My Life & My Favorite

ぐーたら専業主婦の引きこもりブログです(笑)

【iittala】マリボウル×3

2011-08-27 22:50:30 | イッタラ・アラビアetc.北欧
初めてのイッタラ(iittala)ネタです

イッタラとは、北欧フィンランドのライフスタイルメーカー
ストライプのデザインの「オリゴ」シリーズは
映画『かもめ食堂』にも登場しました。


最近は涼し気なガラスの「カステヘルミ」が人気のようですね

私の友達はフクロウのデザイン「タイカ」が好きで、
その時は「イッタラ」のものだと知らなかったらしいのですが、
その可愛いフクロウを求めて銀座のイッタラまで足を運んだみたいです


前置きが長くなりましたが…
私の初イッタラは、マリボウル(Maribowl)
なんとマリボウルが商品化されたのは1960年代なのだそう
私の大好きなマリメッコ(Marimekko)とのコラボ商品

どこかクラシックでデコラティブなデザイン
普通にお料理やデザートを盛るのも良し、インテリアのオブジェとして
飾っても良し
雑誌とかでは、セロリを無造作に挿したりアイビーを入れたり
とても素敵な使い方を見かけます
私はオープンシェルフの一角に3つ並べて飾っております

左からセヴィルオレンジ、クリア、パープルです。
買う時に「地味な色にしとけよ~」と言っていた夫、
いざダークブラウンのシェルフに飾ると思っていた以上に
地味な感じに
「コバルトブルーとかターコイズにすれば良かったかな」と
今更言っています…

まぁ買ったのは1年も前ですけど
クリスマスのディスプレイにも使ったりしました。
その時の写真を探したのに見つからず確かに撮ったハズなのに

【アニメ】塔の上のラプンツェル(ネタバレ含)

2011-08-20 20:20:35 | アニメ
3月に公開されたディズニー映画の最新作、
『塔の上のラプンツェル』をやっっと観れました

映画を観た友達みんなに好評だったので、
DVD発売をとても楽しみにしていたボソバユです

私の知っているグリム童話の『ラプンツェル』のストーリーとは
かなり違って、ディズニー節がピリリとそこかしこに効いていました
そもそも「ラプンツェル」とはドイツ語でサラダ菜のこと

出だしがまず斬新でした
ヒーロー、フリン・ライダーのモノクロームで始まります。
以下、ネタバレご注意そしてまたまた長文です、ご容赦を

昔むかし、あるところに、ある特定の歌を歌えば
不老不死で健康(平癒)が手に入るという、黄金に輝く魔法の花があり、
魔女のゴーテルはその花の秘密を世間の人々から隠し、
自分だけがその花の恩恵を享受し、若さを保ち続けていた
魔女ゴーテルは本当は400歳らしい。

ある王国の王妃様が身ごもったが、重篤な病気に罹ってしまう
王国の家来や国中の人達が、王妃の病気を癒すために
伝説の「奇跡の花」を捜し求め、魔女ゴーテルが隠していた
魔法の花を根こそぎ持って行き、その花のエッセンスを口にした
王妃の病気は治り、可愛いプリンセスが産まれる

その赤子こそがラプンツェル
王国とその城下町の描写が、モンサンミッシェルみたいでツボです
ちょっと天空の城ラピュタみたいだし。
ラプンツェルは王妃のブルネット色の髪とは
違い、黄金色の髪を持つ少女。世間から隠して来た
魔法の花の気配を魔女ゴーテルは敏感に察知したらしく、
お城に忍び込み、スヤスヤベビーベッドで眠っている
ベビーラプンツェルに向かって歌を歌った。
するとベビーラプンツェルの髪は黄金の光を放ち、
老婆だった魔女ゴーテルはみるみる若返る。

魔女はラプンツェルの髪の毛を持ち帰ろうと一部
断髪するが、切ってしまった髪の毛は黄金色からブルネット色に変色し、
魔法の輝きは失われてしまうのだった・・・。
一度切ってしまった髪の毛は二度と魔法が使えない。
ラプンツェルごと奪うしかないと決心した魔女ゴーテルは
ベビーラプンツェルを連れ去り、誰にも見つからない(であろう)森の奥深く、
塔のてっぺんに閉じ込め、再びラプンツェルの魔法の髪の毛の力を
世間から隠し、自分だけが不老不死と平癒の力を独占し続ける…。

