私と彼の秘密 今思うこと

彼とのLINEは、いつか消した方がいい。
それは、残された人のために…



夏休みの始まり

2022-07-25 20:02:00 | 日記

土日は、LINEをすることなく過ごした。

私は、これまでと違って、穏やかに過ごせたと思う。

それでも、時々、彼の姿を想像してみた。

そこには、必ず家族の姿があって、

自分は、ちゃんとわかってるんだと、

理解した。




月曜日の朝を迎えた。


彼と知り合って変わった事がある。


それは、

犬の散歩に行く前に、必ずお化粧をするようになったこと。


身だしなみをきちんとしないと。


そんな意識になった。


今までは、日焼け止めだけは、塗ってたんだけどね。


髪をまとめて、犬にリードをつける。

さあ、

一週間の始まりだ!




すると、しばらくして、彼からのLINEが来た。


「おはようございます」と、挨拶を交わしながら思った。

待たせ過ぎだとか、淋しすぎるだとか、

以前はよく、口から毒を吐いていたよね。

彼は、心地よくなかっただろうなあ。

と。

少し前の自分が、情けなかった。



彼と電話が繋がった時は、

今更ながら、緊張した。

でも、嬉しかった。


いつまでも、話す事がなくなっても、

このまま繋がっていたい。

そんな風に思いながらも、

家が近づいて来たので、電話を切った。








朝のドラマが始まった。


彼とLINEで、感想を文字で表しながら、一緒に見る。


まるで隣にいてるかのよう。


明日からは、娘と見るから、LINEはできないよ。


うん、わかった。


お互いに、子どもたちの、長い夏休みが始まった。


彼の娘さんのために、


私は、隣の席を空けた。







少しづつ、彼との時間が減ってゆく。

私たちが出会った時、

それは、あのタイミングだったから、親しくなれたんだと思う。

あの頃が、一番、時間が持てたのかもしれない。

出会いにも、タイミングが重要なんだと実感していた。