芸術の秋来たる

朝夕に少し秋の気配が感じられるようになってきました。

でもまだまだ日中は暑いですね。

なので、クーラーの効いた屋内で休日を楽しむべく、いろいろと行き場所を探しています。

昨日、土曜日には益田市のグラントワに行ってみました。以前に一度建物だけは見に来たことがあるのですが、今回は石見美術館に入ってみることにします。

残念ながら企画展は来週からだったのですが、コレクション展の、石見ゆかりの洋画、神楽衣装の美、並河萬里写真展というのを見てきました。

汗だくになって走るツーリングも良いですが、空調の効いた静かな空間で芸術鑑賞もまた良いですね。

ここで、いま、津和野で石見夜神楽の公演が毎日行われているという情報を得て、帰り道なので見て帰るか～と軽い気持ちで津和野へ寄り道です。



昼間は観光客で賑わう殿町界隈も5時を過ぎれば閑散としています。



夜神楽の公演は20時からなので、暇つぶしに殿町から本町、魚町辺りをぶらぶらと…。



適当なところで晩飯を済ませて外へ出ると、もう暗くなっていました。



日が暮れるのが早くなりましたね～。暗くなってしまうと、ぶらぶらしてもあまりおもしろくありません。

しかたがないので、会場へ入ることにしました。1時間前だったので、当然のように1番乗りでした。

会場ではまだ準備の真っ最中らしく、人々が慌ただしく働いておられましたが、意外や子供が多いんです。

やがて、公演が始まりました。



最初の舞いは子供のようです。



神楽って、能のようなものを想像していたのですが、これが意外に動きが早いんですね～。



太鼓と笛のお囃子の調子も良く、だんだんと乗ってきました。（笑）



いやぁ、いいですねー。大蛇退治の場面の蛇の動きも迫力があります。



筵席の一番前で見ていたので、身の危険を感じるほどでした。（笑）



あまり期待していなかったのですが、いいものを見せて頂きました。

ストーリーもヤマタノオロチのお話なんでしょうけど、水戸黄門的単純明快な筋書きでわかりやすいです。

これからの季節、いくつかの神社で奉納夜神楽があるようですが、それも見てみたいです。

で、今日、日曜日は萩美術館浦上記念館へ三輪休雪展を見に行ってきました。

久しぶりの浦上美術館でしたが、新しい棟ができたようで、その陶芸館開館記念の特別展示だそうです。

こちらも良かったです。展示のライティングも絶妙でした。

というわけで、芸術の秋到来！久しぶりに写真も撮りに行きたいなぁ～。

そういえばSONYのα55に触ってきましたが、コンパクトで軽くて連写も速くていい感じ…。（汗）