こんな女将の独り言(神戸福原ぼっかけ「あーちゃん」お店blog)

神戸は福原で細々と営んでいる「ぼっかけうどん」のお店「あーちゃん」の女将がうだうだと日々のあれこれを語ります(笑)

☆・・あーちゃんニュース!・・☆

  ★いよいよお待ちかね!ぼっかけかす汁開始★ 今年は早くも猛暑の頃から「かす汁まだ?!」の問い合わせがあり、10月に突入するや、毎日問い合わせが殺到する事態に^0^; 金時人参や霜の降りた冬大根・・、まだまだ冬野菜が入手できる状態ではありませんが、かす汁ファンのお客様の要望に応えるべく、「ぼっかけかす汁」開始させていただくことになりました(^0^)ノでも、本当に美味しくなるのはまだまだこれからです!!

今の自分にできること

2013年05月22日 | Weblog
この年になって、何を思ったのか

2週間前から始めだした羊毛フエルトの犬人形。。




やりだすと楽しくて、

時間があるとチクチクと羊毛を紡いでいます

なにせ、使う道具ときたら

羊毛とニードル(専用針)と鋏だけだし、

手間がかからないのが不精の私にもってこい・・・みたいな

で、

初めて作ったダックスから

先週は、羊毛が無くて買いに行く間もなかったので

家の中にある安物の毛糸をスリッカーでほぐして

チワワを作ってみました



チワワといえば、

私の脳裏にあるのは

出目金で舌出し・・・なイメ―ジ

でもって、コーヒーカップに入る小ささ・・・


出来上がった人形は、ちょっと目が小さいけれど

なんとかチワワのイメージを生かした(舌が出てます)作品が作れました


それから三作目に仕上げたのは、

昔、トリマーの学校に通っている時に モデル犬としてお世話になった

お友達のプードルさん。。

飼い主の方は新宿に住んでおられて

たまに思い出したように電話をくれるのだけど

今年の年明けに電話を下さった後で

お礼にお手紙を送ったら

それが嬉しいと言って贈り物を頂いたのだけれど

私、お礼を送らなきゃ・・

と買っていたお返しをなかなか送れないまま月日が経ってしまい

近々何かを送らねばとおもっていた矢先に

羊毛のフエルト人形にハマり、

そうだレオちゃんをつくってあげよう

って思いついて(でも、似てないけどね

昔よくカットしてあげていたスタイルのプードルを作って送りました




そしたら、次の朝早くに「届いたよ」とTさんから電話があり

今年は2人の近しい身内を亡くされてとても寂しい思いをしていたところに

思わぬプレゼントが届いて感激をした・・・とのこと。。

喜んで貰えて、私も嬉しくなりました


まだまだこの手芸は始めたばかりで解らないことばかりだけれど、

もっと技術向上に励み、色んな犬種や動物を作っていきたいとおもいます


あと、

百円ショップのダイソーに

あまり質は良くないけれど、

羊毛フエルトの材料が売られていることを発見!

練習にはもってこいなので重宝します
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虫、虫ワールド( ̄□ ̄;

2013年05月17日 | Weblog
昨日は家族で月に一度のお墓詣りへ出かけました。

私たちの祖先のお墓は鵯墓地の中にあり、

この季節はつつじがあちこちに咲いていて

とても綺麗だったのですが・・・

車から降りて一軒目のお墓に向かう時、

何気に地面の上で蠢くものを発見・・・

それは黄色地に黒や赤が混ざった、

まるで眉毛の様な“毛虫

思わず「うわわっ」と避けたものの、

ふと辺りを見回すと、

所々に同じ色と模様の毛虫があちらこちらでモゾモゾ・・・・

んもう、虫嫌いの娘の

ぎゃぁ~っ

という悲鳴が鵯の山の中を木霊して

掃除中もずっと

ぎゃぁ~っ

うわぁー

と、それはそれは賑やかなことったら・・・

その、うわぁーの声が

ふわーに聞こえて

おもわず

アンタ、ゴルフ場でキャディさんしたら

と行ってしまった程(笑)


