私と彼の秘密 今思うこと

彼とのLINEは、いつか消した方がいい。
それは、残された人のために…



私の愛し方

2022-08-31 00:58:00 | 日記

こんな関係でも、いいのなら、

続けていきたい。

これからも、よろしくお願いします。




嬉しい。

こちらこそ、よろしくお願いします。




第二章の始まり。






仕事終わりに、LINEを見た。

そしたら、期待していたのに、私のLINEに返事は無かった。

もう、絶望的だと思った。



でも、彼は、こんな終わり方をするだろうか?

ちゃんと、納得のいく形で、終わらせる人だと思う。

彼は、私が犬の散歩に行く時間を狙って、何かアクションを起こすのかも知れない。

そう信じていい気がしていたのも確か。




犬にリードをつけようとした時、LINEの音が鳴った。

彼は、外に出る時間を私の散歩の時間に合わせてくれたのだった。

家族の前で、メールはしないのが、彼の鉄則。

無理なことはしない。

期待に応えられるかどうかも、わからない。

わかってもらえるね。



全部わかるよ。

なのに、無理だった。




彼は、スマホの向こうで、少しあきれた顔をしたのかも知れない。

そして、それぐらい思ってくれてるんだね。と、笑った。




私達は、まだ終われない。

お互い、パートナーに、どこか不満を持つ男と女が、

ここに癒しを求めて、やってくる。

聞いてほしいことがある時や、寄り添ってほしい時。

背中を押してほしい時、甘えたい時。

知りたい時、温もりを求めたい時。



私は常に、

彼が、

心地良くなれるよう、心がける。

それが、

私の、愛し方。










自立への一歩

2022-08-29 20:56:00 | 日記

最終回。

きっともう、彼は、ここには来ないと思うから。

私の引き際が試される時。

数ヶ月の間…夢を見ていたかのよう。

甘い夢。

彼には、感謝しかないです。








応援してくださった方。

毎回、読んでくださった方。

どうもありがとうございました。




私は、これから先、自立しようと努力します。


自立について、彼と語ったことがある。

ぼんやりとしかわからないけど…多分、

その字の通り、

自分で考えて、自分で選択して、

自分のストーリーを生きる。

そんな感じかな?と、思うんです。




彼のストーリーに、私は、通りがかりの人ぐらいには、登場したのかな?


それなら,,嬉しいな。






彼の近況

2022-08-28 00:29:00 | 日記

久しぶりに彼と文字で繋がることができた。

凄く緊張した。

最近の様子を聞けて、ホッとした。

ことしか、覚えてない。

元気そうで良かった。



その後、

LINEを切って、散歩しながら、

空を仰いだ。

どうして泣きそうになるのか、

色々な思いが込み上げて来て、もう、自分でも、ワケがわからなかった。




愛人という生き物は、寂しい生き物なんだと知った気がした。









娘と彼女の別れ

2022-08-27 15:51:00 | 日記




昼ごはんを食べながら、

娘が話を切り出した。

別れようと思う。

そっか、だから最近、彼女がうちに来る機会が減ったのか…。

もう、好きでは無くなったから。

その理由は、いろいろ。

言葉で現すと、きっと、ありきたりなんだろうけど、

そこに至るには、かなりの葛藤があって、

やっと確信を持ったから、切り出したんだろうと思う。

私は、娘の意思を尊重して、背中を押す。

ただ、別れたいと言ったら、相手は、そんな事になったら、死ぬと言ったそうだ。

それはズルい。

その事で、娘は、今の今まで、決断を出来ずに悩んでたのだった。

本当に、相手のことを大事に思うなら、

笑って、今までありがとうって言うだろう。

私が、別れた男性は、そうだった。

ちゃんと私の気持ちを尊重してくれた。



彼女の場合、娘のような理解者に出会える機会は、なかなか無いかも知れない。

性同一性障害に、偏見を持たずに、その人の人間性を好きになり、

そして、支えて、応援して来た。

きっと、彼女は、それに甘え過ぎたんだと思う。

そして、まだ14歳の娘は、それに疲れたんだと思う。






今日、ようやく、娘は、その人とお別れをした。


私が知る限り、2人は出会ってから、もうすぐ2年の月日が経とうとしていた。




お風呂上がりに

2022-08-25 05:44:00 | 日記


お風呂上がりの穏やかな時間。

キッチンでは、お嫁ちゃんがカップラーメンを啜っていて、一才の女の子は、

自分も食べさせてと、アピールしていた。

寝そびれたんだね。

私は、そう声をかけると、その光景を眺めていた。




そしたら、

「お母さん。」

改めてそう切り出す声のトーンに、ただ事ではない雰囲気を感じた。

嫌な予感は的中。

彼女の夫、つまり、うちの次男は、

浮気をしているのかも知れなかった。

まだ確信はない。

でも、怪しいと思われる行動は、いくつかある。

それを声を詰まらせながら、話してくれた。

小さな女の子は、その間も、もっとちょうだいというそぶりを見せては、

満足げに笑顔を見せた。



悪いけど、

今の私には、次男のそれを咎める資格はない。

当人同士で、話し合って、今後のことを納得いく形で決めてほしい。

ただ私ができることは、

お嫁ちゃんが、そんな瞬間でも、

歯を食いしばって、

子供の世話をしている姿に、

辛いのに、よく頑張ってるねと、

寄り添ってあげることぐらい。



お嫁ちゃんは、最後にこう言った。

もうすぐ、私の長女の結婚式があるのだけど、

それが終わったら、

離婚するかも知れないと。




この女の子は、

よく食べる。

そして、よく笑う。

そんな姿を2人でずっと眺めていた。