「私の苦痛が、誰かが笑うきっかけになるかもしれない。しかし、私の笑いが、誰かの苦痛のきっかけになる事だけは絶対にあってはならない」。今日からは、話の枕に俳優がチャールズ・チャップリン氏の名言を中心に取り上げて行こう。Wikipediaで人物を振り返ると「チャールズ・チャップリン・1889年4月16日に生まれ、1977年12月25日に亡くなる。・イギリス出身の映画俳優、映画監督、コメディアン、脚本家、映画プロデューサー、作曲家である。・映画の黎明期において、数々の傑作コメディ映画を作り上げ、「喜劇王」の異名をもつ。・同年代に活躍したコメディアン、バスター・キートンやハロルド・ロイドと並び、「世界の三大喜劇王」と呼ばれる」の以上である。日本では、萩本欽一氏が最も尊敬している喜劇人だ。なので嘗ての「コント55号」のコントはサイレント期のチャップリン映画のスラップスティックコメディ作品を彷彿させるのだろう。(ドタバタのナンセンスだが、あの動きは観ているだけでも面白いからだ。)そんな話はさておき、その名言だが、これこそが「世の為、人の為」だろう。そんな思考が作品にも表れているようにも思われるが、如何なものか?「トーキー以降の作品は、理屈っぽくて面白くない」なんて批評もあるのだが、「ライムライト」なんて観ていると、確かにそうだ。あの作品にある間合いは退屈だが、理解をすると、また違うだろう。
イブは終わり、今日こそがクリスマスだが、小生は仕事でそれ処ではない。その代わり、明日は休みである。午前中は病院だ。そこで「サッサと仕上げてしまおう」と思っているのが、Technics「RS-670U」なるカセットデッキのDolby-Bのエンコードとデコードの調整だ。デコードは、リファレンスになるテープ(YMOの英.ハマースミスオデオンLive 1980のエアチェックテープが現在の定番!)を決めて、再生時の掛かり具合を調整するだけなのだが、厄介なのは録音時のレベル調整だ。録音をしながら原音との差を縮めなければならない。片チャンネルづつ調整をしよう。今月は休みも少なく、何となく(普段も)疲れている。年金の受給に関する案内が来た。すると貰える額も程々で安心をしたが、気づくとそんな年齢になってしまった。それからの生活設計もしなければならない。人生の折り返し地点は、既に過ぎているのだ。それこそ余生だが、その前にすべき事があり、重い問題だ。誰しも通る道ではあるが、父の死と直面すると、より実感が沸いてきた。歳は取るものである。今年も芸能人の死が相次いだ。特にデビューの頃から知る者の他界はショックでもある。病気で死ぬ者も然りだが、決して他人事ではない。小生も持病持ちだ。その上老化は避けられず、仕方ないとは思いつつも、フとそんな事を時折り考えてしまう。「だからこその趣味なのかな?」とも思う。まだ見たいもの、聴いてみたいものもあるが、その好奇心こそ、生活のバネになる。趣味を持つ人は、誰しもそんな感じだろう。確かにネタは尽きず面白い。だから休みの日は、それで殆ど一日を費やす。だがこれが楽しい。
西暦2022年に死亡した有名人の一覧表 - 訃報新聞
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