で、一軒目のお墓の掃除後、次のお墓に移動するために

車に戻ろうとした時、

道路脇に植えてある木々を見上げて絶句・・

なんじゃこりゃ~っ


なんと

木から細い糸でぶら下がる大量の毛虫が風に揺られていたのです


その光景に私たちは動けなくなり

ど、どないしたらエエの・・・・

と、途方に暮れてしまいました



なんとか、毛虫の暖簾をすり抜け

やっとの思いで車に飛び込んで次のお墓絵向かう途中も、

木からぶら下がる毛虫が走る車に当ってきて

そのたびに私たちはうわ~っ

と叫び


まるで遊園地のお化け屋敷に入ったような

スリル満点な気分・・・みたいな



なんとか4軒のお墓を掃除して帰ってきたものの、

あの毛虫の大群は、いったい何だったのでしょうか・・・




毎年この季節は、なんだかんだと虫も出てくるのですが、

今年の様な毛虫の大量発生は今まで見たことが無かったので

天変地異の前触れの様で不気味に感じたのですけれど、

これからお墓詣りに行かれる方は

毛虫に刺されないように、くれぐれもお気を付け下さい








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毎日が真剣勝負ですけど。

2013年05月06日 | Weblog
長かったGWも今日で終わり

明日からはまた、いつもの慌しい日々に戻られるのでしょうか。。

そういえば、5月病と言うのは丁度このGWが終わった辺りから

発症するのだとか。。

今日は北海道では8年ぶり?の雪が観測されたり

今年は寒暖の差が激しくて
私も大将も只今風邪を引いて難儀しておりますが
皆さんは大丈夫でしょうか

何はともあれ、

明日からは気持ちをぐっと切り替えて

お仕事、勉学励まれますように




で・・・、

ここからはGW中のお店の中のお話を少し。。

今年は遠方からのお客様の来店が少なかった様で

お店はいつもと変わらない常連さん達でにぎわいましたが、

昨日は風俗店の帰りに立ち寄ってくださった、関西圏のお客様がご来店。

この方たちはうちの「ぼっかけ」に興味を持たれて来られたとのことでした

初めての来店のお客様に「ぼっかけ」をお出しする時は、

大将も私も、うちのうどんの味を気に入ってもらえるかどうか、

「美味しい」の一言を頂けるかどうか、

お客様の反応をいつも見守っています

勿論、美味しい不味いはお客様が決められることで、

私共がいくら美味しいと言っても、お客様の口が、味覚が合わなければ

美味しいという一言は自ずと出てくることもないでしょう。

目の前にお出しした「ぼっかけ」の出汁をまず最初に啜り、

それから牛筋煮込みを食べた後、うどんを一気に食べ始める。。

そして、丼の中の出汁を一滴も残らず平らげて

「美味しかった」の一言が聞けた時、

お客様が満足をされた時は

私達も満足を共有できるのです。

昨日もそんな感じで、始めて来られたお客様から

「美味しかった」の一言を聞くことができたのですが・・・。

お連れの方がこう言われたのです。。

「ぼっかけって、上の具(筋煮込み)で出汁をごまかしとるんやろ?」

突然そう言われた私は、

言葉をどう切り返せばいいのか一瞬解らなくなってしまいました、

さきほどにもお話させて頂いた様に、

その人の口に合う、合わないを決めるのはお客様です。

ですから、うちのうどんを召し上がられた後のどのような感想も真摯に受け止めさせていただき、

一人でも多くのぼっかけファンの方達に召し上がって頂けますように、

そして、

一人でも多くの方から「美味しい」の一言が頂けるように努力していきたいと思っています。

けれど、万人の人の口に合うものをつくることが不可能であるということも重々承知しています。

思考も思想も十人十色で皆違うのですから。。

ですから、率直な意見として頂いたお言葉はしっかり受け止めさせていただきたいと思うものの、

この方に、では、どういう説明をすれば「ぼっかけ」の味を理解いただけるのか・・・



うちの「ぼっかけ」は

決して具材で出汁をごまかしているわけでもなんでもなく、

むしろ、大将が作る出汁は

具材をのものの旨味を生かすために甘味の無い濃い出汁に仕上げています。

具材は国産和牛筋のみで、牛筋を仕入れさせていただいている精肉店は信用のある、

母の代からもう38年以上のおつきあいをさせていただいています。

うちが肉屋さんを変えずにこられたもの、

そこの精肉店の牛筋には肉そのものの旨味が濃いからで、

そこの精肉店の牛筋だからこそ、うちのぼっかけの出汁が映えるからです。

けれど、筋煮込みの味付けは殆どシンプルで、

母の代から見てきましたが、醤油と僅かな調味料のみ、しかも目分量


その点、出汁は違います。

毎日同じ作り方で出しても、同じ味を出すのは難しい・・・と大将が言うぐらい

削り節と昆布、水と火加減の兼ね合いは大切なのです。

毎日同じ分量の削り節が先立っても美味しくないし、

昆布が前に出過ぎても美味しくない・・・。

火加減一つで嫌味な味にもなるし、かといって短時間で出せるような旨味ではない・・・。


毎日同じ出汁を出しても微妙な味の違いを舌先で感じた時は、

作りたての出汁でも丸ごと捨ててしまうことはしょっちゅうですし

そんな出汁で作ったぼっかけは美味しくないのです

だから、うちの「ぼっかけ」は“ごまかし様が無い味”なのだとおもいます。


この方は帰り際に、


「今度来たときは出汁の味がはっきりするうどん、きつねうどんでも食べるわ」

と言われたのですが、

私は

「出汁の味を味わうなら、いっそ“すうどん”でも召し上がってください」とお勧めしました。


きつねうどんの様な甘い揚げの乗ったうどんは、

それこそ本当の出汁の旨味なんて判らないのではないでしょうか(笑)



























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