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ぐーたら専業主婦の引きこもりブログです(笑)

【宝塚歌劇】星組「ロミオとジュリエット」2013

2013-08-28 11:32:49 | 宝塚歌劇
久々の記事は宝塚歌劇ネタです

昨日、東京宝塚劇場で上演中の、星組「ロミオとジュリエット」を
観劇して参りました
(引きこもりブログのハズが…


以下、長文です、お赦し下さい

以前の記事で、2010年に上演された星組のロミジュリについて
レビュー(これも長文)させて頂きましたが…
今回は、また星組での再演。それも大劇場で
(初演は小劇場で、フィナーレもナシ)
これまで大劇場では音月桂率いる雪組と、龍真咲率いる月組で
再演されましたが、私は雪ver.も月ver.とも
DVD観ていません

以下、興奮冷めやらぬ間に観劇して来た感想を

さて、まず大劇場になったことによって、演出や振り付けが色々変更されています。
(これは雪&月ver.にも言えることですが…)
そして、ナマのオーケストラの迫力が凄まじい
DVDでも鬼気迫るシーンの「ヴェローナ」、大劇場版だと人数も増えて
溢れるエネルギーが押し寄せるようで最初から鳥肌立ちまくり

そして紅ゆずるティボルト登場の時点でさらに大興奮
思った通りのカッコ良さ&存在感紅ティボの思い切りの良い
キレっぷりと危ない感じが観ていて爽快なくらい。そして時折見せる
ジュリエットへの思慕と切ない表情…ギャップにクラクラです
  

柚希ロミオはさすがの安定感。
初演の時と演技はほぼ変わらず。
それだけ初演が完成されていたということでしょう
母性をくすぐられる初々しいロミオは堂々健在でした
  

また、ねねちゃんジュリエットには、再演なのだからと
歌唱力のレベルアップを期待していたら…期待以上
初演時とは、根本的に歌い方を変えて来た感じ

初演では、「♪早くその人に巡り会いたい♪」とか
「♪でも私会ったこともないのよ♪」、「♪私そんな妻になりたくない♪」
の歌い方がヒドかったですが…
とっても歌唱が安定していました。声もよく伸びるし、
地声と裏声の切り替えも無理がなくなり自然でした

そして、初演のブリっ子が抑えられ、楚々とした
どこか儚げなジュリエットに。
    
ただ、全体的に演技が控えめと言うか、ジュリエットの
存在感が薄くなったような…。

「世界の王」のナンバーでは、とにかくベンヴォーリオに
目が釘付けに…抜群の歌唱力、キレのあるダンス、
シルバーの短髪もよく似合っていて、ちゃんとロミオの親友に見えた
演じる礼真琴さんは研5だから、かなり上級生の柚希礼音さんや
壱城あずささんとお稽古など絡みにくかっただろうに…。

この場面だけでなく、その後も礼真琴ベンヴォーリオが出る度に
オペラグラスで追いかけてしまいました
ベンヴォーリオ役に礼真琴を大抜擢した小池修一郎氏の采配に
拍手を送らざるを得ません
  

「世界の王」の後に、マーキューシオがロミオを仮面舞踏会に誘う
「マブの女王」は大好きなナンバーのうちの1つ。
初演の紅マーキューシオは音程が残念な感じでしたが、
壱城マーキューシオは無難に、時々シャウトもきかせて歌ってました

でもやっぱり私は紅マーの方が好きです
 

仮面舞踏会のシーンでは、DVDに映っていないやり取りが
舞台だと色々観られて良かったです。目がいくつあっても
足りないくらいでしたこの時も礼真琴ベンのダンスがキレキレで
ついつい目で追ってしまう。
「天使の歌が聞こえる」のシーンでは主役の2人がとにかく美しくて
    

バルコニーのシーン。今回新しく作られたジュリエットのピンクのドレス、
すごく好きです
   
「きれいは汚い」のシーンでは銀橋&客席降りがあって、
手拍子もあり、劇場一体となって楽しめました

「エメ」を生オーケストラで聴けるなんて~ここもずっと鳥肌。
本当に、なんて美しい2人なんだろう…。トップコンビ組んで(2009年4月~)
もう5年目の円熟したカップルでのロミジュリ…本当の恋人同士のよう
  