な、なんとラプンツェルがプリンセス、しかも魔法少女だったなんて
ディズニーのオリジナリティには感服です
しかも、ラプンツェルが髪を伸ばし続けた理由もこれで説明が付く
生まれて間もないプリンセスが行方不明になり
悲しみに暮れる国王と王妃は、王女の無事を祈って
王女の誕生日には毎年無数の灯りを、国をあげて空へ灯すのだった
森の奥深くの塔に閉じ込められているラプンツェルは、
毎年自分の誕生日に輝く無数の灯りを眺め、灯りの正体を知りたいと
切に思うようになります。
すごいラプンツェルが「塔の外へ出たい」と思うための
動機付けもバッチリ

さて、魔法の力を失わないために髪を切れないまま伸ばし続けて
早18年、ラプンツェルの髪の毛も21m()にまでなりました。
塔に閉じ込められて育ったラプンツェルの唯一のお友達は
カメレオンのパスカル。とっても可愛いです
魔女ゴーテルのことを育ての親「お母様」と言って慕っている。
「灯りの正体をどうしても確かめたい」と思いつめたラプンツェルは
魔女ゴーテルに「塔の外へ出て灯りを間近で見たい」と懇願するが
「お前は一生塔から出てはダメ」と却下される

そしてビックリだったのが、このストーリーのヒーローが
王子様ではなく(原作では王子様)、お尋ね者の盗賊だったこと
お城に入って「王女のティアラ」を盗むという大仕事をした後、
兵隊達(&警護隊長の馬マキシマス)に追われているうちに
森に迷い込み、追手から身を隠すために、たまたま見つけた
ラプンツェルの塔をよじ登って入り込むのだった
この発想にも脱帽盗賊であれば、ラプンツェルに
髪を垂らしてもらわなくても塔に忍び込むことが可能な訳です
キャラクターも、従来のヒーロー像とは全然違って、
どこか冷めていてナルシストで、ユーモラスで悪巧みも働いて
活き活きとした魅力的なキャラに仕上がっています

一方のラプンツェルも、原作では塔に閉じ込められている
可哀想で受身な女の子という感じでしたが、明るくて勇敢で、
多趣味(チェス、ダーツ、お絵描き、ギター、お裁縫、読書…なんでもござれ)で、
情緒豊かで、加えて抜群の運動神経
結構アクロバットなシーンも多くて映画「007」を彷彿とさせました

さて塔に入って来た不法侵入者フリン・ライダーを
ラプンツェルはフライパンで殴って気絶させます。強い・・・、ラプンツェル。
これがヒーローとヒロインの出会いですね。意外過ぎる出会い方
ラプンツェルはフリンが持っていた「王女のティアラ」を隠し、
フリンと「冒険が終わればティアラを返す」という取引をし、
ラプンツェルの「塔の外へ出て灯りを見に行く」冒険に
フリンも付き合うことに。塔の外へ出たばかりのラプンツェルの
はしゃぎ方とフリンの温度差がまた面白すぎでした

冒険の途中の「荒くれ者」達の酒場の場面もディズニー節満開
そして、お城の馬マキシマスが良い味出してます
マキシマス、馬のクセに頭良過ぎで笑える
一緒に旅をしながら、ピンチに遭遇した2人。ラプンツェルは髪の秘密を打ち明け、
フリンは自分の本名が「ユージーン・フィッツハーバード」であることを明かす。
本名を他人に話すのは生まれて初めてのこと。絆を深める二人
一方で、魔女ゴーテルと、フリンの元仕事仲間2人(今はフリンの敵で盗賊兄弟)が
手を組み、ラプンツェルを奪還したいゴーテルと、ティアラ奪還したい
盗賊兄弟の利害が一致し、虎視眈々と物陰からチャンスを狙うのだった。

