金を失う道 更新記録&雑記帳

 拙HP「金を失う道」の更新内容です。

京都にて

2015年06月28日 13時47分18秒 | その他
この週末、京都のボークス本社にて毎年恒例(今年で7回目)のレールエクスポが開催されています。

特に買いたい物、見たい物もなかったし、手持ちもなかったのですが、相変わらず低迷しているやる気にカツを入れる機会にもなるかと思い、出掛けてきました。

でも、会場を一回りしても各社のブースを覗いて廻っても、我が気持ちに変化は訪れず、却って心に「?」を増やすものとなってしまいました。

沢山の子供が奇声を上げて走りまわっていたことや、同類と思われたくないような客が多かったことなど、原因はいろいろ思い付きます。

いや、そんなことは行く前から判っていたはず。

それ以上に、展示内容の稀薄さやマンネリさの方が、遥かにガッカリ感を増長させていたように思います。


鉄道模型って、こんなんだったっけ?

それが一番の感想です。

私がいちばん危惧していた、リカちゃんハウスの世界に益々近づいて行っているような気がします。

カツミさんの半田教室を覗いたとき、指導役の方のやるせない表情に同情したくなりました。


一刻も早くその場を離れたい気持ちで、帰途につきかけたのですが、あるパーツが欲しかったことを思い出し(ボークスでは在庫が無かったので)、京都では有名な八条口模型店へ寄ってみることにしました。

こちらは冷やかし客や子供、初心者などを嫌うとかなんとか、ネット上の書き込み(一部の意見です)を見たこともあってちょっと気がひけたのですが。

でも、とりあえずお店に近いイオンの駐車場へ車を預け(無断駐車とも言う?)、徒歩にてお店へ向かいました。


初めて訪れる店なのに、なんとも懐かしい匂いのする店構え。

おそるおそる入店すると、奥のカウンターに、厳めしい顔付きの御主人が鎮座されております。

すぐに、「何かおさがしですか」の声。

おこええ~よー、とか思いながら、探しているパーツを告げると、御主人の表情は見る見る柔和に。

ひょっとしたら、昔かたぎの鉄道模型趣味、みたいなところで受けいれてもらえたのでしょうか?

パーツに関しては、時代的にもう取り扱いがないとかで入手できなかったのですが、その後、御主人や奥さままで加わっていろんな話しができ、とてもよい気持ちでお店を出ることができました。

やる気を戴いたような妙な気持ちです。


趣味って、勿論、鉄道模型に限ったことではないですが、やはりヒトとの関わりが必要なんだということを噛み締めた瞬間でもありました。

ボークスにはそれが無かったということなんでしょうかね。

ま、それだけではないでしょうけれども・・・



そんなこんなを感じながら工作台上へ視線をやり、塗装をひん剥いて裸にした↓を眺めています。

これ鉛製(?)なんですよね。

半田付けができないんですよね?

瞬間接着剤ではな~



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