私と彼の秘密 今思うこと

彼とのLINEは、いつか消した方がいい。
それは、残された人のために…



当たって砕ける

2023-01-22 03:49:00 | 日記

彼は、

悔しいけど、私にヤキモチなど妬かない。

きっとそれに値する人は、奥さんだと思う。

今度聞いてみよう。

もし、奥さんが、寝取られたらどう思うか?

そんな事、聞いてどうするの?

打ちのめされるだけでしょ?




だから、例えばの話。

私が、どんなに夫に愛されていると伝えたところで、

至って冷静。




私は、そんな理由で、私と夫の性生活を暴露したわけではなく、

むしろ逆。

嫌われてもいいや。という投げやりな自分がいたからだ。

どうしたんだろう?

当たって砕けでもいいと思えた。

どうにでもなれ!なんて、今まで思った事なかったのに。

でも、そんな私の気持ちとは裏腹に、彼はまた、

私の心境を笑った。

それがいいの。

これが私の甘え方。

砕くようなことはしない。

それを知ってるから、当たりに行く。






100問の質問に答えた後、

私の性格が、分析されて、8個表示された。

仮に、私がこれを信じたら…。


かなり当たってる。

7個までは。

最後の一つが、どうも、他の性格にそぐわない。

違和感がある。

私は、図太くないと思うのだけど…

あなたは誰?

きっと、これが姿を現したM。




Mの時の私は、確かに図太い。

彼の言いつけを守ろうとしない。

自分の欲求を満たすのに精一杯で、

その先のことは、考えない。




そんなだから、

私と相性の良い人は、

1500人にひとり。

そのひとりに、

私はまだ、出会っていなかったのに、結婚したのかもしれない。


今、ようやく、出会えたのかもしれない。

それとも、一生出会えないのかもしれない。



彼も、私に、砕かれるかもしれない。

私が、彼に、砕かれるのかもしれない。


彼からの贈り物

2023-01-17 10:07:00 | 日記

仕事に行く時間が迫る頃、

何気にスマホを手に取ると、

こんな時間にあるはずのない彼からのLINEがあった。

どうしたのだろう?

私は、そのLINEを読んだ。

これは、彼が書いた小説?

うたのような詩。

いちいち…彼の描写は、私の心を打つ。

彼は表現する。

愛し合う男と女の姿は、

とても綺麗で、

決していやらしいものではないんだと。

ここには宇宙があった。

生命の誕生や、彼女自身の誕生。

私が知る限り、

彼女は、女の幸せを掴んでいる。そう思った。



そして、彼から放たれたさまよう遺伝子は、

彼女自身の体の中に溶け込む。


放心状態となった女の体は、そのためだけに機能していたにちがない。




心が暖かくなった。

ここに出てくる女性は、

なんて幸せなんだろう、と感じた。

こんなふうに、彼に書いてもらえる女性って、いったい誰なの?



