに?』
脚本・絵 やべみつのり (童心社)

ねずみ君が、登ったり降りたり
クルンとまわったと思ったら
寝ちゃったりする、
このしろいの「なあーに?」

「あれあれー?」

紙芝居を出して繋げるとぉ

あらあら、まぁこれは
お母さんの長いシッポだったんだねぇ

6人兄弟で育った、やべみつのり少年は
いつも、お母さんの愛を求めていたそうです。
お母さんの所に着いた最後の場面は、
兄弟5人が、すでにお母さんの背中によじ登っている場面。
最後に着いたねずみ君は、やべみつのり少年でした。
振り返ったお母さんねずみの表情は
とってもあったかいんです。

作品の奥にある作者の想いを聞くと
私達も、その想いを届け共有したいと思って演じられるなぁと思いました。

子ども達が大好きな素敵な作品です

そして、このねずみ君、さらにお楽しみの
絵描き歌があるのです

プログラムの一番下に
右から左へと描いていきます

やってみてね

やべみつのりさんは、
こどもの気持ちが分かる作家さんだと思っていましたが、
「こどもは、ぼくの先生だから」
と仰って、
こどもと一緒に楽しいことするのが大好きな作家さんなんだと思いました。

紙芝居は共感する文化
だから、
やべみつのりさんの作り出される作品は
こどもの心にピッタリ寄り添うんだ
と、企画中からお話を伺う中で
また作品を語られる中で
気づかされたことです



ね、ステキです


和やかな写真ですが、
只今講演中なんですけど。。。。



その4につづく







楽しかった紙芝居講座 その2

2015年12月15日 | わくわく紙芝居講座2015.11.24
その2の、
はじまり、はじまり
お待たせしました


ナンセンス紙芝居
『ほねほねマンとさかなつり』
脚本 ときわひろみ
画 やべみつのり(童心社)

なんと、本物のほねほねマン?登場?
かと思っちゃうくらいビックリ
ご本人がそうおっしゃって


下関から来てくださった
萩原さんは、お坊さんです。
35年、紙芝居の秀ちゃんとして活躍されています。
もちろん、マイクなしで声がバンバン通ります

活き活きと演じていただきました。
ほねほねマンが画面の中で動き始めましたよ


そこへ
小さな可愛いぃ ほねほねマン 登場だぁ

踊りは よこみちけいこ さんの
長女(小4)長男(小1)の2人による
『おいらほねほねマン!』
作詞・作曲 こいでやすこ
踊り 佐藤まもる



めちゃめちゃ盛り上がりました
とっても楽しいサプライズ
ありがとうありがとう
やべみつのりマン、大喜びでパチリ
講演中とは思えないなぁ


ピアノ演奏は、
呉在住の 紙芝居・絵本作家『ふうちゃんのそら』の脚本・画を手がけた
よこみちけいこ先生自ら、
キャーすてき
ありがとうございます



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