王女の誕生日当日、お祭り騒ぎで賑わう城下町も
色彩豊かな描写で素敵でした
城下町には、そこかしこに七芒星のような太陽のマークの
旗が。王家の紋章

髪の毛を三つ編みにして、お花で飾ってとっても可愛い
城下町の人々と踊るシーンは、何だか「タイタニック」の
船内パーティーみたいでした

そして圧巻だったのは、ボートの上から眺める、
ラプンツェルが実物を目にすることをずっと望んでいた無数の灯り
ああーーーー映画館で、3D映像で見たかったぁぁぁ

ボート上で、心を通い合わせた2人

ここから色々あるのですが、ラプンツェルは塔に
連れ戻され、フリンはお城の兵隊に捕まってしまう。
塔に戻ったラプンツェルは、塔の中で自分が描いた絵の中に、
城下町で見た王家の紋章を垣間見、自分が王家の
プリンセスであったという記憶が呼び戻されます
ここも感動した王家の紋章がこんな伏線になっていたとは
そして、魔女ゴーテルこそが自分を塔に閉じ込めた張本人であることも
思い出し、「もう二度と髪の魔法は使わせない」とゴーテルに告げる。
憤慨したゴーテルはラプンツェルを捕え、再び誰の目にも届かぬ場所へ
ラプンツェルと身を隠そうとする。

いよいよクライマックス。
ラプンツェルの命が危ないと気付いたフリンは堅固な警備を
掻い潜り、脱獄してラプンツェルが捕まっている塔へ戻る
獄中には酒場で出会った荒くれ者がフリン脱獄に手を貸し、
しかも荒くれ者達を城へ呼んだのは警護馬のマキシマス
ああ、もうマキシマス大好きだ~~
最初は宿敵同士だったフリンとマキシマスが奇妙な友情で
結ばれていたことを確認した瞬間でした

塔に戻り、塔の窓から垂らされた髪の毛をよじ登ると、
待ち伏せしていた魔女ゴーテルにナイフで腹部を刺され倒れるフリン。
最大のピーーーンチ急所を刺され、息も絶え絶え。
捕らえられているラプンツェルは魔女ゴーテルに「フリンの怪我を
治させて欲しい。そうすれば後は言う通りにする」と取引しようとする。
自身の髪が持つ魔法(平癒)の力を使うために歌おうとするが
フリンはラプンツェルが魔女ゴーテルに永遠に捕らえられることを懸念し
「歌うな」と力なく言う
ラプンツェルが顔を近付けた時に、フリンは最後の力を振り絞って
床に飛び散った鏡の破片でラプンツェルの髪の毛をバッサリ切り落とす
黄金色だった髪の毛はみるみるブルレット色に変色し、魔法の力を失った…。
フリンの怪我を治すことができない…

それを見たゴーテルは悲鳴をあげ「なんてことするのよ」と叫びながら
どんどん老化が進み(元は400歳ですから)、ヨボヨボの老婆になり、
最後はカメレオンのパスカルに足を引っ掛けられ()、
塔のてっぺんの窓から転落し絶命。パスカル、ナイス
そしてフリンも出血多量で気絶…
しかしラプンツェルの涙がフリンの頬に落ちると、これまた
魔法の髪の毛と同様の効果がフリンの傷口は
みるみる癒えて元通りに

エピローグでは本当の両親、国王と王妃との感動の再会
ラプンツェルとフリンも結婚してハッピーエンドでした
結局国王と王妃は一言も言葉を発さなかったな・・・。
ゴーテルも「魔女」だけど終始魔法使わなかったし。
つーか盗賊と王女って結婚できるのね
勇敢なヒロインと、どこか冷めたヒーロー、グリム童話も
ずいぶん新しいスタイルにアレンジされたものですね
ウォルト・ディズニー生誕110周年、ディズニー映画50作品目。
美しく重厚な映像、よく練られたストーリー。
ディズニーの意地と底力を見られた作品でした
待っているだけのお姫様像は、現代社会にはそぐわないのかも知れませんね。
ラプンツェルのように夢を持って、それを実現させるために
行動に移すことが大事
CGでここまで表現できるものかと感嘆するばかりでさすがディズニー
ラプンツェルをテーマにしたアトラクションも
そのうちディズニーリゾートに登場する日が来るでしょうね
観て大満足の一作でした

