「もののあはれ」の物語

古き世のうたびとたちへ寄せる思いと折に触れての雑感です。

領収証

2006年05月19日 | ああ!日本語
 スーパーなどのレジで精算して受け取る紙片には、「領収書」とあります。
公共料金、水道、電気、ガスなどは、口座引き落としであっても、「領収証」になっているのにお気付きでしょうか。

 郵便局では、定形外郵便の料金140円を支払って、受け取ったレシートは卒業証書並みの「領収証書」でした。

 今年は隣組の会計係が回ってきて、金銭を受け取ったり、支払ったりの都度、この「領収証」「領収書」に悩みます。

 本来は、いうまでもなく金銭を受け取った「あかし」で、証拠になるものですから、単なる書き付けの「書」でなくて、「証」でしょう。でも、辞書には「領収書」しか出ていないのもあります。
 そうなると、権利証でなくて、権利書でいいのかな、と考えてしまいます。

 会員証、免許証は、やはり、書には置き換えられないようです。