めちゃくちゃ楽しみにしていた、紅ティボの「今日こそその日」
キャピュレットの娘っ子達のダンスの振付は、初演のほうが好み。
でも、やはり大劇場版は人数も多くてキャピュレットのレッドチームの
ダンサー達の激しいダンスと、ティボルトの、ロミオに対する迸るほどの憎悪や
ジュリエットへの深い愛が一気に噴き出すような、迫力満点のシーンでした
  
マーキューシオをナイフで刺した後は…ひたすら紅ティボを
オペラグラスで追っていたので、気付いたらマーキューシオが息絶えてました
マーが歌っている間、紅ティボはキャピュレットの娘っ子をはべらせて
お酒をグイグイ煽り、モンタギュー一族を階段上から見下ろし、
悪そうな笑顔を浮かべながら歓談…男臭さ&色気ムンムン

初夜からの、夜明けの2人。今にも消え入りそうに身を寄せ合い、
切なくて悲しくて、もうこの辺から涙…
  

礼真琴ベンの「どうやって伝えよう」の素晴らしい歌唱力に
これまた鳥肌~
ロミオがジュリエットの死を知って服毒し、
ジュリエット覚醒後ロミオの死に気付き自ら胸を刺し息絶える…の
くだりは、何度見ても涙ナシではいられません…
  

そして…大劇場版の醍醐味と言えば、フィナーレがあること

これまで大劇場において雪組・月組で再演されたロミジュリですが…
星組ver.のフィナーレは、とにかく踊って踊って踊りまくる
まず銀橋での2番手ポジによるソロ。もちろん紅君。
ピンクのメッシュの入った金短髪でした麗しい…
本当に歌が上達したなぁ…

ロケットが終わり、娘役達に囲まれての柚希礼音様の激しいダンス
「憎しみ」のナンバーをフラメンコ調にアレンジした曲で、
ゴールドの衣装に身を包み、ロミオとは違った大人の雰囲気

その後は紅君をセンターに男役達の群舞
「今日こそその日」のアレンジも振付も本当にカッコ良くて…
そして柚希礼音様が途中から加わり「エメ」へ。
ダンスのキレがハンパない

そしてトップコンビによるデュエットダンスは「愛ゆえに」の
ナンバーで、大人っぽくしっとりとダンサーの2人ならではの
難易度の高い息の合ったダンス。
ねねちゃんの衣装がシースルーになっていてセクシー

パレードまでがあっという間でした 
観劇レビューは以上です

今回DVDもキャトルレーヴで買って、早速夫と観ました
Aパターン・Bパターンそれぞれに良いトコロがあると思うけど…
やっぱり紅ティボは固定希望、真風涼帆のマーキューシオを観てみたかったな…。
Aパターンで真風涼帆が「死」って勿体ない気がして
そりゃ、めちゃめちゃハマり役なのは重々承知していますが。

星組の次回作は、皇帝ナポレオンを題材にした
「眠らない男 ーナポレオン・愛と栄光の涯にー」で、
なんとフランス・ミュージカルとの合作で、楽曲を手がけるのが
今回のロミジュリのナンバー作曲者ジェラール・プレスギュルヴィック
そしてまたもや小池修一郎氏による作・演出
まさに宝塚100周年の幕開けに相応しい作品ですね

なんだか小池作品が星組に偏り過ぎてて他の組が不憫です

ねねちゃんも歌唱が安定して来たことですし、
星組で「エリザベート」実現したら良いなぁ…
ねねちゃんの年齢的にも、エリザを15歳の少女から演じるなら
今あたりが限界な気がするし。

願わくば、無理な役替りはやめにして、トート・エリザベート・
フランツ・ルキーニあたりは固定にして欲しい
ただでさえ難しい楽曲ばかりなのですから…
ルドルフを壱城あずさ・礼真琴とかで役替りにする程度で…

んで、専科を客演させたりせず星組メンバーだけでやって欲しい
フランツは当然紅君で。歌う時の声を老けさせるための
場数を踏むって意味でフランツは適役だし、成長著しい紅君にとっても
良いステップアップになり、さらに声の幅も広がるハズ

ルキーニは真風涼帆で。絶対似合うハズ
ティボルトではキレっぷりが少し物足りなく感じたので
ルキーニで思いっきりキレて欲しいです

…すみません、最後に妄想ばっかり書いてしまいました

次回作も楽しみです

そして、今週末放送の「カフェブレイク」のゲストは紅ゆずる
ティボルトとベンヴォーリオの役替りの様子が、
軽妙な面白トークと共に紅ワールド全開で繰り広げられることでしょう。
絶対観なくちゃ

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