【食べ物】おばあちゃんの梅ジャム

2011-08-17 22:57:14 | 食べ物・飲み物
祖母が「梅ジャムをたくさん作ったからボソバユちゃんも
ぜひ食べてみて」と梅ジャムをくれました。


これがもう、本当に美味しい

梅の酸っぱさは抑えられていて、でも甘さは控えめで、
後味もスッキリしていて…。クセになりそう
でも一瓶しかないから大切に食べなくちゃ

目分量だからレシピはないらしい…

祖母は料理上手で、手間暇を惜しまない人なのです。
私なんてジャム自体作ったことないですよ…

【Fire King】ジェダイ ジェーンレイ プラッター(3)

2011-08-15 21:01:41 | ファイヤーキング(Fire King)
ファイヤーキングネタです

以前(123)に登場している、ジェダイのジェーンレイシリーズの
オーバルプラッターです

オーバルプラッターをメインに記事を書くのは3回目なので(3)としました

ある時は一人ご飯用のテリーヌを作って置いてみたり

↑分量を間違えて、かなり薄っぺらいテリーヌになってしまった

またある時は、友達とのティータイムに、切ったパンを置いたり
(ティータイムも終盤ですけど…)↓


最近、ジェダイネタが続いているなぁ…。
そういえばキャラマグやホワイトのシリーズが
全然登場していません

気分的に、今はジェダイを楽しみたいのかも知れません

スヌーピーやミッキー、ストロベリーショートケーキシリーズ、
せっかくあるのでちゃんとキュリオケースに飾りたい
でも置く場所がないーーー

さて話は変わりますが、gooブログでは「アクセス解析体験キャンペーン中」
アメブロではアクセス解析は無料なのに~
で、見てみると先日アップした「ガラスの仮面」の47巻のレビューの記事の
アクセスが多くてびっくりしました

ご訪問下さる方々ありがとうございます
それから、1年以上前の記事、「クノピックス」で検索して
辿り着く方もいらっしゃるよう。
テーマが全然絞りきれていない当ブログですが、
今後もほそぼそと続けて行きたいなと思います

家族や友達の誰にもこのブログの存在を知らせていないので、
それも続けて来られた一因なのかな

【マンガ】ガラスの仮面 47巻(ネタバレ含)

2011-08-09 01:05:06 | マンガ
マンガネタです

書きたい、書きたい、と思っていて今頃になってしまった、
大好きな大好きな『ガラスの仮面』(以下、「ガラかめ」)の最新刊、
47巻のレビューです

前巻46巻のレビュー(というか、ストーリー)はこちら

あらすじから申します(今回は主人公マヤと速水真澄の関係から
重点的に)と、主人公・北島マヤは、
見た目は冴えない地味な少女だが、こと演劇となると
その類稀なる才能を発揮する「千の仮面を持つ少女」。
演劇界のサラブレッドと呼ばれる姫川亜弓が
唯一「ライバル」と認める存在であり、「紅天女」の主演候補として
切磋琢磨し合う仲
こういう「好敵手」がいるマンガは読んでて燃えます

元々貧乏な出自のマヤは、当初は劇団「つきかげ」に奨学生として
入団して月影先生の指導の下メキメキと実力を付ける。
マヤの初舞台は「若草物語」の四女ベス。
この初舞台の時からマヤの立つ舞台の度に、
匿名で初めてのファンから「紫のバラ」が届くようになった。
いつしかマヤは顔も名前も分からない紫のバラの贈り主を
「紫のバラの人」と呼び慕うようになる。
劇団「つきかげ」は、演劇プロダクション「大都芸能」の策略により
閉鎖に追い込まれてしまうのだった。

「大都芸能」の社長は「冷血漢」「仕事の鬼」と謳われた
速水真澄であった。劇団「つきかげ」を廃団に追いやった張本人…
この時から心底速水真澄を憎むマヤ。
一方で速水真澄はマヤの演劇に対するひたむきさから、
11歳も年下であることに戸惑いながらも次第にマヤに惹かれて行く。

実は速水真澄こそが「紫のバラの人」であり、
紫のバラを贈るだけでなく、貧乏なマヤに匿名で
高校に行かせてあげたり、匿名でマヤの出演する予定の
オンボロ劇場をピカピカに改築してあげたり…そこにはいつも
「あなたのファンより」というメッセージと紫のバラが添えられていた。
速水真澄は、マヤのピンチには必ず「紫のバラの人」として影から見守り
支え続けて来たのです
足長おじさんみたいなものです