私はまだ、その女性が自分だと気が付かない。

いいえ、気が付いていたけど、もったいなくて、どうしたらいいかわからなかった。







一瞬時間が止まっていた。


何度も読み直して、余韻に慕っていたかった。



でも、時間は迫る。

私は、髪の毛を束ねて、

スマホをカバンの中にしまった。





彼の書く文章は、

女を狂わせる。

私は、そのうちの一人にすぎない。






Mの仕業

2023-01-15 08:45:00 | 日記

大失態。

彼が朝、

奥さんの隣でLINEを開いたら、

女がお風呂で、

い、れ、て❤️の
ポーズをしてるんだから、

それは焦るよね。








昨日、彼とLINEでやりとりした後、

私は、彼のものが欲しくて仕方がなかったの。

夫が夜勤でいないから、

私は自由にできる。

お風呂にスマホを持って入ると、

湯船に浸かって体を温め、

身体を洗った後、

ほてった体を自撮りする。

ポーズは、

お尻を突き出した、入れての姿。

ここに、欲しいんです。

お願いします。

腰のくびれもいい具合に見える。

うっすら曇った鏡を通して写した姿は、

彼に見てもらう為だけのもの。





なのに、

朝方…目を覚ましたけど…既読にならず。

消さずに待った。

外が明るくなって、朝になると、

なんて恥じらいのある姿なんだと、

これは、Mの仕業だとまた思う。

早く消したい。





ずっと待って、やっと
既読が付いたのを確認してすぐに消去した





彼から、LINEが来た。

焦った。

隣に奥さんがいてたから、すぐに消したよ。

この手の写真を送るときは、前もって言とといてくれないと困る。




確かに、前にそう言われていたことを覚えてる。

そして私は、謝った。





私は、それを知っていたのに、


あの時、いったい何を考えていたのか、思い出してみた。

あの時…

思考は、限りなくゼロ。

ただのメス豚。

狂ってる。

Mに、そんなことを求めるのが無理なのかもしれない。





彼は、怒ってないだろうか?

本当に申し訳ないことをした。




もっと怒ってくれていいのに。

わたしにそれを求めるのが無理な話。



その時はまだ、

Mは、同居していた。



生きるということ

2023-01-14 11:16:00 | 日記

自分を殺して生きるのは、自殺と同じなんだって。


私は、彼に感謝しないといけない。


彼の前では、自分らしくいられるから。






3年前、コロナがちらほら流行って来た。

私は、大学の学生食堂で働いていたけど、

春休みが終わった後、食堂は完全に休業となった。

その頃、SNSの世界を知るようになり、

少しづつ、知らない人達との交流が始まった。




私のこの関係の始まりは、これがきっかけ。

なにが吉となるか、凶になるか、全くわからないと、実感する。


今になってみれば、学食の休業は、

私にとっては、僥倖だったというわけね。



その後、別の仕事にも巡り合った。

人生は、生きてみないとわからない。

生きるとは、ただ、生きていることとは、違う。

自分を殺さずに生きる。

そんな場所があればいいと思う。

それは、決して、わがままとは、違う。






やっかいな生き物

2023-01-13 01:06:00 | 日記

真冬の夜、街灯もない田園が広がる真ん中で、空を見上げた。

見える限りの全ての星が、そこにはあった。

彼も、この空を眺めるだろうか。

そう思いながら、犬を自由にして歩いた。

どうせ他に誰もいないし、車も通らない。





やがて彼はやって来た。



今日の彼は、男の匂いを漂わせる。

私の耳元で彼がささやく。

生ぬるい吐息がかかる。

鼓膜が震えて、全身に響き渡る。

そして彼の指が、そっと中に入って来て、

出し入れを繰り返す。

私は、脳でリンクして錯覚してしまう。

そこは、私の身体のいったいどこなの?



ずっと彼が欲しかった。

久しぶりに、身体中の感覚が研ぎ澄まされる。

私は、賢い人が好きなの。

弱くてバカな人間は、賢い遺伝子を自分の中に取り込んで、生き延びようとする。

彼の設計図が私にも欲しい。

身体は、受け入れたくて、準備を始める。

そのためなら、なんでも言いなりになる。

私は、あなたに服従します。

心も準備し始める。




私は今、心も身体も、彼のために存在した。

私がどうもがいても、壊れそうだからと、彼に訴えても、

あなたの好きなようにしてくれたらいい。


彼は、私に服従の意味を教えながら、

思いのままにする。

離れていても、この人には逆らえない。

それがまた、Mには心地いい。

彼に任せていたら、全てうまくいく。

そんな安心感に包まれる。

女は、時々、こうやって抱いてあげないといけない生き物なんだ。

やっかいな生き物。

もし、ここが外でなかったら、

暖かなベッドの上だったら、


きっともう、私は天極に、逝けてるだろう。





手が冷たくて、お互い我に返った。

きっとマイナスの世界。

LINEは、手が凍えるね。
そろそろ終わりにしようか。




私は、犬のリードを繋いだ。

ここからは、時折り車も通る道だった。




でも、私の心は、温かかった。


そして、今朝もまだ…余韻に慕っている。

これが女の幸せなんだと。