呉かみしばいのつどい ~紙芝居はワクワクどきどき~

子ども達と心を通わせ、共感の感性を育む
日本独自の文化、紙芝居
紙芝居の輪が広がりますように~

全日本語りの祭りIN松江②

2016年09月26日 | ふうちゃんのそら
つづきです。

全日本語りの祭りは、
テーマ別に、
ホテルの部屋やホール5部屋で、エントリーした人が次々と語られます。
夜は夜語りで、誰でも語ることができるという語りつくしの2晩なのです。

どの部屋に、聞きに行こうか迷ってしまいます。
そして、どの部屋も人でいっぱいで溢れています。

2日目の、
分科会第1部では、
⑤古事記と神話の世界1を、聞きに行きました。
さっすが神話の国、神々の語りが地元の人から聞けて良かった〜〜
八雲の部屋も、高齢者への語りと紙芝居の部屋も行きたかったよ〜

分科会第2部では、
妖怪・妖精の話の部屋に行ったら、人が溢れて入室できない状態。
⑩歌のある話しに参加。
こちらも楽しくて、良かったです。
司会の、荒木文子さんの進行に乗って、アッと言う間でした。
荒木文子さんは、歌って踊れる素敵な紙芝居作家さんです。
手遊び歌も、楽しくて勉強になりました。

そして、ついに来た!!
分科会第3部、紙芝居のお部屋です。
こちらにエントリーさせていただきました。
紙芝居『ふうちゃんのそら』
お部屋はこんな感じで、いっぱいの人。

あ〜

(私が演じてる写真はないんだけど)
味わったことのない緊張.....
愉しい紙芝居を観に来られているお客さんの中.....
震える思いで『ふうちゃんのそら』を演じたのでした。
ガクガクしたわ〜〜
あ〜〜仲間の温かい励ましがなかったら、心が折れてました。

持って行った絵本『ふうちゃんのそら』5冊は、すべてお買い上げいただきました。
ありがとうございました。
余韻で涙が止まらないと、言ってくださった方、嬉しいです


全日本語りの祭りは、2年に1度の開催で今年が第16回だから32年目ですか?
え〜〜凄い、長い歴史がありますね。

温泉に入ってても、お話が弾みます。
「どちらからですか?」と聞くと、
皆さん日本中からいらっしゃっているんですが、
「私は20年前から、参加してるから」とか、「第6回から来てます」とか、とか、2年に1度の旅行と学びの場として楽しみにされている方でいっぱいでした。

皆さん、とての穏やかで若々しい方ばかりです!
新参者の私達、東京の紙芝居仲間せせらぎのメンバー3人は、タジタジでしたが、語りの世界の一員として参加させていただきました。

語り漬けの2泊3日は、聞く楽しさを味わい、パワーをいただきました。
スタッッフの皆さんありがとうございました。

全日本語りの祭りは、第1回目からの語りのプログラムや様子が詳しく掲載されています
こちらから

番外編
めちゃめちゃ堪らない〜〜玉造温泉 若竹寿司 のランチ!!


食べログより、実際の方がスゴイです。
「あ〜もう食べられない〜」と言いながら、白旗を揚げようと思うと、あっ美味しいネタが掘り出され「もう〜ネタが重なって美味しい」モグモグ???
もう訳わかんないです。ご飯半分って頼んだよね〜〜
境港直送だ!!
行列、行列の店でした。











全日本語りの祭りIN松江①

2016年09月20日 | 紙芝居
「第13回 全日本語りの祭り」に参加しました。
2年に1度、開催地を変えての語りの大イベントです


特に、小泉八雲のひ孫にあたる、小泉凡先生のお話しは、興味深く印象的でした。

写真を持ちいてわかりやすく、八雲の生誕の地ギリシャから始まり、アイルランドでの生活が合わず、またギリシャに戻るなど、母親と暮らせない寂しい子ども時代の中、八雲が語りの影響を受けた人などを紹介されました。

日本の幽霊や妖怪、八百万の神や宍道湖の風景が八雲にとって故郷に似て、馴染みやすい土地だったことを知ることができました。

幼い頃に聞いた語りは記憶の中で繋がり、遠く離れた日本で故郷での語りと融合されて鮮やかに蘇り、人びとの心に改めて宿るのかな〜と、、、。
これを機に、小泉八雲の怪談を少しずつ読んでみたいと思いました。

凡先生のお話しは、2回目です。
穏やかで、素敵です。


会場は、玉造温泉玉泉。
お庭が美しいのが印象的。
お風呂も素晴らしかったです
全国から350名の参加です。
凄いです〜〜
スタッフの皆さんのパワーがみなぎっていました



つづく






新刊絵本のチラシがイイ!!