色々な偶然が重なり、一番憎い人=紫のバラの人=速水真澄
であることを悟るマヤ。そして46巻では速水真澄に
いつの間にか惹かれている自分に気付きます
当の速水真澄は「マヤは自分を憎んでいる。自分が紫のバラの
贈り主であることは隠し通そう」と思っています。
さらに速水真澄には鷹宮グループ総帥の孫娘・紫織さんという
婚約者が…マヤは自分の恋は諦めなければならない、と
速水真澄が自分みたいなガキんちょを相手にするはずがない、と
思い込んでいますああ、じれったい

前置きが長くなりましたが…47巻。どうなる二人以下ネタバレ有です。
ご注意下さいここからは、これまでの筋をご存知の方にしか
分からないような書き方をしておりますが、悪しからず
くわえて、長文ですご容赦を


でもその前に46巻のおさらいを(じらしている訳じゃありません)
紫織さんの召使いに渡された「速水真澄との手切れ金」としての
1000万円の小切手を、紫織さんに返却しにクルーズ船に乗り込んだマヤ。
この「ワンナイトクルーズ」は紫織さんが速水真澄との絆を
確かなものにしようと(既成事実を作ろうと)自ら企画したモノだった
しかし紫織さんはクルーズ船の波止場に向かう途中
交通渋滞に巻き込まれ乗船時間に間に合わず

速水真澄は何も知らされずに「ワンナイト」クルーズ船に
乗せられ、スイートルームのキングサイズダブルベッドを見て驚愕し
例のごとく白目になり(笑)、帰ろうとするが、
チケットも無しで船に乗り込んだマヤが追い返されそうになっているのを
速水真澄が発見2人を乗せて、クルーズ船は出港
さぁ、どうなるワンナイトクルーズ というのが前巻。

なぜか場面は変わって船内ディナー。同じテーブルで
豪華ディナーを食べる速水真澄とマヤ。
真澄の「なぜ船に乗ったんだ?」との問いに、「紫織さんにコレ(1000万円の小切手)を
返しに…」と小切手を出すマヤ。
「私はあなたの大切な婚約者に何もしていないんです」と
改めて弁解。速水真澄は、鷹宮名義の
”速水真澄との手切れ金”小切手をビリッと破り、
「これが俺の気持ちだ。」
紫織さんの策略でマヤが紫織さんのドレスを汚した張本人にされたり
婚約指輪泥棒にされたりして、速水真澄とマヤの間に出来た溝も
なくなり、速水真澄は「君を疑ってすまなかった」と陳謝。解決

そして何故かドレスアップして現れるマヤ
ドレスやアクセサリーは速水真澄が用意したモノ。豪華客船の中で
普段着だと浮いてしまうものね。速水真澄の心遣い…
美しく変身したマヤに、速水真澄は思わず言葉を失う。
(心の声)いつの間にこんなに大人っぽくなっていたのか…
ここでツッコミ。『二人の王女』アルディスの初登場シーンでも
同じリアクションだったような…
あの時も「チビちゃん、君はいつの間にか…」と感動していたのを忘れないで
(過去を振り返る部分は、出来れば過去の絵柄付きでお願いしたい

ドレス姿のままで船内ショーを楽しみ、ダンスホールで
二人で踊ることに。踊りながら「私、速水さんと踊ってる…夢みたい…」と
幸せを噛み締めるマヤ
ダンス後、二人で甲板に出て満天の星空を見る。
紅天女の里でも見た満天の星…「あの時も速水さんが隣にいましたね
(速水真澄は少年時代からプラネタリウムが好きで
星空が大好きしかし「都会では星が少ししか見えない」と言ったら
婚約者の紫織さんには「私には星よりも都会の銀河が
魅力的ですわ」と言われ落ち込んだことがある。マヤと紫織さんとの決定的違い)

