私と彼の秘密 今思うこと

彼とのLINEは、いつか消した方がいい。
それは、残された人のために…



もう一人の自分

2022-07-02 07:58:00 | 日記


昨夜は、隣に奥さんがいてるのがわかっていたから、

寂しい夜だった。

でも、自分が思うより、辛くなかった。

決して、穏やかではないが、

心が乱れることは、さほど無かった。



女は、めんどくさい生き物。

すぐに、ヤキモチを焼く。

嫉妬する。

そして落ち込む。

自分の気持ちなのに、

自分でどうにもできなくなる。


そして、どうしていいのか分からなくなって、
すねて、相手に当たる。


ああ、めんどくさい!


なのに私は、少し変わった気がする。



もう一人の自分が言うの。

彼は、だからといって、何も変わらないよ。

自分はどう?

自分だって、変わらないでしょう。

って。




いつも、彼のように、客観的に自分を見れるようになれたらいいな。


彼が言うように、依存から、少しでもいいから、自立できるようになりたいな。

とか、自分なりに言い聞かせてきたからなのか、

冷静な自分が、もう一人同居していた。

あなたは、いつからそこにいたの?




自分も理解してもらう代わりに、

相手のことも理解しなければいけない。

そうでしょう?

そう、彼女は言った。





朝、私からLINEを送った。


まだ、涼しい時間帯だけど、
もう仕事なのもわかっていた。

返信がないのも、既読にならないのも、全て予想通りの結果。


そして、思ったより早く、返信が来たのに、逆に驚かされるのだった。


彼は、いつも通り、

おはよう。と挨拶をした。

そして続けた。

携帯を不携帯だったから、返事が遅くなって、ごめんね。


謝らなくていいのに。
全然、謝らなくていいのに。
なんで、彼とつながるだけでこんなに安心感があるの?


私は、そう思いながら、何事も無かったかのように、文字を返した。


すでに、ジリジリと暑くなってきていた。