去年の年末に、長女が職場から「金の成る木」の苗を頂いてきたんです。
最初に頂いたのは、もう十数年育てている苗が大きくなりすぎたので切り分けた苗で、
代々受け継いで大切に育てたものなので、ぜひ!といっていただいてきたもの・・・
そんな大切な苗を枯らせては罰が当たる
ってことで、
娘が持ち帰った苗を早速小鉢に植え替えたものの・・・
なにせ、名前が「金の成る木」でもあるので
罰が当たるとかっていうより、枯らせてしまったらビンボーになりそうで
それから毎朝、その苗をみては無事に育ってくれるだろうか・・・と
不安で不安でしかたなかったのですが・・・
それから暫らくして、
娘がまた別の方から「金の成る木」を頂いてきて
それも、2苗・・・
なんでも、
モ●ゾフのプリンのガラスカップにこぢんまりと植えられたその苗は雄の木と雌の木らしく、
見た目はフツーの「金の成る木」にしか見えなくて、
どちらが雄で、どちらが雌の木なのかさっぱりわからなかったのだけど
よぉ~く見ると、片方の苗には小さな白い蕾の様な塊がついていたのでびっくり
へぇ~、金の成る木って、花が咲くんだ・・・
蕾は白いけれど、いったいどんな花が咲くのか、是非見てみたい
とはいうものの、
その花が咲くまでちゃんと苗を育てられるのか否か
兎に角、自信があるとか無いとかよりも、
枯らせたら大変
ってことばかりが頭の中によぎり
ましてや「花」が落ちてしまったら、「金運」を逃してしまう様な気がして
苗を見るたび不安になったりなんかして・・・
しかも、プリンのカップに植えられていた苗を寒さから守るために台所に置いていたら
土にうっすらとカビが生えてきたりなんかしたもので
慌てて多肉植物用の土を買ってきて植木鉢に植え直してベランダに置いたのだけれど
今度は土がサラサラしすぎて枯れてしまわないか
寒さでダメになってしまわないか
と気になって気になって・・・
そんな過保護な「金の成る木」でしたが、
ある晴れた日の朝、雨戸を開けたら苗に小さな星形の白い花が・・・
今迄金の成る木って、やたら生い茂るだけで花なんか咲かないと思っていただけに
なんだか貴重な体験をしたみたいで、すんごく感激
折角苗を分けて下さった方にご報告ができる様、
このまま無事に苗が大きく育ってくれますように・・・って、
相変わらず毎朝「金の成る木」を見守っております