夜も更けた頃…紫織さんが自分と速水真澄が泊まるために用意した
スイートルームへ、マヤと2人で入る速水真澄。
マヤは「この部屋で速水さんと2人きり…」とドキドキし、
ついでに読者の私もめっちゃドキドキした訳でありますが…
そんなマヤ(&読者)の期待が、次のコマの「クスッ」という
速水真澄の笑いにより打ち砕かれます
「安心しろ。君を襲ったりしない。そう怯えた顔をするな
俺はどこか他で寝るからこの部屋は君が使え」みたいなことを言って
去っていく。

しかし、マヤは見てしまった
キングサイズの、枕が2つ並んだダブルベッドを
速水真澄自身が紫織さんとのために用意した部屋だと勘違いするマヤ。
「いやだ…私こんな部屋でなんか寝られない…」と泣き崩れるマヤ。

来ていたドレスから、自分の着て来た普段着(LOVE FOR YOUと書いてある)に
着替え、クスン、クスン、と泣きながら甲板に出ると、
そこには感傷にふけって夜風にあたっている速水真澄。
服のセンスは相変わらずな「ガラかめ」です
「LOVE FOR YOU」って

ドレスと靴、そして部屋の鍵も速水真澄に返し、
「あの部屋は速水さんが紫織さんのために用意したものですよね、
私そんな部屋で寝れません」と言いながらジンワリ涙が溢れるマヤ。
その場から立ち去ろうとするマヤに真澄は「待て」と引き止め、
クルーズが紫織さんのサプライズであり、部屋も自分が
用意したものでない、と「言い訳」をする。
「君の姿を見るまでは帰ろうと思っていた…」
「俺もあの部屋に泊まらん」と部屋の鍵を海へ投げ捨てた。
「ドレスと靴も俺のプレゼントだ。受け取ってくれないか」

宿泊する部屋もなく、別々のソファで結局眠った2人。
夜が明け、船上に差し込む朝日に感動するマヤ。近くのソファに
眠る速水真澄をたたき起こし、2人で日の出を見る。

ふと、自分の血が付着したハンカチのことを思い出す速水真澄。
暴漢に襲われた時、紫織さんの証言によればマヤは「すぐに
逃げ出して」しまったハズ。しかし、このハンカチをマヤが
もしも受け取れば、一晩中自分の傍に付いて看病していてくれた人こそ
マヤということになる。そして、夢うつつに聞いた
阿古夜の愛のセリフ、あれももしかして現実なのか…?

「これを…忘れ物だ。」
ハンカチを見せた途端にカッと顔を真赤にするマヤ。
速水さんが寝ている間に演じた阿古夜の愛の告白を
聞かれていたかも知れない…口付けに気付かれたかも知れない…
恥ずかしくなりつつハンカチを受け取るマヤ。

受 け 取 っ た … 

本当に、夢ではないのかも知れない…まさかまさか…
白目になる速水真澄。
「君に頼みがある。君の阿古夜を見せてくれ」

「速水さんは何か感づいているのかも」と緊張の面持ち…
誰もいない2人きりの甲板で、速水真澄への想いを阿古夜の台詞に
重ねて懸命に演じるマヤ。
「この声、台詞、言い回し…あの時の…
デジャヴ感満載の速水真澄。「ではあの夜俺にふれた唇は…
まさかマヤが俺を…信じられない…

ここまで来たらいい加減信じてくれーーー読者ヤキモキ
阿古夜を演じながら、必死で速水真澄への想いをぶつけるマヤ。
「もうダメだ、完敗だ…
もうこれ以上自分の心をだませない…」と
思わずマヤを抱きしめる速水真澄。
ついに…やったーーーーーーー

めっちゃここ興奮しました

ポイントは、まだ「紫のバラの人」であることを明かしていないこと
その前に通い合った、2人の心
余韻に浸るように、抱き合ったまま気持ちを確かめ合う2人…。
速水真澄は「チビちゃん」ではなく「マヤ」と呼び、
「今度伊豆の別荘に来ないか」とマヤを誘う。
「えっ?」と真澄のほうを向くと、照れと戸惑いの入り混じった表情の真澄。
「良いんですか?そんな大切な場所に私なんかが行って」とアッサリOKした
マヤに対し、「いいのか?俺ひとりだぞ」と確認する真澄…
「私もひとりで行きます」と答えたマヤ、
「きっとその夜は帰れない…」と予感します。ああああ楽しみ過ぎる
できれば真澄様には顔の斜め線(赤くなる表情)を控えめにして頂きたい
ヘレン・ケラーの稽古中別荘で思わずマヤを抱きしめた時の、
クールな内に秘める情熱、みたいなのを絵で表現して欲しい…