2016年09月20日 | 絵本
童心社 9月の新刊絵本と紙芝居のチラシです

先日ご案内した、よこみち けいこ先生の絵本『かあさんのまほうのかばん』が、左上に大〜きく出でいますよ〜
ジャーン!! すご〜い

妹や弟が出来て、頑張って我慢して、愛されていることに少し不安になっているお兄ちゃんお姉ちゃんに、パパママやばぁば、じぃじが読んであげてくださいね。

かばんの中に入っているものを見ていると、じんわりと愛が伝わり気持ちが温かくなります。
かあさんのかばんの中身、ばあちゃんのかばんの中身、僕のかばんの中身、、、。

このお話しは既婚、未婚、子どもを持つ持たないに関わりなく、かつて子どもだった私達の心の奥にしまっていた、あの頃の気持ちが蘇る、そんな素敵なお話しです。

何気ない毎日の中の大切な時間を切り取り語りかけてくれる、、、。
よこみち先生の作品は、大切な事を思いださせてくれて、前向きに生きる勇気をくださいます






いちごの家9月紙芝居会

2016年09月19日 | いちごの家 熊野 紙芝居
月に1回
放課後等デイサービスいちごの家くまの
に紙芝居を通して、コミュニケーションを取る楽しみや、共感することの喜びを体験してもらえたら良いな~と思って、伺っています

9/8(木)16:00~新学期が始まりました。
紙芝居大好きな生徒さん、生徒さん4人くらいと、先生5人くらいでした。

はじまるよったら、はじまるよ
紙芝居
『ごろごろ じゃぽーん』
脚本・絵 長野ヒデ子 (童心社)
『ロボットカミィ ちびぞうのまき』
脚本 古田足日 画 田畑精一 (童心社)

子どもたちが、子ども時代を子どもとして伸びやかに生きていけるように、未来への希望や光を心に抱いていけるようにという、古田足日さんの子ども賛歌だと感じます。(一部抜粋)
↑は童心社のホームページの、書評をぜひ読んでいただきたきたくて、抜粋しました。
母のひろば2016年3月号に掲載された、素敵なご紹介文です。(紹介文を書かれた小堀さんは元保育士さんで、とっても素敵な方です)
こちらから
この、ロボットカミィは児童書がありますよね
紙芝居を見た子ども達に紹介して、手渡せるチャンスだと思いました
紙芝居はシリーズで4作品あります。
こちらからどうぞ

手遊び
おはしに おさらに ぼたもち だんご

『ちいさなおばけ』
脚本・画 せなけいこ (教育画劇)
十五夜のお話し、ちょうどピッタリ
泣いているうさぎを女子生徒さん、お月見だんごに化けてあげるおばけに男子生徒さんが、気持ちを込めて演じました


『ニャーオン』
脚本 都丸つや子・画 渡辺享子 (童心社)
こちらも、お月見の時期にピッタリの紙芝居。
お月様を取りたいニャーオンが、お月様を追いかける臨場感と静けさが伝わり、紙芝居ならではの醍醐味を味わえ、心に残る名作です(第29回高橋五山奨励賞)

私、実は演じる気マンマンだったんです
ニャーオンの動きを、抜いて差し込むタイミングなど練習を重ねた作品で、腕まくりしておりましたら
「やりた〜い❣️」
あら?あっさりと⁉︎
女子生徒さんが演じることになり、私は観客席の方へ
そしたら、、、、
なんと、私が演じるための書込みもちゃんと見ながら演じた女子生徒さん、めちゃめちゃ良かったんです
素直な声と、一生懸命さが小さなニャーオンのふわふわの可愛さとぴったり

さらに、初めて観る側に回れた私。
ニャーオンは素敵で美しい作品だなぁ〜と、女子生徒さんに気づかせてもらいました。
拍手、拍手
どんどん上手になるね〜

いちごの生徒さん、いつもありがとう







よこみちけいこさんの新刊絵本

2016年09月12日 | 絵本
9/15に、呉の誇り
『ふうちゃんのそら』の作家さん
よこみち けいこさんの、新刊絵本が出版されます。
今回は作家さんとして、文章を書かれています。
なんと出版まで、8年の道のりがあったそうです。

絵は、なかざわくみこさん。
割り箸使った繊細なタッチで、よこみちワールドを表現されています。

よこみち けいこ 文
なかざわ くみこ 絵

かあさんのかばんからは、妹のまこのよだれかけに、おむつ、おもちゃ……なんでも出てくる。それなのに、ぼくのズボンは出てこなかった。「なーんや。まこのまほうのかばんなんや」家に帰ってしょんぼりしていると、あめだまを持ってきてくれたばあちゃん。「ばあちゃんのかばんは、ちいさいなあ」でも、ばあちゃんのかばんには、ぼくがいた! それに、かあさんのかばんの中にも…!? かばんには、家族への愛がつまってる!(童心社HPより)




よこみち けいこさんのブログも、ご覧くださいネ〜絵本作家への道。
作品を生み出すって凄いことなんだなぁ〜〜
でも、勇気と元気とやる気をもらえますよ!! 若い人に読んで欲しいなー
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さあ、みんなで買いに行きまかなくっちゃ〜。
図書館へ、リクエストにGO

『かあさんのまほうのかばん』です。