TS-690(前の記事参照)の不具合と共にJST-245も・・・
電源ONにてやはり5~6秒後ノイズ音と表示部が蘇る。
ダミーロードを繋ぎKEYダウンをするとほぼ定格通り
各バンド50W出ておりちょっとほっとして、
背面の受信用アンテナ端子に適当なビニール電線を突っ込み、
エージングがてら中波放送を受信。
相変わらず柔らかめの優しい音・・・でっ!30分ほど経った頃
いきなり音声ダウン!AFゲイン等あちこちいじってみるが・・・
ふとFMモードにすると聞こえてくる!ナンじゃこれ?
送信もFMモード以外NG・・・
とっくにJRCはアフターサービス停止しており専用パーツは
望み薄のためコリャだめかな?っとちょっと落ち込み・・・
取りあえず全体の清掃と磨きをすると、あの「赤バッチ」が
復活。やっぱり格好いいな~と思い、ショップの修理・整備に
期待して預けることに決定(事前にTELで了解取って)
2週間ほどで帰還。基準発振回路のTC交換・調整、VCOのトリマー
交換・調整、ANTリレー交換、全体調整(fズレ調整・出力調整等々)
何とか致命的な問題は今のところ発生していないが
何しろ年代物で尚且つメーカーのフォローは望めないため
あまり無理はかけられないなぁ~
このRIGは確か2000年頃清水の舞台から3回ほど飛び降りて購入。
455に500kフィルタを奢ったけどフィルタ自体が高価で
これ一発だけ実装。でも十分CWの混み混みでも対応可能。
購入時はほぼ6mしか出ていなかったので、口の悪いローカルから
「宝の持ち腐れ」「ネコに・・・」と言われていた(hi
実際そうなんだけれど、なんとなく昔からJRCの赤バッチに
あこがれていたんで・・・前モデルのJST-135も良い機械
なんだけど、JST-245が出た時に「絶対買おう」と決めていた。
良いところ
1・とにかく内部ノイズが少なくて静か(最大のポイントと思ってる)
2・つまみとスイッチのみで直感的な操作性
3・各種スイッチ・つまみの使いやすいレイアウト
4・デザイン(T・Y・I社には無いデザイン)
5・3系統のアンテナ端子+受信専用ピン端子
6・3段のATT
7・素早いAT(当時としては)*但しHF帯のみ50Mhz帯は効かない
8・電源内蔵(スイッチング電源)
9・PWB・BWCの効き具合
う~んなところ
1・メータ切り替えが送信時にしか変更できない(PO・SWR・ALC)
2・NOTCH・NBの効きが?
3・500KごとのPLL切り替え音?(一瞬途切れる)
4・FANの音が結構大きい
総じて大変使いやすいRIGで今でもかなり気に入ってます。
受信感度に関してはあまりに静かすぎて感度が悪い様な
気がしますが、実は結構耳は良いですよ。ノイズ音が聞こえないので
感度悪い?っと誤解されます。
ヘッドフォンをして聞いていると弱いCW信号をチューンすると
フワッと浮き上がって聞こえてくる。
ただ、50Mhzに関しては良い耳とは言いがたいのですが
まぁRF AMP入れっぱなしになってます(hi
ただ今後はJRCでのアフターは無いし、内部部品もJRC製の
オリジナルパーツが結構あるので修理必要時苦労しそうです。
あまり負荷をかけずにのんびり使うつもり・・・
by jj1wgg
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MailにてResいたしましたのでご参考にお願いいたします。
なかなかJRCの修理は難しくなって行きますね・・・
詳細はMailにて送りますね!