constructive monologue

エゴイストの言説遊戯

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2005年11月02日 | hrat
今日の『毎日新聞』は、スポーツ欄を使い尽くす形で、ナベツネとのインタビューを掲載(渡辺巨人会長:野球協約すべてを超越 インタビューで断言)。内容に目新しい点はなく、「インタビューした」ことにニュース性があるのみ。

そのナベツネと並んで、仲良くインタビューに応じ、球界の改革のため辞意を撤回すると語る根来コミッショナー(NPB:根来コミッショナーが辞意撤回 本社取材に応じ)。昨年のストライキ騒動で「無能者」の烙印を押された人物が「改革」を訴えたところで、ナベツネの犬としか認識されないことにまだ気づいていないようだ。その意味で11月3日が休日の関係で「ナベツネの忠犬根来コミッショナーが配った(笑)『居座り文書』」という記事を掲載した『週刊文春』11月10日号が今日発売であることは根来コミッショナーの運のなさを示唆している。

・追記(11月3日)
『週刊文春』に辞意撤回の記事が掲載されるのを制する形で、自らの口からそれを表明するためのインタビューというのが真実味のある解釈だろう。
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