呉かみしばいのつどい ~紙芝居はワクワクどきどき~

子ども達と心を通わせ、共感の感性を育む
日本独自の文化、紙芝居
紙芝居の輪が広がりますように~

港町小学校6年1組

2016年05月10日 | ふうちゃんのそら
5/9(月)
港町小学校は、130年以上の歴史ある小学校です。
河原石駅の側の、円形校舎の小学校です。

6年1組の生徒さんの、
平和学習の第1弾として
紙芝居『ふうちゃんのそら』を演じに行きました。

さすが6年生
みんなの真剣な姿!
観入っています。
ふうちゃんからのメッセージも届けました。

いつもの「にじ」の歌は、アカペラで合唱しました

中峠さんが、質問を受けています。

男子
「防空壕には、何時間くらい居たのですか?」
中峠さん
「夜の11時から、朝の8時か9時くらいかな?よくわからないけど、明け方ではなかったわ」

「防空壕が、わかりますか?」と聞くと、皆んなが知ってると言うので、びっくりしました。
なんと、なんと
港町小学校の校庭の下は、大きな防空壕だったそうです。ヘェ~

男子「空襲があってから、どうやって生活していたのですか」
中峠「親戚の家で暮してましたが、お金もなく貧しかったです」などなど…

教室に入って
質問の時間をたっぷり取ったので、戦争中の話が長くなってしまいました。
すぐに感想を聞けば良かったと、反省しています。
「戦争は悲惨な目にあうから嫌だ」
「戦争は惨めで苦しい暮らしになるから嫌だ」
と話す生徒さんが多かったのですが、
「戦争のない平和な世界を作りたい」
「平和な世の中を続けていきたい」
との発表もたくさんあり、励まされました

教頭先生が、
「皆んな平和が良い。と感想を言ってくれたけど、平和って何もしなくてもずっと続くかね?考えてみようね。」
と素晴らしい問いかけをされました。

生徒さん達の、純粋な眼差しに胸が熱くなりました。
嬉しかったです。

『ふうちゃんのそら』が生まれて、たくさんの出会いがありました。
観た人から、次の人に手渡していただき、広がっていることに感謝しています。

6年生さん、ありがとう。
また、『ふうちゃんそら』を子ども達に観せて欲しいとご連絡くださった、
港町小学校の校長先生、ありがとうございます。