2人にとっての夢のようなワンナイトクルーズは終わり。
波止場で不安げな表情で船の帰りを待っていた婚約者・紫織さん。
速水真澄の傍にマヤがいるのを目撃して顔面蒼白
さらに破られた小切手を速水真澄に「破いたのは私です」と突き返され
その場に卒倒してしまう

一方、クルーズ船に乗ってしまったマヤを迎えに
桜小路君も波止場にバイクで来ていたのだった。
しかし速水真澄と寄り添って出て来たマヤを見て違和感を覚える。
(桜小路・心の声)なぜマヤちゃんが速水さんと…
速水真澄は真剣な表情で「桜小路君、マヤを頼む」と言う。
(桜小路・心の声)なんだか変だ、ふたりとも… 気になる…

卒倒した紫織さんの元へ向かいその場を去ろうとする速水真澄。
マヤは「私まだ大事なこと伝えてない…!」と速水真澄を追いかけ、
(せっかく迎えに来てくれたのに)「桜小路君、先に帰ってて」と
桜小路君を放置ひどい

「私、あなたに伝えたいことが…
私早く大人になりますから、私のこと待っていて下さい…」と
涙をポロポロ流して懇願するマヤ。
「もちろんだとも…君こそ俺を信じて待っていてくれ
ヒシと熱い抱擁を交わすマヤと真澄それを
顔面蒼白状態で影から見つめる桜小路君…何この神構図は

「どうなっているんだ信じられない…誰か夢だと言ってくれ…
とその場を立ち去る桜小路君
「たった一夜の船の上で何があったんだ」思い巡らし
バイクを走らせる桜小路君、赤信号に気付かず交差点を突っ切り
トラックに衝突してしまうという大惨事に

一方、気絶中でベッドに横たわる紫織さんを見つめ、
紫織さんが吐いたウソや、小切手の件が解せぬという表情の速水真澄。

そんな中、桜小路君の大事故の知らせがマヤの耳に。
桜小路を放置した自分を悔やみ涙を流しながら何度も
心の中で謝罪するマヤ。桜小路君は命に別状はないが、
全治2ヶ月の大怪我。1ヶ月後の紅天女の試演には回復が間に合わない。
しかし演じる一真は元は野盗、怪我の状態で演じることに。
苦肉の策

紫織さんが気絶中の間も、敏腕秘書水城さんや「大都芸能の影」
聖さんの証言により、徐々に紫織さんの悪事が
暴かれていく
「もしや紫織さんは紫のバラの贈り主=速水真澄だと気付いている?」
着々と2人の超豪華結婚式の準備が進んで行く。
すべてキャンセルとなると一騒動だな」とクールに呟く速水真澄に
思わず唖然とする秘書水城さん
「俺は鷹宮一族を敵に回すかも知れん」
覚悟を決めた厳しい表情の速水真澄の横顔。

(速水真澄・心の声)嵐が来そうだ…あの子を嵐に巻き込みたくない…
マヤ…!どんなことをしても君を守ってみせる…!

48巻に続く。
(※若干、コミックの順番通りではない部分があります。)

阿古夜の「捨てて下され、名前も過去も。
阿古夜だけのものになって下され」というセリフが引っかかる…
鷹宮グループを敵に回せば大都芸能の社長の椅子から
降ろされる可能性もあるのでしょうか?

大都芸能の社長の座にいたからこそ紫のバラの人として
経済的に支えられる資力があったというもの…今後の展開が少し怖い
速水真澄は何もかも失ってしまうのか…?そんな結末は避けて欲しい
父・速水英介からは「大都芸能で『紅天女』を上演できないのなら
北島マヤを潰せ」とまで言われているし…
先行きは波乱万丈
どうやってマヤを守るというのでしょう
どうかどうか、ハッピーエンドでありますように…

ああーーー48巻発売が待ち遠しいです